盆(ぼん)尺2 鵜島茜塗り
盆(ぼん)尺2 鵜島茜塗り
輪島塗・輪島漆器製造販売。大正13年から続く老舗「輪島漆器大雅堂」です。熟練職人の手で丁寧に作る輪島漆器。修繕についてもお気軽にご相談ください。
これは一体何の箱?輪島塗りのはこ。
美しい溜塗りで、全体に沈黒(ちんこく)を施した美しい箱。これは、一体何の箱でしょうか?
輪島塗の箱は、大変種類が多いものです。
実はこれは、輪島塗・宝石箱用の箱でした。現在でも宝石箱として輪島塗に仕上げ蒔絵や沈金を施して販売致しております。
宝石箱の中は、ビロードを張り込み、大切な宝石や時計・アクセサリーと輪島塗が共にキズつかないように工夫しています。また、見た目も美しいです。
さて、それではこの写真の箱は何の箱?
この箱は、「ペンケース(万年筆入れ)」です。中には写真のように、万年筆を保護ケースごと3本収納することが出来ます。
ペンケースは、机上を彩るアクセサリーの一つでもあります。
しかし、万年筆より目立つことなく、どんな机やお部屋にも合うように、上品で落ち着いた印象のペンケースが良いと思いました。
そこでこのペンケースには、輪島の技が駆使された溜塗りの箱に、宝相華(ほうそうげ)を全体に沈黒致しました。
宝相華(ほうそうげ)とは、牡丹、蓮、石榴などのいろいろな植物の要素を組み合わせて作られた空想の花です。
沈黒(ちんこく)とは、輪島独特の加飾の技・沈金の一種で、のみで塗の表面に模様を彫り、金の替わりに黒を埋める(沈める)技法のことです。
大変上品な印象ですが、そばちかくでご覧頂きますと、沈刻の模様の緻密さと艶やかさに驚かれることでしょう。(写真をクリックすると拡大写真が出ます)
そして、このペンケースは実は2段になっています。
輪島塗のペンケースは、ペンケース自体がデスクワークを楽しくさせるものです。
そして、コレクションケースとしても充分の美しさと機能性を備えています。
このペンケースが、机上にそっと置かれている場面を想像してください。
お客様はきっと気が付かれることでしょう。
しかし、「あの箱は一体何の箱だろう?」と思われるに違い有りません。
上品な光沢を放つ美しい箱に、「これは輪島塗のペンケースなのですよ」と会話がはずんだりして、、、。
この輪島塗ペンケースには、うっとり眺める時間も、ゆっくり磨く時間も付いてきます。
万年筆(まんねんひつ)。
パソコンやメールが普及して、字を書く機会が減ってきています。
日本には、はんこという優れものがあり、外国のように書類や手紙にサインするという習慣もありません。
ボールペンのように、複写に適している・一定の太さに書くことが出来るという、便利な物もあります。
しかし、手書きの文字の温かみが見直されています。
万年筆で書くことの味が、個性を表現することができるから、でしょうか。
蒔絵の万年筆も人気が高まっています。
筆記用具としてだけでなく、蒔絵を楽しむために、お求めになる方が増えています。
昔、印籠のコレクションが「粋」だったように。
そんな万年筆好きのための、ペンケースを作りたいと思い製作した、輪島塗のペンケースです。
輪島塗は高級で扱いにくい、決まり物だけだ、とお思いの方が多いと思いますが、使い方に決まりは有りません。思いつく限り、有効にお使い廻し頂くのが、うまい使い方だと思います。
輪島塗は、もともと全てが手作りです。全てが一点ものですので、「自分だけの輪島塗・世界でただ一つの輪島塗」が、思ったより簡単に出来てしまうのです。
【商品データ】
寸法 W21.5 D12 H10 cm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
盆(ぼん)尺2 鵜島茜塗り
五重椀 古代鶴亀蒔絵(ごじゅうわん つるかめまきえ)鵜島啓二作
漆の素朴な風合いを最大に引き出した、鵜島塗り(うしまぬり)は、伝統工芸士・鵜島啓二(うしまけいじ)の作り出した独特の世界です。
輪島塗の鏡面にも似た顔の写るような光はありませんが、漆の素朴な風合いがあたたかい、そんな輪島の器です。使い込む内に、漆の艶が増していき、どんどん貴方だけの輪島塗にかわっていきます。
重ねる椀・五重椀(ごじゅうわん)
この五重椀は、平泉・中尊寺の三重椀を見てひらめきました。
輪島塗を長くお使い頂くためには、特に食器は、出し入れが簡単でしまいやすい方が良いのでは、と考え使い廻しのしやすい・使用頻度の高い5つの椀を入れ子にしたのがこの五重椀です。
五つの椀をすべて器として使え(椀や皿、小鉢として)、また茶道の懐石に使う四つ椀のように、蓋物としてもお使い下さい。その時は、一番上の小さな器を引き盃としてお使い下さい。
この五重椀は毎日の器として、一人に一組、大きさが違うので食べる量のちがう家族で汁碗として一組、お客様用に一組等、使い方考え方は貴方次第。
様々に使いまわして頂きたい椀・五重椀です。
この五重椀の無地のタイプは、婦人画報2005年12月号に掲載の「石川の工芸100選」に選ばれています。収納しやすい、出し入れが楽なことは使いやすく機能的だということです。
毎日使って欲しい輪島塗だから、この形になりました。
【商品データ】
鶴亀蒔絵 1組 210,000円
無地(黒内茜)1組 140,700円
壁面パネル(へきめんぱねる)龍蒔絵(りゅうまきえ)その4
オーダー蒔絵(まきえ)・壁面パネルの製作が進んでおります。
まずは、壁面パネル龍蒔絵の主役である龍の身体を、高蒔絵にする準備をしていきます。
炭粉を蒔いては乾かし(漆の場合は硬化)を繰り返し、高さを出していきます。
女性のお化粧や輪島塗は、ともに下地が肝心です。
下地がうまく行けば、半分以上完成と同じ。それだけ下準備・下地は大切な作業です。
壁面パネルの完成をイメージしながらの作業は、蒔絵師の経験とかんが大切です。
高蒔絵の場合は、この盛り上げる作業が肝心。
この壁面パネルは大きい作品ですので、全体のバランスをうまくつかんでいくことが難しいところです。
下図は、実物大にコピーして部分的に図をおこし、「置き目(おきめ)」します。
「置き目(おきめ)」とは、塗り物に図案を写すことです。
下図を描いた和紙の裏から漆で線をなぞり、塗り物に押しつけると下図が転写されます。
余談ですが、置き目は「印を付ける」の意にも通じ、「片づけたら、置き目しとかな、忘れるよ」なんて、言われたものです。
次は、壁面パネルの背景となる波部分を描いていきます。
波もまた、立体的に描きたいので盛り上げながら描き進めます。
梅雨時期は特に、漆の扱いに神経を配らなくては行けません。
漆は、湿度によって化学変化をおこし、硬化します。じめじめしたこの時期は、「漆が早い(硬化がはやい)」ので、扱いが大変です。漆は生き物ですから。
波は、壁面パネルの全体に占める面積が大変多いので、壁面パネルの仕上がりを左右します。そのため、小さな板に何度も試し描きをし、感じを確かめながら、作業は進められます。
写真は、波を描き上げ漆をかけて、研ぎ出しているところです。
右上に小さく写っているのが、砥石です。手の力加減で、微妙な色や高さを調整しています。蒔絵師の長年の経験とかんが、発揮される作業です。
研いだところは、壁面パネルの背景を飾る、銀色の波かしらが見え始めています。
壁面パネル全体のバランスが大切ですので、龍の顔のあたりが置き目(おきめ)されています。
白い線が置き目です。
この壁面パネル龍蒔絵の大切なポイントになる、龍の目の貝を張り込みました。
美しい輝きを放っています。
眼孔鋭い、勢いのある龍になりそうで、大変楽しみです。
全体的に手が加えられ、壁面パネルの塗面は見えなくなりました。
これから、どんどん仕上がりに向け作業は進みます。
また、順次お伝えして参ります。
漆器はいいですね。環境にも人にも優しい、そしてあたたかい。
漆(うるし)を漆塗りをもっと身近に感じて欲しい。輪島漆器大雅堂(株)の願いです。
衝立(ついたて)牡丹沈金(ぼたんちんきん)笠原桐翠作
大輪の牡丹の花は、その美しさや香りのよさから富貴の象徴として、古来より好まれてきた吉祥模様です。
美しい牡丹を、細やかな沈金の技で表現し、鮮やかな色をつけて仕上げた衝立(ついたて)は、優雅な印象を受ける美しい衝立です。
輪島塗の衝立(ついたて)は、「高級家具」のイメージがあります。
確かに高級で、価格も高級です。
しかし、輪島塗衝立(ついたて)は、「一生もの」ひいては「末代まで」もお使い頂けるように、修理・修繕の体制がしっかり整っています。
イメージチェンジもリメイクも出来ます。末長く使い続けられる衝立(ついたて)なのです。
トータルコストで、長い目でみて考えて頂ければ、輪島塗の家具・衝立(ついたて)は「お買い得」とも言える、素晴らしい伝統工芸品です。
漆器はいいですね。環境にも人にも優しい、そしてあたたかい。
漆(うるし)を漆塗りをもっと身近に感じて欲しい。輪島漆器大雅堂(株)の願いです。
【商品データ】
定価 1,575,000円
寸法 W1100 D300 H1090 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
座敷机ざしきづくえ(座卓)絵替わり草花蒔絵(えがわりそうかまきえ)川原秀作
座卓の蒔絵を5種類の草花蒔絵見本よりお選び頂いて作る草花蒔絵座卓です。
美しい溜塗りの座卓に、お好きな花の蒔絵を描いて仕上げます。
座卓に描く草花蒔絵は、どれも古来より愛され続ける代表的な花。
座卓に描く蒔絵の見本を、実際に見てお選び頂けるので、仕上がりのイメージがしやすく、気軽にオーダー蒔絵をお楽しみ頂けます。
溜塗(ためぬり)は、黒や朱塗りより、1回多く手間がかかります。
はじめに朱漆を塗り、次に朱合漆(しゅあいうるし)というべっこう色の漆を塗っているからです。
その雰囲気は、戦前の天皇陛下の御車が溜塗であったように、高貴で落ち着いていて華麗です。
溜(溜塗り)とは
中塗りに朱漆を塗り、上塗りに朱合い漆という半透明の漆をぬる技法。
漆は時間が経つにつれて透明度が増してくる、という特性を生かし、中塗りの朱が漆が薄くのるふちのほうから透けて、落ち着いた中にも華やかさのある、雰囲気をかもします。
経年の変化を、逆に楽しみにしていただきたいものです。
鉄線(てっせん)
鉄線は、鉄のように強いつるをもつ植物という意味である。
その優美な姿が、古来より大変好まれ、桃山時代頃から小袖や能装束に描かれてきた。
唐草文様になっているものも多く、連綿と続くイメージから吉事が終わり無く続く吉祥文様である。
椿(つばき)
椿の花は、花が終わるとはらはら散るのではなく、花のままぽろりと落ちることから、敬遠されることも多いが、じつは、椿の木は、神の宿り木として、知る人ぞ知る霊木である。
お話しに登場する不老長寿の「仙人」の持つ杖(つえ)は、椿で出来ているそうであり、春を告げる聖なる花ともいわれる。
桜(さくら)
日本では、花といえば桜、といえるほど親しまれており、日本の国花でもある。
美しく咲きぱっと散る、そのいさぎよさが日本人の心を打つともいわれますが、長い冬が終わったあとの、早春の満開の桜の花の可憐さは、誰しもが見とれる美しさである。
萩(はぎ)
