輪島塗盃 真田幸村・伊達正宗をそれぞれ沈金した戦国BASARA3 タイアップ商品はこれだ!
戦国BASARA3は、真田幸村や伊達正宗などの
戦国武将が多数登場する、人気のゲームソフトです。
この度ご縁があり、戦国BASARA3のご当地アイテムに、
大雅堂の輪島塗(時代椀)が登場し、
ゲーム内で、獲得できるアイテムになりました。
ゲームファンの皆様に、輪島塗を身近に感じて頂ける機会になれば、
と思っています。
戦国BASARA3 タイアップ商品として、
「飾れる・使える」 戦国BASARA3
朱塗り盃・真田幸村沈金 伊達正宗沈金 を
特別製作致しました。
戦国BASARA3のタイアップ商品の製作にあたり、
実際に戦国時代にも使われたであろう器物を選んで
輪島塗らしい美しく、かつ実用的な商品を、と考え、
朱塗りの盃を製作いたしました。
この真田幸村・伊達正宗の輪島塗盃は、それぞれ実際に
末永くお使いいただける、本物の輪島塗です。
真田幸村・伊達正宗の肖像は、輪島ならではの加飾の技・沈金にて
彫られています。
沈金とは
沈金とは、輪島ならではの加飾の技で、
のみで漆の塗面を彫り込み、金銀の箔や粉を埋める技法です。
この沈金は、漆の塗厚が十分でなければ深彫りできず生かされません。
漆の肌に刃先で彫り込んだ繊細な線画で、自在な加飾ができる沈金は、
しっかりした下地にささえられた厚みのある上塗りの、
輪島ならではの技法です。
この沈金の中でも、細かい点を彫っていき、陰影や奥行きをも表現する
点彫りの技術を多用し、
人気の戦国武将を、美しい輪島塗盃に彫り仕上げました。
この盃にお酒をそそげば、真田幸村・伊達正宗の肖像が、
きらきらときらめいて見え、気分は戦国時代にタイムスリップ。
戦国の世には、盃を交わすことが、大変重要なことだったろうと思います。
時には仲間同士、時には敵と胸のうちの探りあい。
さまざまな場面を創造しながら、至福のひと時を。
盃の裏面には、作者の銘が沈金で、CAPCOMの文字が金蒔絵にて
それぞれかかれています。
真田幸村・伊達政宗沈金の作は、日展特選作家 角 康二。
確かな沈金の技に裏打ちされたその作品は、美しく優雅で、幻想的でもあり、
見る人を引き付け、魅了する。
輪島漆芸技術研修所では、後進の指導にも熱心に取り組む。
輪島塗の取り扱いは簡単です。
使った後は、水かぬるま湯で洗ってください。
台所用洗剤の使用ももちろん大丈夫。
この時は手に優しい中性洗剤で、柔らかいスポンジをお使いください。
つけおきも大丈夫。
そのあと、長くしまっておくときは、さっと熱いお湯をくぐらせ水気をきって、
柔らかい布で良く拭いてください。
そして、あまり乾燥しない場所(部屋の低い所)にしまってください。
輪島塗は、全工程完全手作りです。
職人の技が随所にきらりと光ります。
輪島塗は、約600年の歴史を持つ、JAPANとも呼ばれる漆器の最高峰です。
その工程は、23工程・124以上の手数を経て作り出され、
堅牢さと優美さを兼ね備えた日本の誇る伝統工芸です。
600年の歴史は、脈々と今日に受け継がれ、数多くの職人達の腕に宿っています。
第1回製作の盃は、おかげさまで完売いたしました。ありがとうございます。
この後のご注文は、お届けまで約1ヶ月でございます。
ご不明な点やご要望など、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
若島基京雄(わかしまきみお)
全国を行商して歩いた祖父・父は、旅先で大変可愛がって頂き、現在でも祖父・父を知るお得意さまが多数ございます。
祖父・父は、「物がなくても売る」達人 営業マンでした。
お客様の前で輪島塗の器の仕上がりのイメージを、すらすらと絵に描いて見せ、仕上がった見本が無くても注文を取りました。器の形や色、蒔 絵・沈金の模様まで、その場で細かくうち合わせができ、仕上がった品は、大変お喜び頂いたそうです。
私もそうなりたいと、自己流ながら勉強し、輪島の技法の全てを頭にたたき込み、
お客様の求める物のイメージを形にしたい、と思っています。
現在は、器物の 形から、蒔絵・沈金の図案までお客様のご要望に合わせ、
自分で作図して制作にあたります。
頭の中で見える仕上がりの姿を、木地師から蒔絵・沈金師に細かく 指定し、
喜ばれる、そして末永く愛して頂ける輪島塗を生み出していきたいと考えております。
輪島漆器商工業協同組合 組合員
石川県輪島漆芸美術館 友の会 事務局長
合気道 奥能登合氣会 会長
輪島漆器大雅堂株式会社 代表取締役