輪島塗・漆器の買取は致しておりません
輪島漆器大雅堂では、輪島塗・漆器の買取は致しておりません。
お手持ちの輪島塗・漆器の買取を希望されるお客様より
お電話を頂戴いたします。
先代・先先代がお求めになられた輪島塗の御膳や重箱、
座卓や飾り棚などを売却したい。
誠に恐縮ながら、輪島漆器大雅堂では、輪島塗・漆器の買取は致しておりません。
ぜひ日常使いにしてお使いいただきたい、とお話しします。
ご希望に添えず、申し訳ありません。
価値はどのくらいだろうか、とのお問い合わせもございます。
何十年も前の輪島塗の場合は、物価も相当上がっていますので
現在つくるとすれば、高価な金額になるかもしれませんが、
もの自体の漆の劣化や傷などの様子も、価格には大いに関係すると思います。
欲しい方がいて初めて古物は値がつくということだそうですので、
実際には、ひとつひとつ違うようです。
古物商さんに聞いていただくのが一番の早道だと思います。
誠に申し訳ございませんが、輪島漆器大雅堂では、輪島塗・漆器の買取は致しておりません。
若島基京雄(わかしまきみお)
全国を行商して歩いた祖父・父は、旅先で大変可愛がって頂き、現在でも祖父・父を知るお得意さまが多数ございます。
祖父・父は、「物がなくても売る」達人 営業マンでした。
お客様の前で輪島塗の器の仕上がりのイメージを、すらすらと絵に描いて見せ、仕上がった見本が無くても注文を取りました。器の形や色、蒔 絵・沈金の模様まで、その場で細かくうち合わせができ、仕上がった品は、大変お喜び頂いたそうです。
私もそうなりたいと、自己流ながら勉強し、輪島の技法の全てを頭にたたき込み、
お客様の求める物のイメージを形にしたい、と思っています。
現在は、器物の 形から、蒔絵・沈金の図案までお客様のご要望に合わせ、
自分で作図して制作にあたります。
頭の中で見える仕上がりの姿を、木地師から蒔絵・沈金師に細かく 指定し、
喜ばれる、そして末永く愛して頂ける輪島塗を生み出していきたいと考えております。
輪島漆器商工業協同組合 組合員
石川県輪島漆芸美術館 友の会 事務局長
合気道 奥能登合氣会 会長
輪島漆器大雅堂株式会社 代表取締役