萩は、秋の七草の一つで、字を分けるとまさに「秋の草」になる。夏から秋にかけて紅紫色もしくは白の蝶型花をつけ、「万葉集」にも多く詠まれている。秋草文様にはかかせない花として、多くの絵画や蒔絵・友禅などに描かれてきた、秋を代表する文様。
水仙(すいせん)
1月から2月にかけて花が咲く水仙。新年の頃に満開になるため、新春の瑞兆花(ずいちょうか)とされる。瑞兆とはおめでたい兆し(きざし)のこと。また、水仙の仙は、天仙の仙ともいわれ、長寿の象徴の吉祥花とされる。
輪島塗は、約600年の歴史を持つ、JAPANとも呼ばれる漆器の最高峰です。その工程は、23工程・124以上の手数を経て作り出され、堅牢さと優美さを兼ね備えた日本の誇る伝統工芸です。 600年の歴史は、脈々と今日に受け継がれ、数多くの職人達の腕に宿っています。
輪島の技術と知識は、貴方のために、ご満足の行く座卓をお作り致します。
漆器はいいですね。環境にも人にも優しい、そしてあたたかい。
漆(うるし)をもっと身近に感じて欲しい。輪島漆器大雅堂(株)の願いです。
この座卓(座敷机)・絵替わり草花蒔絵の、飾り棚(絵替わり)もございます。
輪島塗りの座卓の自慢は、見えない部分も輪島塗であることです。
足の裏側も、天板の裏側も、すべて輪島塗。ですから、どこから見ても輪島塗。
輪島の家具は、全工程完全手作り家具です。職人の技が随所にきらりと光ります。
輪島塗の座卓は、「高級座卓」のイメージがあります。
確かに高級で、価格も高級です。
しかし、輪島塗座卓は、「一生もの」ひいては「末代まで」もお使い頂けるように、修理・修繕の体制がしっかり整っています。
イメージチェンジもリメイクも出来ます。末長く使い続けられる座卓なのです。
トータルコストで、長い目でみて考えて頂ければ、輪島塗の座卓は「お買い得」とも言える、素晴らしい伝統工芸品です。
【商品データ】
定価 892,500円
寸法 W1212 D910 H340 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
飾り棚(かざりだな)絵替わり草花蒔絵(えがわりそうかまきえ)川原秀作
飾り棚の蒔絵を5種類の草花蒔絵見本よりお選び頂いて作る草花蒔絵飾り棚です。
美しい溜塗りの飾り棚に、お好きな花の蒔絵を描いて仕上げます。
溜塗(ためぬり)は、黒や朱塗りより、1回多く手間がかかります。
はじめに朱漆を塗り、次に朱合漆(しゅあいうるし)というべっこう色の漆を塗っているからです。
その雰囲気は、戦前の天皇陛下の御車が溜塗であったように、高貴で落ち着いていて華麗です。
溜(溜塗り)とは
中塗りに朱漆を塗り、上塗りに朱合い漆という半透明の漆をぬる技法。
漆は時間が経つにつれて透明度が増してくる、という特性を生かし、中塗りの朱が漆が薄くのるふちのほうから透けて、落ち着いた中にも華やかさのある、雰囲気をかもします。
経年の変化を、逆に楽しみにしていただきたいものです。
飾り棚に描く草花蒔絵は、どれも古来より愛され続ける代表的な花。
飾り棚に描く蒔絵の見本を、実際に見てお選び頂けるので、仕上がりのイメージがしやすく、気軽にオーダー蒔絵をお楽しみ頂けます。
鉄線(てっせん)
鉄線は、鉄のように強いつるをもつ植物という意味である。
その優美な姿が、古来より大変好まれ、桃山時代頃から小袖や能装束に描かれてきた。
唐草文様になっているものも多く、連綿と続くイメージから吉事が終わり無く続く吉祥文様である。
椿(つばき)
椿の花は、花が終わるとはらはら散るのではなく、花のままぽろりと落ちることから、敬遠されることも多いが、じつは、椿の木は、神の宿り木として、知る人ぞ知る霊木である。
お話しに登場する不老長寿の「仙人」の持つ杖(つえ)は、椿で出来ているそうであり、春を告げる聖なる花ともいわれる。
桜(さくら)
日本では、花といえば桜、といえるほど親しまれており、日本の国花でもある。
美しく咲きぱっと散る、そのいさぎよさが日本人の心を打つともいわれますが、長い冬が終わったあとの、早春の満開の桜の花の可憐さは、誰しもが見とれる美しさである。
萩(はぎ)
萩は、秋の七草の一つで、字を分けるとまさに「秋の草」になる。夏から秋にかけて紅紫色もしくは白の蝶型花をつけ、「万葉集」にも多く詠まれている。秋草文様にはかかせない花として、多くの絵画や蒔絵・友禅などに描かれてきた、秋を代表する文様。
水仙(すいせん)
1月から2月にかけて花が咲く水仙。新年の頃に満開になるため、新春の瑞兆花(ずいちょうか)とされる。瑞兆とはおめでたい兆し(きざし)のこと。また、水仙の仙は、天仙の仙ともいわれ、長寿の象徴の吉祥花とされる。
輪島塗は、約600年の歴史を持つ、JAPANとも呼ばれる漆器の最高峰です。その工程は、23工程・124以上の手数を経て作り出され、堅牢さと優美さを兼ね備えた日本の誇る伝統工芸です。 600年の歴史は、脈々と今日に受け継がれ、数多くの職人達の腕に宿っています。
輪島の技術と知識は、貴方のために、ご満足の行く飾り棚をお作り致します。
漆器はいいですね。環境にも人にも優しい、そしてあたたかい。
漆(うるし)をもっと身近に感じて欲しい。輪島漆器大雅堂(株)の願いです。
この飾り棚(かざりだな)・絵替わり草花蒔絵の、座卓(絵替わり)もございます。
輪島塗りの飾り棚の自慢は、見えない部分も輪島塗であることです。
足の裏側も、天板の裏側も、すべて輪島塗。ですから、どこから見ても輪島塗。
輪島の家具は、全工程完全手作り家具です。職人の技が随所にきらりと光ります。
【商品データ】
定価 2,310,000円
寸法 W903 D362 H795 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
座敷机(座卓ざたく)山霞蒔絵(やまがすみまきえ)川原秀作
霞(かすみ)は、違った空間や次元をひとつにつなぐ役割をします。
知らない内に霞(かすみ)につつまれ、気が付くと異世界に飛んでいた、とか、箱の中から舞い上がる霞(かすみ)につつまれおじいさんに、というお話しがあります。
この山霞蒔絵は、遠山に春の桜と秋の紅葉を、霞を介して描いています。
共に有るはずのない桜と紅葉を、共に見たいために、霞を使っています。見事に違和感なく合っているのが霞の力です。
また、春の桜と秋の紅葉が共に描かれているということは季節感が幻なので、季節に関係なくお使い頂きたい座卓です。
輪島塗は、約600年の歴史を持つ、JAPANとも呼ばれる漆器の最高峰です。その工程は、23工程・124以上の手数を経て作り出され、堅牢さと優美さを兼ね備えた日本の誇る伝統工芸です。 600年の歴史は、脈々と今日に受け継がれ、数多くの職人達の腕に宿っています。
輪島の技術と知識は、貴方のために、ご満足の行く座卓をお作り致します。
漆器はいいですね。環境にも人にも優しい、そしてあたたかい。
漆(うるし)をもっと身近に感じて欲しい。輪島漆器大雅堂(株)の願いです。
この座卓・山霞蒔絵の、飾り棚・大屏風もございます。
【商品データ】
定価 1,575,000円
寸法 W1510 D900 H335 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
飾り棚(かざりだな)山霞蒔絵(やまがすみまきえ)川原秀作
霞(かすみ)は、違った空間や次元をひとつにつなぐ役割をします。
知らない内に霞(かすみ)につつまれ、気が付くと異世界に飛んでいた、とか、箱の中から舞い上がる霞(かすみ)につつまれおじいさんに、というお話しがあります。
この山霞蒔絵は、遠山に春の桜と秋の紅葉を、霞を介して描いています。
共に有るはずのない桜と紅葉を、共に見たいために、霞を使っています。見事に違和感なく合っているのが霞の力です。
また、春の桜と秋の紅葉が共に描かれているということは季節感が幻なので、季節に関係なくお使い頂きたい飾り棚です。
和・洋を問わずお使い頂ける、すっきりとした蒔絵です。
輪島塗は、約600年の歴史を持つ、JAPANとも呼ばれる漆器の最高峰です。その工程は、23工程・124以上の手数を経て作り出され、堅牢さと優美さを兼ね備えた日本の誇る伝統工芸です。 600年の歴史は、脈々と今日に受け継がれ、数多くの職人達の腕に宿っています。
輪島の技術と知識は、貴方のために、ご満足の行く飾り棚をお作り致します。
漆器はいいですね。環境にも人にも優しい、そしてあたたかい。
漆(うるし)をもっと身近に感じて欲しい。輪島漆器大雅堂(株)の願いです。
この飾り棚(かざりだな)・山霞蒔絵の、座卓・大屏風もございます。
【商品データ】
定価 4,200,000円
寸法 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
座敷机ざしきづくえ(座卓)四季の調べ蒔絵(しきのしらべまきえ)小田原延子作
この座卓は、美しい色紙に四季の花を色鮮やかに配置した、モダンなセンスの感じられる座卓です。
色漆を使い鮮やかな発色を楽しめるのは、漆の調合や気温・湿度などの微妙な調整を必要とします。 また、蒔絵の様々な技術を使ったグラデーションの色紙は、光の当たり具合により表情を変化させ、見る人を楽しませてくれます。 この座卓の四季の花々は、細かく繊細に描かれ、また立体的に描かれていて、どこか絵画を見るようにさえ感じられるでしょう。 微妙な色遣いは、漆で有ることを忘れてしまいそうな美しさです。
飾り棚もございます。
作は女流蒔絵作家・小田原延子(おだわらのぶこ)。
金沢美術工芸大学で油絵を学んだ大学時代にモチーフや構図はすでに確立し、以降は漆の技術にそれを置き換え、作品多数を生む。(弊社展示場には、日展入選の特大漆額2点がございます) 絵画的なタッチで心象を表現するほか、漆芸界では異色の作風をも築き活躍する、輪島女流蒔絵作家の第一人者。
輪島塗りの座卓の自慢は、見えない部分も輪島塗であることです。足の裏側も、天板の裏側も、すべて輪島塗。ですから、どこから見ても輪島塗。 人にも、畳にも、食器にも環境にもやさしいのです。お手入れも簡単です。
輪島塗の座卓は、なおして使い続けることが出来ます。数多い工程をさかのぼっての修理が可能だからです。輪島塗・座卓の修理につきましても、万全の体制でいつでも承ります。お気軽にお問い合わせ下さい。
漆器はいいですね。環境にも人にも優しい、そしてあたたかい。
漆(うるし)をもっと身近に感じて欲しい。輪島漆器大雅堂(株)の願いです。
【商品データ】 定価 2,730,000円 寸法 W1510 D900 H335 mm 素材 天然木 布着本堅地輪島塗
座敷机ざしきづくえ(座卓) 三谷吾一(みたにごいち)・飛翔沈金(ひしょうちんきん)
この座卓は、輪島の沈金界の重鎮・日本芸術院会員 三谷吾一の作品です。
古来、大陸では鶴は千年生きるとされ、瑞鳥(ずいちょう)として尊ばれてきました。それは、仙人に由来し、日本では七福神の一人に数えられる福禄寿(ふくろくじゅ・福と禄:財と寿:長寿を授ける神)は、つねに鶴を従えています。日本でも、万年生きるといわれる亀と共に長寿の象徴として喜ばれています。 立ち姿・飛び交う姿ともに美しい、純白の羽毛を持つ鶴は、瑞祥の鳥として現在でも好んで用いられ続ける、吉祥模様です。
飛翔沈金は、鶴の美しい飛び交う姿を表現した吉祥模様です。鶴が、海を舞うとみれば波が、空を舞うとみれば雲が、頭上を舞うとみれば風がみてとれる図は、ロマンをかきたてます。
沈金とは、輪島ならではの加飾の技で、のみで漆の塗面を彫り込み、金銀の箔や粉を埋める技法です。 この沈金は、漆の塗厚が十分でなければ深彫りできず生かされません。漆の肌に刃先で彫り込んだ繊細な線画で、自在な加飾ができる沈金は、しっかりした下地にささえられた厚みのある上塗りの、輪島ならではの技法です。
飛翔沈金の棚もございます。
輪島塗は、約600年の歴史を持つ、JAPANとも呼ばれる漆器の最高峰です。その工程は、23工程・124以上の手数を経て作り出され、堅牢さと優美さを兼ね備えた日本の誇る伝統工芸です。 600年の歴史は、脈々と今日に受け継がれ、数多くの職人達の腕に宿っています。
輪島の技術と知識は、貴方のために、ご満足の行く座卓をお作り致します。
漆器はいいですね。環境にも人にも優しい、そしてあたたかい。漆(うるし)をもっと身近に感じて欲しい。輪島漆器大雅堂(株)の願いです。 【商品データ】 寸法 W1510 D900 H335 mm 素材 天然木 布着本堅地輪島塗
座敷机ざしきづくえ(座卓)桜蒔絵(さくらまきえ)大窪敏正作
はかなげで可憐な、ピンク色の花・桜は、誰もが好きな、日本の代表的な花です。春の桜は、長い冬を終え命が芽吹くすがすがしい春のイメージそのものです。 しかし一転、夜桜は、艶やかで妖艶な感じでさえあります。
花といえば桜、を意味するほどに日本の春の代表的な花である桜。古来より大変好まれてきた桜文様は、蒔絵だけでなく、織物や陶芸、文学や美術などに、広く取り入れられ、描かれてきました。
人々の心を捉えて離さない「桜」を、研ぎ出し蒔絵で表現した座卓は、落ち着いた中にも、桜の華やかさが感じられる美しい座卓です。
研ぎ出し蒔絵とは、蒔絵をした上に漆をぬって炭で研いで平らにし、蒔絵を研ぎだしたもの。桜の花の描いてある部分は研ぎ出し蒔絵なので、表面は段差がありません。
[商品データ]定価 1,260,000円 寸法 W1510 D900 H335 mm 素材 天然木布着せ本堅地輪島塗
座敷机ざしきづくえ(座卓)両側乾漆 扇面源氏香蒔絵(せんめんげんじこうまきえ)
北清右ェ門作
扇面(扇)は、日本で作られた日本特有のもので、末が広がる形から「末広」ともいい、発展や拡大を意味するえんぎのよいもの、とされている、古来より愛され続ける吉祥模様です。
「源氏香(げんじこう)」とは平安朝の雅な香の漂う王朝絵巻「源氏物語」の名にちなんだ「源氏香」は、香道の多くある中でも最も有名なものである。源氏五十四帖に対応させられる「源氏香図」は、五本の線から成る洗練されたデザインが好まれ、様々に用いられている。平安の昔の雅な世界に、思いを馳せてみませんか。
輪島塗の座卓は、傷がつくのが怖くて使えない、そうおっしゃる方もございます。この座敷机の特徴は、日常でもっとも使われる、机面の両側を乾漆仕上げにしたことです。
椀やコップ、お膳、お茶やお菓子などを置く場所ですので、傷が付きにくく、目立ちにくい乾漆仕上げにして、座卓を気軽にお使い頂けるように致しました。
輪島塗は、約600年の歴史を持つ、JAPANとも呼ばれる漆器の最高峰です。
その工程は、23工程・124以上の手数を経て作り出され、堅牢さと優美さを兼ね備えた日本の誇る伝統工芸です。
600年の歴史は、脈々と今日に受け継がれ、数多くの職人達の腕に宿っています。輪島の技術と知識は、ご自慢の刀のために、ご満足の行く座卓をお作り致します。
退職記念や新築記念に輪島塗座卓をお求め頂く場合があります。
いつかは欲しかった、と言って頂けることが大変嬉しいです。
新築のお祝いに、数名で座卓を贈られる場合もございます。
和風の座敷をお作りでなくても、大きさや形・足の高さをかえれば、輪島塗の座卓は、リビングでもダイニングでもお使い頂けます。
【商品データ】
定価 1,575,000円
寸法 W1510 D900 H335 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
座敷机ざしきづくえ(座卓)乾漆廻り梨子地ぼかし 蒔絵堂畑義秋作 「乾漆(かんしつ)とは」漆を乾かして粉にし、満遍なく蒔いて漆をかけ、研ぎ出す技法のことです。塗面は、少しざらざらした感じに仕上がり、輪島塗の鏡面のような呂色仕上げとはひと味違った、落ち着いた漆の風合いを感じさせます。キズが付きにくく、目立ちにくい乾漆は、座卓としては大変使いやすいものです。
しかしながら、落ち着いていて少しものたりない、と思われるかも知れません。 この座卓は、乾漆の使いやすさと梨子地の美しさを兼ね備えた、素晴らしい座卓です。
「梨子地(なしじ)とは」粗い金粉を塗面に蒔いて漆を塗り込んで研ぎ、磨き上げる技法です。金粉が、立ったり寝たりしているので、光の当たり具合によって、きらきらと美しく輝きます。梨の実の細かい斑点の風合いが、名前の由来です。輪島塗は、可愛がっていただくほどに、艶が増し、美しくなっていきます。漆の透明化という性質から、梨子地は時と共に益々輝きを増していきます。
【商品データ】 定価
座敷机(座卓)両側乾漆 槙蒔絵(まきまきえ)堂畑義秋作
「槙蒔絵(まきまきえ)」 槙は、真木とも書き、広くは常緑の杉や桧(ひのき)の総称です。 冬、雪をかぶっても緑を保ち、春には一気に若芽を出す点が、堪え忍び、ここぞと言うときに力を発揮するという日本人の美徳に通じることから、古来より愛され続けている文様です。
(槙蒔絵の、格調高い飾り棚もございます。詳しくは飾り棚のページをご覧下さい。)
輪島塗の座卓は、傷がつくのが怖くて使えない、そうおっしゃる方もございます。この座敷机の特徴は、日常でもっとも使われる、机面の両側を乾漆仕上げにしたことです。椀やコップ、お膳、お茶やお菓子などを置く場所ですので、傷が付きにくく、目立ちにくい乾漆仕上げにして、座卓を気軽にお使い頂けるように致しました。
乾漆(かんしつ)とは、漆を乾かして粉にし、満遍なく蒔いて漆をかけ、研ぎ出す技法のことです。塗面は、少しざらざらした感じに仕上がり、輪島塗の鏡面のような呂色仕上げとはひと味違った、落ち着いた漆の風合いを感じさせます。 また、この座卓の中央には、黒呂色の艶やかさを残し、上品な槙蒔絵を施しました。槙の形状の美しさ・おもしろさに、金ぼかしの豪華さが目をひく、モダンなデザインの座卓です。 乾漆の機能性と、槙蒔絵の美しさ、黒呂色の艶やかさの装飾性が、見事に調和した逸品の座卓です。 お気軽にお使い頂きたい座敷机です。
この座卓の足は、変わり型の末広足がついています。
【商品データ】 定価 1,890,000円 寸法 W1510 D910 H335 mm 素材 天然木 布着本堅地輪島塗
ビアジョッキ 葡萄蒔絵(ぶどうまきえ)大窪敏正作
ビアジョッキを輪島塗で作らなければいけない理由が、こう言うのも何ですが、大雅堂管理者にはちょっとわかりづらいのです(いいグラスがたくさんあるから)が、考えてみました。 大雅堂管理者は、大変なビール党ですから。冬でも冷たいビールが大好き。
さておき。 輪島塗ビアジョッキの良いところは、 1.軽い 木製ですので、大変軽いです。 2.保冷性を発揮して、冷たいものは冷たく召し上がれる。 夏は特に途中でぬるくなるのが、嫌なんですよね~。 また、内底を丸くしているので、泡が少しマイルドに感じられます。 3.なによりもグラスはどんなに高級品でも落としたら割れておしまいですが、輪島塗は修理がきいて、長く使い続けられる。 やはり、3番については、大変良いと思います。 大切にしていても丁寧に扱っていても、グラスは割れてしまうことがあります。そう思うと、使うときもどきどきしてしまいます。
葡萄蒔絵(ぶどうまきえ)葡萄は、実がたくさんなるところから、子孫繁栄の吉祥模様として、古来より喜ばれています。また、つるが、唐草のようにも見えるところから、末永く連綿とつづくの意をかけた、こちらも吉祥模様の代表です。
【商品データ】 定価 168,000円(1客) 寸法 素材 天然木 布着本堅地輪島塗
衝立(ついたて)赤富士蒔絵(あかふじまきえ)谷内 紫香作
私達日本人には、「苦しいときの神頼み」や「縁起かつぎ」をせずにはおれない習性があるようです。 何か大切な事をしようというとき、ピンチに立たされたとき、人生の大きな節目を迎えたとき、等々。 健康や長寿、良縁、学業成就や、商売繁盛を願うとき。 開運・招福の願いを、いつも目に付く所に飾る、衝立にしました。
「赤富士蒔絵(あかふじまきえ)」 富士山は、その美しい景観から古来より日本人にこよなく愛され続けてきた、日本の象徴ともいえる山です。 富士山は、季節や時間によって様々に姿を変えて言っています。 なかでも赤富士は、夕焼けに染まる素晴らしい景色で、気象条件や時間、場所等、様々な条件が重なってはじめてみられる、貴重な姿です。 人々は、昔からこの美しい赤富士に惹かれ憧れ続け、絵画や写真等の題材に用いられてきました。 赤富士を飾ると、幸福が訪れるともいわれています。
この衝立・赤富士蒔絵は、金色の雲海に顔を出す、見事な赤富士が描かれています。 漆黒に映える赤富士は、漆芸ならではの美しい文様ではないでしょうか? お手元において、この赤富士蒔絵をこころゆくまでご堪能頂きたい衝立です。
【商品データ】 定価 3,675,000円 寸法 W1303 D1092 H303 mm 素材 天然木 布着本堅地輪島塗
壁面パネル(へきめんぱねる)虎沈金(とらちんきん)その2
東京で不動産販売業を経営されている、若き社長様よりの御依頼により、壁面パネル 虎沈金(とらちんきん)を製作中です。 下図が完成致しました。 ご依頼主様のご希望をもとに、先日のたたき台の下図を修正し、描き直しました。
竹や草は緑がかった色に、虎の目は貝を入れ、岩は銀に、と決定しました。 虎の黄色の部分は金にします。ベースは漆黒です。
虎の目の色は、製作が進んできて、雰囲気が見えてきた時点で、何色にするか吟味して相談致します。(貝も、様々な色の出し方が楽しめます。)
仕上がりが大変楽しみです。また、経過を折に触れご紹介致します。
作は、日展特選作家・角康二先生です。
壁面パネル(へきめんぱねる)虎沈金(とらちんきん)その1
東京で不動産販売業を経営されている、若き社長様よりの御依頼により、壁面パネル 龍蒔
絵を製作中です。
先日、下図の様子を気に入って頂いたご依頼主様より、(この壁面パネル 龍蒔絵は、社長室に飾って頂く予定だそうですが、)応接室用にと、沈金の壁面パネルのご注文も承りました。
こちらは、竹林に3頭の虎をご希望です。早速下図を書き、ご相談を始めました。
まずは、たたき台として、図を見て頂いて、相談に入ります。
やはり形がないと、イメージがなかなか伝わりません。
そこから、色や形、彫り方や構図などについて、細かくご相談しながら下図を完成させます。
下図からでは実際にしあがった壁面パネルの雰囲気は、なかなか感じることが出来無いかも知れませんが、私共・塗師屋の方では仕上がりが見えております。
ご予算の許す限りご希望に添えますよう、知恵を絞ります。
ご依頼主様より、「図に岩を足して欲しい」「精悍な顔立ちに」「竹や草は緑に」「虎の目は赤に」とのご希望をいただき、早速、修正にかかります。
沈金は、日展特選作家の角康二先生に技をふるって頂く予定です。
大変素晴らしいものになりそうで、楽しみにしています。
壁面パネル 虎沈金(とらちんきん)幅145cm・高85cm・厚3cm
壁面パネル(へきめんぱねる)龍蒔絵(りゅうまきえ)高柳雄斎作 その3
壁面パネル 龍蒔絵を制作中です。
ご依頼主様と連絡を取りながら進めておりました、下図の製作が完了しました。
前回の下図に、ご依頼主様の意向を反映させて仕上げ、いよいよ製作に入ることになりました。
下図では、蒔絵の雰囲気はちょっとつかみづらいと思いますが、技法の説明や色・素材のご希望をやりとりしながら、完成させて参ります。
精悍な顔立ちと赤い火炎、目と玉には貝を使用するなど、ご希望を最大限に生かして、蒔絵にしていきます。
また、飾って頂く壁面は、大変日当たりのよいお部屋だそうで、漆にもこだわって製作致します。
漆は、直射日光には弱いのですが、最近は、強い漆が開発されています。
塗にも、蒔絵にも、呂色にもその漆を使用して仕上げたいと考えております。
まずは、一番盛り上がる予定の龍の本体を、炭粉で盛り上げる作業にかかりました。
大きい壁面パネルです(畳1じょう程の大きさ)ので、迫力があります。
そして先日、下図の様子を気に入って頂いたご依頼主様より、(この壁面パネル 龍蒔絵は、社長室に飾って頂く予定だそうですが、)応接室用にと、沈金の壁面パネルのご注文も承りました。
こちらは、竹林に3頭の虎をご希望です。早速下図を準備中です。
香炉(こうろ)山水蒔絵(さんすいまきえ)堂畑義秋作
六角型・大 香炉は、実用的にも飾りとしても、大変人気の高いお道具です。
この六角型・大の香炉は、弊社の定番の中では、一番大きな立派な形の香炉です。
山水蒔絵は古来より好んで用いられている、人々の憧れる理想郷を描いています。 その郷愁を誘う、しかし未だ見たことのない様な不思議な美しさは、人々が古来より憧れて止まない理想郷の姿でもあります。 その理想郷にすむ人々は、美しい風景に囲まれ不老不死に恵まれ、幸せに暮らすといいます。 私達は皆、誰もがそんな世界に憧れて、日々を過ごしているのではないでしょうか。
この美しい香炉から、かぐわしい香りがほのかにのぼり、部屋に満ちていく。どんなにか癒されることだろうと思います。
輪島塗の香炉は、銀製のほやと落としが付いていますので、香炉としてお香をたくという本来の目的に充分かなっている上に、その美しさから、暮らしを彩る装飾用に、心を豊かにする観賞用にと、幅広い年代層の方に大変人気があります。
昨今では、建築様式や生活スタイルの変化に伴い、和風のお住まいばかりでなく、洋風や欧風のお住まいや、和様折衷のお宅もございますね。 輪島塗の香炉は、漆の美しさを活かし、蒔絵や沈金の技を駆使して制作されています。 様々な生活スタイルに合わせた、模様・形・大きさを取り揃えております。 香炉は、記念品や贈り物にも喜ばれております
【商品データ】 定価 1,575,000円 寸法 直径120 H150 mm 素材 天然木 布着本堅地輪島塗
香炉(こうろ)槙蒔絵(まきまきえ)高柳雄斎作
香炉は、実用的にも飾りとしても、大変人気の高いお道具です。
「槙蒔絵(まきまきえ)」
槙は、真木とも書き、広くは常緑の杉や桧(ひのき)の総称です。
冬、雪をかぶっても緑を保ち、春には一気に若芽を出す点が、堪え忍び、ここぞと言うときに力を発揮するという日本人の美徳に通じることから、古来より愛され続けている文様です。
小ぶりな香炉は、飾る場所を選ばず、お気軽にお使い頂ける香炉です。
輪島塗の香炉は、銀製のほやと落としが付いていますので、香炉としてお香をたくという本来の目的に充分かなっている上に、その美しさから、暮らしを彩る装飾用に、心を豊かにする観賞用にと、幅広い年代層の方に大変人気があります。
昨今では、建築様式や生活スタイルの変化に伴い、和風のお住まいばかりでなく、洋風や欧風のお住まいや、和様折衷のお宅もございますね。
輪島塗の香炉は、漆の美しさを活かし、蒔絵や沈金の技を駆使して制作されています。
様々な生活スタイルに合わせた、模様・形・大きさを取り揃えております。
香炉は、記念品や贈り物にも喜ばれております。
【商品データ】
定価 399,000円
寸法 直径80 H85 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
香炉(こうろ)山茶花蒔絵(さざんかまきえ)小田原延子作
香炉は、実用的にも飾りとしても、大変人気の高いお道具です。
美しい香炉から、かぐわしい香りがほのかにのぼり、部屋に満ちていく。
どんなにか癒されることだろうと思います。
輪島塗の香炉は、銀製のほやと落としが付いていますので、香炉としてお香をたくという本来の目的に充分かなっている上に、その美しさから、暮らしを彩る装飾用に、心を豊かにする観賞用にと、幅広い年代層の方に大変人気があります。
昨今では、建築様式や生活スタイルの変化に伴い、和風のお住まいばかりでなく、洋風や欧風のお住まいや、和様折衷のお宅もございますね。
輪島塗の香炉は、漆の美しさを活かし、蒔絵や沈金の技を駆使して制作されています。
様々な生活スタイルに合わせた、模様・形・大きさを取り揃えております。
香炉は、記念品や贈り物にも喜ばれております。
「山茶花蒔絵(さざんかまきえ)」
山茶花は、中国の椿の事をさす文字でしたが、間違って日本に伝えられたのが定着した、といわれています。
実際には、山茶花は、椿とは、咲く時期も花の終わり方も違う、別の花です。
椿の花は、花が終わるとはらはら散るのではなく、花のままぽろりと落ちることから、敬遠されることも多いが、じつは、椿の木は、神の宿り木として、知る人ぞ知る霊木である。
お話しに登場する不老長寿の「仙人」の持つ杖(つえ)は、椿で出来ているそうであり、春を告げる聖なる花ともいわれる。
椿のように艶やかで美しく、花の終わりもその名前も日本人好みの山茶花は、古来より愛され続けてきた文様です。
香炉・山茶花蒔絵は、やわらかいピンクの花びらが大変生き生きと描かれ、和洋を問わずご愛用いただける香炉です。
この六角型・大の香炉は、弊社の定番の中では、一番大きな立派な形の香炉です。
【商品データ】
定価 1,260,000円
寸法 直径120 H120 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
丸盆(まるぼん)立ち上がりに波沈金(たちあがりになみちんきん)
沈金とは、輪島ならではの加飾の技で、のみで漆の塗面を彫り込み、金銀の箔や粉を埋める技法です。
この沈金は、漆の塗厚が十分でなければ深彫りできず生かされません。
漆の肌に刃先で彫り込んだ繊細な線画で、自在な加飾ができる沈金は、しっかりした下地にささえられた厚みのある上塗りの、輪島ならではの技法です。
立ち上がりに波沈金は、お盆の縁の内側(これは難しい仕事です)に、上品に波を沈金した盆です。
寄せては返す波(なみ)は、連綿と止むことなく続くことから、幸せが末永く続くに通じる吉祥模様です。
この丸盆は、日常で一番出番の多いと思われるお盆です。
尺1(直径が尺1寸サイズ)になると、大変立派なお盆です。
ちょっとお茶をお出しするとき、お茶とお菓子をのせて。
お食事の時にも、重宝に使えます。また、お盆にのせてお出しすれば、上品で失礼がないですよね。
可愛い人形をのせる飾り台にもつかえますね、。
何にでも使えるこのお盆は、その形から、「丸く納める」に通じ、結婚式の引き出物や、記念品等に、お喜び頂いております。
色は、鮮やかな朱が映える黒内朱が一番人気ですが、ほかに、朱のみや、黒一色にも出来ます。
用途に応じてお使い頂けます。(結婚式には華やかな色を、法事には落ち着いた色を、など)
贈り物は、相手様が喜んで使ってくださるのが一番嬉しいもの。
何枚合っても重宝する、この丸盆は、人気商品です。
ご予算にあわせて、また、記念日に合わせた図案(貴方だけの丸盆ができあがります)で模様を付けることも出来ます。
お気軽にご相談下さい。
一日に何度でも活躍の場面のあるお盆は、キズやケガが気になりますよね。
輪島塗は、多くの工程を経て(上塗りまで23工程で手数は124以上になります)仕上げられておりますので、優美であると同時に大変堅牢に出来ております。
しかし、やはり使いキズや思わぬケガに見舞われることがあります。
輪島塗のお盆は、工程をさかのぼって修理が出来ます。
万が一割れてしまったら、かけらを捨てないで、すぐに修理をご用命下さい。
驚くほど美しく、完全に修理できます。
修理は、状態によりかかる費用が変わってきます。
お見積もりの上、修理させてえいただきますので、まずはお気軽にご相談下さいませ。
【商品データ】
定価 54,600円
寸法 直径 333 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
中次(なかつぎ)九貢図古墨蒔絵(きゅうこうずこぼくまきえ)鬼平慶司作
中次は、棗のように茶器の一種です。
九貢図古墨蒔絵の題材は、中国の民の時代の、製墨の名人であった程大約氏の図版「程氏墨苑」より取材したものです。
蓋には、九つの宝物を運ぶ正装した象を描き、裏底面には「遠くに住む人々みんながよろこび象が福を呼んでくる」の意味の言葉を書いています。
象は、力と聡明さの象徴であり、釈迦とも深い縁があります。
麻耶夫人は、胎内に白い象が入る夢を見て懐妊し、釈迦をお産みになったと言われています。 九は、陽数の最高数で最もおめでたい数とされています。
九貢図は大変縁起のいい、吉祥模様です。
古墨(こぼく)とは、習字に使う墨(すみ)で、古来より、色々な文様がかたどられていました。
沢山の図案が書物に残され、伝えられています。
その古くから伝えられてきた、美しい文様がかたどられた墨を模して、蒔絵で墨そっくりに描く技法を、古墨(こぼく)蒔絵と呼んでいます。
古墨蒔絵は、先の蒔絵師達もそのおもしろさに惹かれ、数々の名品を残しています。
古墨の雰囲気を出すために、ひび割れも描いています。
おもしろい中次ができました。
こんな、ちょっと変わった、一工夫した輪島塗を考えて考えて作るのが社長の楽しみです。
社長をう~んとうならせる、無理難題の輪島塗の特注がきたら、社長は、待ってましたとばかりに小鼻をふくらませ喜びます。
漆器はいいですね。環境にも人にも優しい、そしてあたたかい。漆(うるし)をもっと身近に感じて欲しい。
輪島漆器大雅堂(株)の願いです。
【商品データ】 定価 630,000円 寸法 直径68 H70 mm 素材 天然木 本堅地
硯箱(すずりばこ)三祝の図蒔絵(さんしゅくのずまきえ) 鬼平慶司作
この硯箱は、古墨(こぼく)蒔絵という技法を駆使しています。
古墨(こぼく)とは
習字に使う墨(すみ)は、古来より、色々な文様がかたどられていました。沢山の書物が残され、伝えられています。 その古くから伝えられてきた、美しい文様がかたどられた墨を模して、蒔絵で墨そっくりに描く技法を、古墨(こぼく)蒔絵と呼んでいます。 古墨蒔絵は、先の蒔絵師達もそのおもしろさに惹かれ、数々の名品を残しています。
この三祝の図(さんしゅくのず) 硯箱は、机上に必要なものを、硯箱の中に収納し、美しくまとめたものです。 内容は、筆、細筆が1本づつ、これは、ふたを軸の後にさせば、持ちやすい長さになります。 目打ち1本、紙切り1本、硯(硯)1個、水滴1個が、セットされています。
三祝の図は、水仙・牡丹・南天の事をさしています。 水仙は長寿を、牡丹は富貴を、南天は子孫繁栄をそれぞれ象徴し表しています。南天はまた、「難(なん)を転ずる」に通じる、吉祥文様です。
「なぜ三(さん)なのか?」一(いち)は、陽数のはじめの数、二(に)は、陰数のはじめの数で、三(さん)は、陰陽はじめての数が、はじめて合わさった数として、尊ばれている数字です。陰陽合わせ持つことは、世のことわりの全てを表現している、とも言われています。
この硯箱 三祝の図蒔絵は、蓋には古墨を貼り付けたように、水仙と牡丹を描いていますが、では、南天は?よく見て頂きますと、蓋のすみぐるりと、細かく黒漆で南天を描いております。 また、蓋を開けていただきますと、内側は明るい白銀色になっていて、赤い実をつけた南天が、沢山描いてあります。 そして、筆や紙切・目打ちにも、黒漆で南天を描いています。大変上品な中に、遊び心の感じられる、美しいお道具になりました。
昨今は、「自分史」をお書きになる方が増えているそうです。そんなとき、輪島塗の極上のお道具で書かれてはいかがでしょうか?人生の集大成を飾る、大仕事です。 この輪島塗り硯箱は、ただそこに置いてあるだけでも、大変美しく絵になるお道具です。 機能性はもちろん、心の豊かさをお求めになる方、また、その辺によくあるものでは物足りないとお感じの方に、おすすめの硯箱です。
輪島塗ですから、キズやケガの際には、修理ができます。水にももちろん強いです。 こんな、ちょっと変わった、一工夫した輪島塗を考えて考えて作るのが社長の楽しみです。社長をう~んとうならせる、無理難題の輪島塗の特注がきたら、社長は、待ってましたとばかりに小鼻をふくらませ喜びます。
漆器はいいですね。環境にも人にも優しい、そしてあたたかい。漆(うるし)をもっと身近に感じて欲しい。輪島漆器大雅堂(株)の願いです。
輪島塗硯箱三祝の図蒔絵 寸法 硯箱 W530 D160 H38 mm 硯 W50 D72 H14 mm 筆 長さ125 mm 目打ち 長さ135 mm 紙切 長さ122 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
花器(かき)窓山水蒔絵(まどさんすいまきえ)舟徳利小 堂畑義秋作
花器は、花を生けるものですが、その花を生かすことと、花器自体が飾り物になることが理想ではないか、と、考えます。 この花器・窓山水蒔絵は、古来より人々が憧れて止まない、不老不死の理想郷のイメージをうつした山水蒔絵を、小さな窓からそっとのぞき込んだように、蒔絵しています。
花器の小さな四角い窓から見える素晴らしい風景は、日常の雑多を忘れさせ、安らぎのひとときを楽しませてくれます。 ほっと一息ついて、素晴らしい山水の世界に、思いを馳せてみてください。
またこの花器の山水蒔絵は、小さいながらも輪島の蒔絵の技法を駆使して描かれています。
蒔絵の美しさをご堪能頂ける花器です。
花器の形の舟徳利とは、船用の徳利のことです。船の上で使うということは、ゆらゆら揺れることを想定しなくてはなりません。舟徳利は、船が揺れても倒れないように、底面を広くどっしりとさせて、安定するようになっています。 この形は、花器にも非常にいい形だと考え、つくりました。花器も底が安定しないと花を生けた時にひっくり返ってしまいます。 この花器は、形がいいので、飾り物としても絵になります。
花器は、「花を生かす」ことが大事ですので、お花に合わせて、裏の無地面もお使い下さい。
【商品データ】 定価 89,250円 寸法 直径108 H190 mm 素材 天然木 布着本堅地輪島塗
サイドボード(飾り棚)牡丹唐草沈黒(ぼたんからくさちんこく)東恒博作
この大型サイドボード牡丹唐草沈黒は、和だけでなく洋にも似合うように作られた、おしゃれなデザインの最高級サイドボードです。
牡丹唐草は、古来より人気の高い模様です。
牡丹は富貴の象徴、唐草は連綿と続くことを意味する吉祥模様です。
縁に彫り詰めてありますので、豪華なのに加え、多少の使い傷は目立ちにくくなっています。
写真は見にくいかも知れませんが、クリックして拡大写真をご覧下さい。
サイドボードの扉部分だけでなく、天板にも中板にも、全体に牡丹唐草を彫り詰めてあります。
落ち着いた中に、大変上品な豪華さをかもしだす、最高級のサイドボードです。
沈黒とは、沈金の技法で、金のかわりに黒の漆をいれたものです。
落ち着いた風合いは飽きがこず、何にでも似合って素敵です。
沈金とは、輪島ならではの加飾の技で、のみで漆の塗面を彫り込み、金銀の箔や粉を埋める技法です。
この沈金は、漆の塗厚が十分でなければ深彫りできず生かされません。
漆の肌に刃先で彫り込んだ繊細な線画で、自在な加飾ができる沈金は、しっかりした下地にささえられた厚みのある上塗りの、輪島ならではの技法です。
輪島の家具の自慢は、見えない部分も輪島塗であることです。
足の裏側も、天板の裏側も、すべて輪島塗。ですから、どこから見ても輪島塗。
畳や絨毯にも、指にも食器にもやさしいのです。
どこにもない、最高級家具をお探しのお客様は、ぜひ一度ご覧下さい。
これだけのサイドボードは、輪島広しといえども他にありません。
【商品データ】
定価 5,775,000円
寸法 W1800 D455 H1100 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
卓上膳(たくじょうぜん)寿松沈金(ことぶきまつちんきん)東恒博作
寿松沈金は、末広がりの金の松の図で、美しく繊細に彫られています。
沈金の技が映える、吉祥模様です。
松は、常緑樹で古くから長寿のシンボルとされてきました。
それは、この松が、雨風や寒さに耐え抜く生命力の強さを持っているからです。
沈金とは、輪島ならではの加飾の技で、のみで漆の塗面を彫り込み、金銀の箔や粉を埋める技法です。
この沈金は、漆の塗厚が十分でなければ深彫りできず生かされません。
漆の肌に刃先で彫り込んだ繊細な線画で、自在な加飾ができる沈金は、しっかりした下地にささえられた厚みのある上塗りの、輪島ならではの技法です。
半月型の卓上膳は、弧を描く曲線が食卓に華やぎを加え、手前の直線は、使いやすさを重視した、機能性も見た目も充実した卓上膳で、一番人気のある形です。
月の形になぞらえた、半月型の名前も、優雅でおもむきがあります。
縁があるので上品で、機能的にはこぼれても膳の中だけで済む、すぐれもの。
おもてなしには、欠かせないもの、それえが卓上膳です。
高級料亭などでは、必ず出てきますよね。高級感があり、特別な感じがします。
いつものお食事も、ぐんと美味しくなりますよね。
【商品データ】
定価 黒 420,000円(5客1組)
朱 451,500円(5客1組)
寸法 W380 D340 H20 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
卓上膳(たくじょうぜん)半月型(はんげつがた)東海道蒔絵(とうかいどうまきえ)堂畑義秋作
半月型の卓上膳は、弧を描く曲線が食卓に華やぎを加え、手前の直線は、使いやすさを重視した、機能性も見た目も充実した卓上膳で、一番人気のある形です。
月の形になぞらえた、半月型の名前も、優雅でおもむきがあります。 縁があるので上品で、機能的にはこぼれても膳の中だけで済む、すぐれもの。 おもてなしには、欠かせないもの、それえが卓上膳です。 高級料亭などでは、必ず出てきますよね。高級感があり、特別な感じがします。 いつものお食事も、ぐんと美味しくなりますよね。
「東海道蒔絵(とうかいどうまきえ)」 東海道蒔絵は、大変有名な、安藤広重(あんどうひろしげ)作の東海道五十三次の版画を題材に蒔絵にしています。蒔絵版東海道五十三次を、ご堪能下さい。 場面は、お好みの場面をご指定頂いて五枚組に出来ます。
輪島塗は、高級な蒔絵であればあるほど、傷付くことをご心配になると思います。大事なお膳で有ればあるほど、扱い手の所作は、自然とゆっくり丁寧になります。(なぜか、驚くほど優雅で上品にお出しできてしまいます) ですからよっぽどの事がない限り、蒔絵がひどく痛んでしまうことはありません。 もしも気になるほど傷ついてしまったら、早めにご相談下さいませ。
輪島塗は、修理修繕がききます。たくさんの工程を経て作られておりますので、逆にさかのぼっていけば、きれいに直ります。(傷や痛みに合わせた最良の方法をご案内しお見積もりいたします。)お気軽にご相談下さい。
【商品データ】 定価 651,000円(5客1組) 寸法 W380 D340 H20 mm 素材 天然木 布着本堅地輪島塗
軍配(ぐんばい)
相撲の行司が、勝ち名乗りを上げる折に使うのが、軍配(ぐんばい)です。
軍配が上がることは、勝つことで、大変縁起が良く、軍配は商売繁盛や、男子誕生を祝う飾り物として、人気が有ります。
輪島塗 軍配は、両面にお好きな言葉を「蒔絵」にてお入れして仕上げます。
「商売繁盛」「天下太平」など、なんなりと。
お店の名前を入れても喜ばれます。
金具のように見える部分も金属製の金具は一切使用せず、蒔絵で飾りを施しています。
大変立派な床飾りです。
贈り物にも喜ばれております。
変わったものが欲しいとお探しの方に、お勧めの軍配です。
【商品データ】 定価 1,260,000円 素材 天然木 布着本堅地輪島塗
香炉(こうろ)三足型(みつあしがた)槙蒔絵(まきまきえ)
この香炉は、弊社社長が「他にない、格好いい香炉が欲しい」と、思い立ち、木地から試作に試作を重ねて、作り出したものです。
香炉のほやは、普通は銀製のほやをつけていますが、この三足形は銀のほやを使わず、木製の飾りほやをつけて、ほやでも蒔絵を楽しめるように致しました。
また、和室だけでなく、洋室にも似合うような形に、と考え出された形は、モダンで印象深いものになりました。
「槙蒔絵(まきまきえ)」
槙(まき)は、真木とも書き、広くは常緑の杉や桧(ひのき)の総称です。
冬、雪をかぶっても緑を保ち、春には一気に若芽を出す点が、堪え忍び、ここぞと言うときに力を発揮するという日本人の美徳に通じることから、古来より愛され続けている文様です。
香炉は、実用的にも観賞的にも好んで用いられるお道具です。
香りは、生活を豊かにしますが、香りのための香炉もまた、大切な役割を持つと考えます。
漆器はいいですね。環境にも人にも優しい、そしてあたたかい。
漆(うるし)をもっと身近に感じて欲しい。輪島漆器大雅堂(株)の願いです。
【商品データ】
定価 819,000円
寸法
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
大屏風(だいびょうぶ)梅蒔絵(うめまきえ)桜井一良作
桜井一良の蒔絵は、構図も色も独特の持ち味があります。
大胆な色遣いと、豪快な構図は、酒井包一の琳派(りんぱ)の画風を蒔絵で表現する、唯一の蒔絵作家です。
色彩が大変美しく、漆で有ることを忘れるような発色を実現し、取り合わせも大胆で、和だけでなく、洋にも充分融合するモダンさを感じさせます。
梅は、早春の花で生命の息吹を感じさせます。古くから、知恵と悟りの花・神の叡智を呼ぶ花とされてきました。
この植物が雨風や寒さに耐え抜く生命力の強さを持っているからです。
輪島の家具の自慢は、見えない部分も輪島塗であることです。
足の裏側も、天板の裏側も、すべて輪島塗。ですから、どこから見ても輪島塗。
畳や絨毯にも、指にも食器にもやさしいのです。
どこにもない、最高級家具をお探しのお客様は、ぜひ一度ご覧下さい。
輪島の技が、「あなただけ」を形にします。
【商品データ】
定価 7,350,000円
寸法 W1700 D30 H1700 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
短冊箱(たんざくばこ)芙蓉蒔絵(ふようまきえ)桜井一良作
桜井一良の蒔絵は、構図も色も独特の持ち味があります。
大胆な色遣いと、豪快な構図は、酒井包一の琳派(りんぱ)の画風を蒔絵で表現する、唯一の蒔絵作家です。
「芙蓉蒔絵(ふようまきえ)」
昔から美しい人のたとえに用いられている花で、 美しくしとやかな顔立ちのことを
「芙蓉の顔」という。
豪華で美しく、ハイビスカスの仲間。詩にも多く詠まれ、昔から愛され続けている花です。
「反橋(そりばし)の 小さく見ゆる 芙蓉かな」夏目漱石
短冊箱は、短冊をいれる箱で、書院や違い棚に置いていただければ、飾りとしてもお楽しみ頂けます。
この桜井一良作 短冊箱 鉄線蒔絵は、大変豪華で美しい、素晴らしい短冊箱です。
漆器はいいですね。環境にも人にも優しい、そしてあたたかい。
漆(うるし)をもっと身近に感じて欲しい。輪島漆器大雅堂(株)の願いです。
一緒に写っておりますのは、同じく桜井一良作・短冊箱「梅蒔絵」です。
【商品データ】
定価 997,500円
寸法 縦402 横118 高60 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
短冊箱(たんざくばこ)鉄線蒔絵(てっせんまきえ)桜井一良作
鉄線蒔絵(てっせんまきえ)
鉄線(てっせん)
鉄線は、鉄のように強いつるをもつ植物という意味である。
その優美な姿が、古来より大変好まれ、桃山時代頃から小袖や能装束に描かれてきた。
唐草文様になっているものも多く、連綿と続くイメージから吉事が終わり無く続く吉祥文様である。
桜井一良の蒔絵は、構図も色も独特の持ち味があります。
大胆な色遣いと、豪快な構図は、酒井包一の琳派(りんぱ)の画風を蒔絵で表現する、唯一の蒔絵作家です。
短冊箱は、短冊をいれる箱で、書院や違い棚に置いていただければ、飾りとしてもお楽しみ頂けます。
この桜井一良作 短冊箱 鉄線蒔絵は、大変豪華で美しい、素晴らしい短冊箱です。
漆器はいいですね。環境にも人にも優しい、そしてあたたかい。
漆(うるし)をもっと身近に感じて欲しい。輪島漆器大雅堂(株)の願いです。
【商品データ】
定価 997,500円
寸法 縦402 横118 高60 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
飾り皿(かざりざら)芙蓉蒔絵(ふようまきえ)桜井一良作
桜井一良の蒔絵は、構図も色も独特の持ち味があります。
大胆な色遣いと、豪快な構図は、酒井包一の琳派(りんぱ)の画風を蒔絵で表現する、唯一の蒔絵作家です。
洋にも和にも、しっくりくる、素晴らしい飾り皿です。
「芙蓉蒔絵(ふようまきえ)」
昔から美しい人のたとえに用いられている花で、 美しくしとやかな顔立ちのことを
「芙蓉の顔」という。
豪華で美しく、ハイビスカスの仲間。詩にも多く詠まれ、昔から愛され続けている花です。
「反橋(そりばし)の 小さく見ゆる 芙蓉かな」夏目漱石
飾り皿は、床の間や書院、玄関や仏間、どこにでも気軽に飾って頂けます。
ご自分の一番安らげる場所に、飾ってください。
飾るのも収納にも手間がかかりませんので、季節ごとの入れ替えや、行事にちなんだものなど、手軽に模様替えをお楽しみ頂けます。
お掃除の際にも、輪島塗は軽いので、移動が簡単に出来、掃除の邪魔になりません。
飾り皿は、贈り物にも人気があります。
何枚合っても、気分次第で取り替えて飾って楽しむことが出来ますので、大変喜ばれております。
新築やご栄転、叙勲、記念品など、おめでたい場面では、特に喜ばれます。
海外のお客様への贈り物にも、よくお使い頂き、喜んで頂いております。
ご家族の記念日にも、特別な思いを模様にして、特別注文を承ることも有ります。
飾り皿(かざりざら)鉄線蒔絵(てっせんまきえ)桜井一良作
鉄線蒔絵(てっせんまきえ)
鉄線(てっせん)
鉄線は、鉄のように強いつるをもつ植物という意味である。
その優美な姿が、古来より大変好まれ、桃山時代頃から小袖や能装束に描かれてきた。
唐草文様になっているものも多く、連綿と続くイメージから吉事が終わり無く続く吉祥文様である。
桜井一良の蒔絵は、構図も色も独特の持ち味があります。
大胆な色遣いと、豪快な構図は、酒井包一の琳派(りんぱ)の画風を蒔絵で表現する、唯一の蒔絵作家です。
洋にも和にも、しっくりくる、素晴らしい飾り皿です。
飾り皿は、床の間や書院、玄関や仏間、どこにでも気軽に飾って頂けます。
ご自分の一番安らげる場所に、飾ってください。
飾るのも収納にも手間がかかりませんので、季節ごとの入れ替えや、行事にちなんだものなど、手軽に模様替えをお楽しみ頂けます。
お掃除の際にも、輪島塗は軽いので、移動が簡単に出来、掃除の邪魔になりません。
飾り皿は、贈り物にも人気があります。
何枚合っても、気分次第で取り替えて飾って楽しむことが出来ますので、大変喜ばれております。
新築やご栄転、叙勲、記念品など、おめでたい場面では、特に喜ばれます。
海外のお客様への贈り物にも、よくお使い頂き、喜んで頂いております。
ご家族の記念日にも、特別な思いを模様にして、特別注文を承ることも有ります。
【商品データ】
定価 924,000円
寸法 390 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
飾り皿(かざりざら)猿沈金(さるちんきん)東恒博作
私達日本人には、「苦しいときの神頼み」や「縁起かつぎ」をせずにはおれない習性があるようです。
何か大切な事をしようというとき、ピンチに立たされたとき、人生の大きな節目を迎えたとき、等々。
健康や長寿、良縁、学業成就や、商売繁盛を願うとき。
開運・招福の願いを、いつも目に付く所に飾る、飾り皿にしました。
「猿沈金(さるちんきん)」
この猿沈金は、古いことわざ絵から題材を取っています。
有名な長谷川東伯の「猿猴捉月図(えんこうそくげつず)」の、猿が水面に映った月を取ろうと、木にぶらさがって腕を伸ばしている図です。
これは、「分不相応な事を望めば、ひどい目に遭う」ことの譬え(たとえ)の図です。
猿の毛並みが、沈金の細い線で柔らかく表現され、漆黒に金が大変美しい飾り皿です。
飾り皿は、床の間や書院、玄関や仏間、どこにでも気軽に飾って頂けます。
ご自分の一番安らげる場所に、飾ってください。
飾るのも収納にも手間がかかりませんので、季節ごとの入れ替えや、行事にちなんだものなど、手軽に模様替えをお楽しみ頂けます。
お掃除の際にも、輪島塗は軽いので、移動が簡単に出来、掃除の邪魔になりません。
飾り皿は、贈り物にも人気があります。
何枚合っても、気分次第で取り替えて飾って楽しむことが出来ますので、大変喜ばれております。
新築やご栄転、叙勲、記念品など、おめでたい場面では、特に喜ばれます。
海外のお客様への贈り物にも、よくお使い頂き、喜んで頂いております。
ご家族の記念日にも、特別な思いを模様にして、特別注文を承ることも有ります。
【商品データ】
定価 504,000円
寸法 直径 390 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
飾り皿(かざりざら)赤富士蒔絵(あかふじまきえ)堂畑義秋作
私達日本人には、「苦しいときの神頼み」や「縁起かつぎ」をせずにはおれない習性があるようです。 何か大切な事をしようというとき、ピンチに立たされたとき、人生の大きな節目を迎えたとき、等々。 健康や長寿、良縁、学業成就や、商売繁盛を願うとき。 開運・招福の願いを、いつも目に付く所に飾る、飾り皿にしました。
「赤富士蒔絵(あかふじまきえ)」
富士山は、その美しい景観から古来より日本人にこよなく愛され続けてきた、日本の象徴ともいえる山です。 富士山は、季節や時間によって様々に姿を変えて言っています。 なかでも赤富士は、夕焼けに染まる素晴らしい景色で、気象条件や時間、場所等、様々な条件が重なってはじめてみられる、貴重な姿です。 人々は、昔からこの美しい赤富士に惹かれ憧れ続け、絵画や写真等の題材に用いられてきました。 赤富士を飾ると、幸福が訪れるともいわれています。 この飾り皿・赤富士蒔絵は、金色の雲海に顔を出す、見事な赤富士が描かれています。 漆黒に映える赤富士は、漆芸ならではの美しい文様ではないでしょうか? お手元において、この赤富士蒔絵をこころゆくまでご堪能頂きたい飾り皿です。
飾り皿は、床の間や書院、玄関や仏間、どこにでも気軽に飾って頂けます。ご自分の一番安らげる場所に、飾ってください。 飾るのも収納にも手間がかかりませんので、季節ごとの入れ替えや、行事にちなんだものなど、手軽に模様替えをお楽しみ頂けます。お掃除の際にも、輪島塗は軽いので、移動が簡単に出来、掃除の邪魔になりません。
飾り皿は、贈り物にも人気があります。 何枚合っても、気分次第で取り替えて飾って楽しむことが出来ますので、大変喜ばれております。新築やご栄転、叙勲、記念品など、おめでたい場面では、特に喜ばれます。海外のお客様への贈り物にも、よくお使い頂き、喜んで頂いております。 ご家族の記念日にも、特別な思いを模様にして、特別注文を承ることも有ります。
【商品データ】 定価 472,500円 寸法 直径390 mm 素材 天然木 布着本堅地輪島塗
飾り皿(かざりざら)笹竜胆沈金(ささりんどうちんきん)角野岩次作
飾り皿 笹竜胆沈金(ささりんどうちんきん)は、輪島の沈金の重鎮・角野岩次の作です。
笹竜胆を、大胆な構図で、豪快な沈金の技を駆使して仕上げている、大変モダンな飾り皿です。
角野岩次の作品は、弊社でも数少なくなり、大変貴重な逸品です。
飾り皿は、床の間や書院、玄関や仏間、どこにでも気軽に飾って頂けます。
ご自分の一番安らげる場所に、飾ってください。
飾るのも収納にも手間がかかりませんので、季節ごとの入れ替えや、行事にちなんだものなど、手軽に模様替えをお楽しみ頂けます。
お掃除の際にも、輪島塗は軽いので、移動が簡単に出来、掃除の邪魔になりません。
飾り皿は、贈り物にも人気があります。
何枚合っても、気分次第で取り替えて飾って楽しむことが出来ますので、大変喜ばれております。
新築やご栄転、叙勲、記念品など、おめでたい場面では、特に喜ばれます。
海外のお客様への贈り物にも、よくお使い頂き、喜んで頂いております。
ご家族の記念日にも、特別な思いを模様にして、特別注文を承ることも有ります。
【商品データ】
定価 609,000円
寸法 直径365 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
飾り皿(かざりさら)聖観音蒔絵(しょうかんのんまきえ)北清右ェ門作
私達日本人には、「苦しいときの神頼み」や「縁起かつぎ」をせずにはおれない習性があるようです。
何か大切な事をしようというとき、ピンチに立たされたとき、人生の大きな節目を迎えたとき、等々。
健康や長寿、良縁、学業成就や、商売繁盛を願うとき。
開運・招福の願いを、いつも目に付く所に飾る、飾り皿にしました。
「聖観音蒔絵(しょうかんのんまきえ)」
顕密両経典ともに聖観音を説き、いわゆる変化観音とは区別しています。正観音ともいい、一般に観音といえばこの観音を指します。
世の音を観ずるので観世音。世の音とは一切衆生の心の声ということでしょう。しかも自在に観て済度するということで観自在ともいわれます。仏教の慈悲を表す代表格の仏様です。
膝を立てているのは、「ここにいるからいらっしゃい」ではなく、「いつでも側へ飛んでいきますよ」という聖観音様の、有難く心強いサイン。
飾り皿は、床の間や書院、玄関や仏間、どこにでも気軽に飾って頂けます。
ご自分の一番安らげる場所に、飾ってください。
飾るのも収納にも手間がかかりませんので、季節ごとの入れ替えや、行事にちなんだものなど、手軽に模様替えをお楽しみ頂けます。
お掃除の際にも、輪島塗は軽いので、移動が簡単に出来、掃除の邪魔になりません。
飾り皿は、贈り物にも人気があります。
何枚合っても、気分次第で取り替えて飾って楽しむことが出来ますので、大変喜ばれております。
新築やご栄転、叙勲、記念品など、おめでたい場面では、特に喜ばれます。
海外のお客様への贈り物にも、よくお使い頂き、喜んで頂いております。
ご家族の記念日にも、特別な思いを模様にして、特別注文を承ることも有ります。
【商品データ】
定価 924,000円
寸法 直径394 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
飾り皿(かざりざら)蘭陵王蒔絵(らんりょうおうまきえ)北清右ェ門作
私達日本人には、「苦しいときの神頼み」や「縁起かつぎ」をせずにはおれない習性があるようです。
何か大切な事をしようというとき、ピンチに立たされたとき、人生の大きな節目を迎えたとき、等々。
健康や長寿、良縁、学業成就や、商売繁盛を願うとき。
開運・招福の願いを、いつも目に付く所に飾る、飾り皿にしました。
飾り皿は、床の間や書院、玄関や仏間、どこにでも気軽に飾って頂けます。
ご自分の一番安らげる場所に、飾ってください。
飾るのも収納にも手間がかかりませんので、季節ごとの入れ替えや、行事にちなんだものなど、手軽に模様替えをお楽しみ頂けます。
お掃除の際にも、輪島塗は軽いので、移動が簡単に出来、掃除の邪魔になりません。
飾り皿は、贈り物にも人気があります。
何枚合っても、気分次第で取り替えて飾って楽しむことが出来ますので、大変喜ばれております。
新築やご栄転、叙勲、記念品など、おめでたい場面では、特に喜ばれます。
海外のお客様への贈り物にも、よくお使い頂き、喜んで頂いております。
ご家族の記念日にも、特別な思いを模様にして、特別注文を承ることも有ります。
蘭良王蒔絵(らんりょうおうまきえ)
「陵王(りょうおう)」とも呼ばれます。 舞楽の中ではよく演じられる曲で、神社や演奏会などで見たことのある人も多いのではないでしょうか。
その美しく雅な雰囲気を、繊細な蒔絵にしました。
【曲の由来】
むかし、中国に「北斉(ほくせい)」(549~577)という国がありました。 その国に長恭(ちょうけい)という王がいたのですが、あまりに顔が美しく、 戦場で兵士の士気が上がりませんでした。そこで長恭は、 いかめしい仮面を付けて、戦の指揮をとりました。すると、そのかいあって大勝利を得たのです。 これを喜んだ部下たちが作ったのが、この舞であると伝えられています。
よくみると、面の頭には龍が付いていて、どことなく日本の戦国時代の兜(かぶと)にそっくりです。
【曲の伝来】
奈良に唐招提寺(とうしょうだいじ)というお寺がありますが、 そこへ林邑(りんゆう)の僧・仏哲(ぶってつ)が伝えた曲の一つといわれています。 林邑というのは、ベトナム地方一帯、または昔の王国の呼び名です。
【衣 裳】
身につけている衣裳は、左方裲襠(りょうとう)装束といいます。 裲襠には前後に龍の刺繍が二つ施してあります。また、裲襠と袴は散雲模様です。 総絹地に手刺繍で施され、きらびやかに見えます。 衣裳全体の色合いは赤が中心で、これが左方の装束の特徴です。
【商品データ】
定価 924,000円
寸法 直径394 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
壁面パネル(へきめんぱねる)龍蒔絵(りゅうまきえ)
壁面パネル 龍蒔絵を制作中です。
構図はだいたい決定し、細かな部分の調整に入りました。
図は、かの丸山応挙の雲龍図をモチーフにしています。
図では、色が余りありませんが、仕上がりは大変豪華な美しいものになります。
背景は、漆の黒を活かしながら龍の金が映えるように、雲などを銀にし、金を散らすようにする予定です。
龍の玉は、青貝をはり、龍のまなこには、白蝶貝を、ご依頼主様のご希望で貼ります。
蒔絵師は、高柳雄斎(たかやなぎゆうさい)に決まりました。
雄斎の細部に至るまで、緻密で繊細な蒔絵をご満足頂けると確信致しております。
ご依頼主様のご要望で、首の位置を再考することになりました。
迫力のある昇り龍の図が、益々のご発展を祈念されるご依頼主様のご要望にぴったりきたら、早速蒔絵に入ります。
姿見(すがたみ)花の丸蒔絵(はなのまるまきえ)高柳雄斎作
全身がうつるこの姿見は、花嫁さんの嫁入り道具の一つとして、ご婚礼を華やかに彩るお道具の一つです。
花の丸は、四季折々の美しい花を、円の中に描き込む、デザイン製のすぐれた図案です。
昔から、輪島塗だけでなく、着物や焼き物などに、好んで多用されてきました。
誰からも愛される、華やかで繊細な花の丸蒔絵は、日本の文様を代表する美しい図案です。
漆器はいいですね。環境にも人にも優しい、そしてあたたかい。
漆(うるし)をもっと身近に感じて欲しい。輪島漆器大雅堂(株)の願いです。
【商品データ】
定価 1,680,000円
寸法 W610 D390 H1550 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
衝立(ついたて)鯉沈金(こいちんきん)小西啓介作
鯉沈金は、小西啓介作。
日展特選を3回も取っている、名実共に素晴らしい沈金作家です。
鯉を彫らせたら、輪島では右に出るものはまずいない、と思います(弊社社長談)
悠々と泳ぐ金色の鯉は、うろこやおびれがまぶしく輝いて、大変華麗で、生きているよう。
いずれは、急流を泳ぎ滝を昇って、龍になるのかもしれません。
鯉(こい)
中国では龍門(りゅうもん)と呼ばれる急な滝を昇り、龍になるといわれ、出世魚として尊重されていた。
日本でも「徒然草(つれづれぐさ)」などにみられるように、尊い魚であり、今でいう鯛(たい)のような扱いだった。
子供の立身出世を願い、男子の祝着に鯉の滝昇りの図を染めたりしたほか、江戸時代の終わりの文政頃からは端午の節句に鯉のぼりが上げられるようになった。
また、吉祥の魚として多くの絵画、彫刻、鋳物などにも用いられた。
漆器はいいですね。環境にも人にも優しい、そしてあたたかい。
漆(うるし)をもっと身近に感じて欲しい。輪島漆器大雅堂(株)の願いです。
鯉沈金の座卓・屏風も圧巻の出来映えです。
【商品データ】
定価 2,625,000円
寸法 W1100 D300 H1090 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
衝立(ついたて)岩に鷹沈金(いわにたかちんきん)加波憲夫作
この衝立は、迫力のある鷹が大きく沈金されている、美しい衝立です。
鷹の表情が精悍で、鋭い眼光やきりっとしたくちばしにその荒々しさが見事に表現されています。
岩を落ち着いた雰囲気に仕上げ、鷹の美しさや迫力を引き立てています。
羽根の部分の細かい彫りが、大変美しい衝立です。
彫りの技術は、熟練の職人技が細部にまで行き届いた、見事な仕事ぶりがうかがい知れます。
羽根の色は、光の当たり具合や、見る角度によって、様々な表情を見せます。
縦長型ですので、余り場所をとりません。ちょっとした目隠しや、雰囲気を変えるには、ちょうど良い大きさです。
【商品データ】
定価 2,310,000円
寸法 W850 D300 H1200 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
衝立(ついたて)コスモス蒔絵 小田原延子作
広い草原に、かぜにそよぐ満開のコスモスの花、赤とんぼがすいーと舞っている。
そんなどこか懐かしい、のどかな情景を、カメラで写し取ったような・額縁で切り取ったような、衝立(ついたて)です。
衝立に描かれたコスモスの、ピンク色や白の花びらが、正面からだけでなく、風に押されてゆがんだりうらがえったり。自然のままのかたちで描かれています。
コスモスのピンク色やしろ、茎や葉のみどり、そしてとんぼの赤は、色漆で描かれ、色遣いは大変優雅で美しいものになっています。
本当に漆で描かれているのか、と、おもわず見とれてしまうかも知れません。
こんな光景は、現代ではなかなか見ることが出来ないかもしれません。
大変美しく、いきいきとしたコスモスの衝立(ついたて)は、きっと心を和ませることでしょう。
作は女流蒔絵作家・小田原延子(おだわらのぶこ)。
金沢美術工芸大学で油絵を学んだ大学時代にモチーフや構図はすでに確立し、以降は漆の技術にそれを置き換え、作品多数を生む。(弊社展示場には、日展入選の特大漆額2点がございます) 絵画的なタッチで心象を表現するほか、漆芸界では異色の作風をも築き活躍する、輪島女流蒔絵作家の第一人者。
【商品データ】
定価 3,885,000円
寸法 W1200 D310 H1110 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
宝石箱(ほうせきばこ)銀地・萩蒔絵(ぎんじ・はぎまきえ)鬼平慶司作
宝石箱は、女性の憧れ。蓋を開けると、色とりどりの美しい宝石やお気に入りのアクセサリーが現れて、少女のように胸をときめかせる瞬間が訪れます。
美しい宝石やアクセサリーに負けない、美しい宝石箱を作りました。
宝石箱そのものが、心を豊かにし人生を豊かなものにするなら、もっと素晴らしいと思います。
萩は、秋の七草の一つで、字を分けるとまさに「秋の草」になります。
夏から秋にかけて紅紫色もしくは白の蝶型花をつけ、「万葉集」にも多く詠まれています。
秋草文様にはかかせない花として、多くの絵画や蒔絵・友禅などに描かれてきた、秋を代表する文様です。
その萩を蒔絵に選んだのは、萩の花の可憐ではかなげな美しさと、丸い形の葉の優しさは女性らしいやわらかい印象だと思うからです。
金ではなく、あえて銀色を使って仕上げていますので、和風だけでなく洋風のお部屋にもしっくり来ます。
引出が2ヶ付いていますので、たくさん収納することができます。
漆器はいいですね。環境にも人にも優しい、そしてあたたかい。
漆(うるし)をもっと身近に感じて欲しい。輪島漆器大雅堂(株)の願いです。
【商品データ】
定価 1,417,500円
寸法
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
立雛(たちびな)吉祥蒔絵(きっしょうまきえ)大窪敏正作
この立雛・吉祥蒔絵は、愛らしい表情の木目込みの頭(かしら)に、ふんだんに蒔絵を施した着物が似合う、上品な立雛です。 可愛いお子さまの健やかな成長を願って、また女の子の厄を祓って健康を祈願する上巳の節句にはぴったりの、吉祥蒔絵の立雛です。
男雛・女雛の着物部分には、青海波(せいかいなみ)・春秋(しゅんじゅう)・唐草(からくさ)・宝づくし(たからづくし)等の、願いを込めた蒔絵を描いています。
青海波(せいかいは)
寄せては返す波は、止むことなく連綿と続くことから、幸(さいわい)が末永く続くことに通じる。 舞楽に「青海波」という曲があり、衣装の下襲(したがさね)に青海波を用いたことから、この文様を「青海波(せいかいは)」と呼ばれるようになったのが名の由来。
春秋(しゅんじゅう)
春の桜と、秋の紅葉が共に描かれた文様の事を春秋という。 現実には桜と紅葉が共にあることはなく、この図は夢の世界、そして、古来より人々が憧れ続ける理想郷の風景かもしれません。 この理想郷は、底にすむ人々は不老不死であるという、美しい譜受け栄の広がる、夢の様な世界です。
唐草(からくさ)
唐草のツルは、とぎれることなく連綿と続くことから、幸が末永く続くことにつながります。美しい曲線を描いて続いてゆく唐草は、古来より大変好まれ用いられてきた吉祥文様です。
宝づくし(たからづくし)
古来より人々が宝として珍重するいくつかの貴重な品々を文様にしたものを、宝づくしといい、富貴、とりわけとみに恵まれるよう願いがこめられた吉祥文様。 また、華やかさを際だたせる青貝を随所にちりばめ、美しく仕上げております。
《内裏雛(だいりびな)の右、左》
内裏雛の右、左は、よく話題に上る問題です。お宅ではどうしていらっしゃいますか? 内裏雛は本来、左側すなわち向かって右が男雛で、左が女雛であったが、明治の終わり頃から次第に逆になって、今日では右側すなわち向かって左が男雛、右が女雛になっている。 日本では古来、左が上位におかれ尊ばれたため、男雛が左に据えられていたのである。 昔、何でも御所を中心にして考えられた。宮中の紫宸殿は南向きで、北を背にしている。そして「天子南面」という言葉があるように、天皇は南の方を向いている。すると、左手は東・右手は西になる。それで、宮中の東側を護る近衛兵を「左近衛」西を護る近衛兵を「右近衛」と称し、紫宸殿の前の東側、つまり右手にある桜を「左近桜」西野向かって右の橘を「右近橘」という。したがって御所では向かって右が東で上、向かって左が西で下位となる。 だから左大臣が上位で右大臣が下位である。こうした習わしから見ても内裏雛は、向かって右に男雛、向かって左に女雛がおかれるべきである。 ところがヨーロッパにおいては、中世ナイトの時代に、ナイトがかよわい婦女子を助けるために婦人を左手で抱え、右手で剣を握って戦ったことから、男子を向かって左、女子を向かって右とする順位が決定づけられたという。 日本ではたまたま、大正天皇・皇后が御大典のとき、東京の宮城においては洋装で立ったため、西洋礼式にならい、天皇が向かって左、皇后が向かって右に立ち、「御真影」もそれにならったため一般もそれにならい、内裏雛の飾り方にも影響した、といわれる。 「正月はなぜめでたいか暮らしの中の民俗学」岩井宏實著より
【商品データ】 定価 997,500円(敷き板付き) 寸法 男雛H320 mm 女雛H240 mm 素材 天然木 布着本堅地輪島塗
手箱(てばこ)須浜蒔絵(すはままきえ)堂畑義秋作
須浜(州浜すはま)とは、河から運ばれてきた土砂が、洲によって入り組んだ形となった浜辺を文様化したものです。
古来 須浜は、絵巻などで、神や仏が降臨する場所であり、清浄な領域をあらわすとされました。
ときには天女、あるいは「海から福をもたらすまれびと」の訪れる場所ともされました。
人々は、そこから理想郷へ旅立つ、もしくは理想郷へ到達したイメージを膨らませ、楽しみたい幽玄の世界が、須浜蒔絵です。
手箱全体を、金で描き尽くした、大変豪華な手箱です。
【商品データ】 定価 5,460,000円 寸法 W320 D258 H150 mm 素材 天然木 布着本堅地輪島塗
茶托(ちゃたく)錦松沈金(にしきまつちんきん)東恒博作
この茶托は、大変使い勝手が良く、毎日の生活に頻繁に御活用いただきたい茶托です。
お菓子にもお料理にも、何にでもお使いいただきたい、美しく機能的な茶托です。
輪島塗は修理がききます。存分に使いまわしてください。
錦の織物のように金色が冴える、松の沈金は、その松葉が一本一本丁寧に彫られています。
椀の曲面に、すーっとのびるしなやかな直線を彫ることは、大変高度な技術を要します。
長年の経験と確かな技術が生んだ、錦のように美しい松の沈金です。
松は、吉祥文様の代表。この植物が雨風や寒さに耐え抜く生命力の強さを持っているからです。
松は、常緑樹で古くから長寿のシンボルとされてきました。
松の実は子孫繁栄の吉祥模様です。
沈金とは、輪島ならではの加飾の技で、のみで漆の塗面を彫り込み、金銀の箔や粉を埋める技法です。
この沈金は、漆の塗厚が十分でなければ深彫りできず生かされません。
漆の肌に刃先で彫り込んだ繊細な線画で、自在な加飾ができる沈金は、しっかりした下地にささえられた厚みのある上塗りの、輪島ならではの技法です。
漆黒と金の松葉のコントラストが大変美しく、存在感のある茶托です。
そろいの銘々皿も御用意致しております。
【商品データ】
定価 115,500円(5客1組)
寸法 直径128 H24 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
半月型銘々皿(めいめいざら)錦松沈金(にしきまつちんきん)東恒博作
半月型のこの銘々皿は、大変使い勝手が良く、毎日の生活に頻繁に御活用いただきたいお銘々皿です。
お菓子にもお料理にも、何にでもお使いいただきたい、美しく機能的な銘々皿です。
輪島塗は修理がききます。存分に使いまわしてください。
錦の織物のように金色が冴える、松の沈金は、その松葉が一本一本丁寧に彫られています。
椀の曲面に、すーっとのびるしなやかな直線を彫ることは、大変高度な技術を要します。
長年の経験と確かな技術が生んだ、錦のように美しい松の沈金です。
松は、吉祥文様の代表。この植物が雨風や寒さに耐え抜く生命力の強さを持っているからです。
松は、常緑樹で古くから長寿のシンボルとされてきました。
松の実は子孫繁栄の吉祥模様です。
沈金とは、輪島ならではの加飾の技で、のみで漆の塗面を彫り込み、金銀の箔や粉を埋める技法です。
この沈金は、漆の塗厚が十分でなければ深彫りできず生かされません。
漆の肌に刃先で彫り込んだ繊細な線画で、自在な加飾ができる沈金は、しっかりした下地にささえられた厚みのある上塗りの、輪島ならではの技法です。
漆黒と金の松葉のコントラストが大変美しく、存在感のある銘々皿です。
そろいの茶托も御用意致しております。
【商品データ】
定価 126,000円(5客1組)
寸法 W152 D136 H10 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
小判盆(こばんぼん)錦松沈金(にしきまつちんきん)東恒博作
小判型のこの小判盆は、大変使い勝手が良く、毎日の生活に頻繁に御活用いただきたいお盆です。
銘々盆のように、お一人づつのおもてなしにもお使いください。
輪島塗は修理がききます。存分に使いまわしてください。
錦の織物のように金色が冴える、松の沈金は、その松葉が一本一本丁寧に彫られています。
椀の曲面に、すーっとのびるしなやかな直線を彫ることは、大変高度な技術を要します。
長年の経験と確かな技術が生んだ、錦のように美しい松の沈金です。
松は、吉祥文様の代表。この植物が雨風や寒さに耐え抜く生命力の強さを持っているからです。
松は、常緑樹で古くから長寿のシンボルとされてきました。
松の実は子孫繁栄の吉祥模様です。
沈金とは、輪島ならではの加飾の技で、のみで漆の塗面を彫り込み、金銀の箔や粉を埋める技法です。
この沈金は、漆の塗厚が十分でなければ深彫りできず生かされません。
漆の肌に刃先で彫り込んだ繊細な線画で、自在な加飾ができる沈金は、しっかりした下地にささえられた厚みのある上塗りの、輪島ならではの技法です。
漆黒と金の松葉のコントラストが大変美しく、存在感のあるお盆です。
【商品データ】
定価 52,500円
寸法 W380 D260 H231 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
盆(ぼん)飛花沈金(ひかちんきん)小西啓介作
この盆(ぼん)は、一枚あるととても重宝なサイズの、使い勝手のよい盆です。
輪島塗の盆は、もちろん色々な塗り方にできます(全て同じ色とか、表と裏を別の色にするとか、面の数だけ色を変えることができます)が、盆の裏からふちの内側までを黒に、内側の底部分のみを朱に塗るこの盆は、縁が黒いのできりっと引き締まった印象に、朱の華やかさが大変引き立つ、一番喜ばれている塗り方です。
慶事のみでなく弔事にもお使い頂ける、格調高い盆です。
弔事は、慶事と並んで人生の大切な節目です。弔事に赤いのは不向き、と思われるかも知れません。
しかし、古来より漆の朱は、大変尊ばれてきました。呪術的な意味を持つ色ともいわれてきました。神社仏閣に多用されるのはこのためです。
尊い朱の色は、礼装と同じと考えてお使いになって下さい。
また、贈り物や記念品・引き出物等にも大変喜んでいただいております。
輪島塗の盆は、傷が心配で使うのがこわい、とおっしゃる方がおいでます。
ちょっと樹を付けるだけで、ずいぶん違います。
お茶碗は、できるだけ直におかずに木製(漆器)茶托を使う。
盆の上でうつわを引っ張らない。
この2点に注意すれば、ぐんと傷は減ると思います。
でも、使い傷は長い年月の間に、自然とついてしまうもの。
ちょっと目立ってきたな、と思ったら、ご相談下さい。
輪島塗は修理がききます。早い内なら、修理代はとても安く、もとどおり新品にかわります。
飛花沈金とは、植物の種子が風に乗り、ふわふわと舞う様子を輪島独特の技法である沈金で表現したもので、舞い降りた種子はやがて目を出し、花を咲かせ、そして実を付け増えて行くことから、子孫繁栄を表しています。
沈金の細い線は、大変繊細な技法を駆使して彫り込まれています。
線と線が交差するところは、輪島の堅牢な塗があってこそできる技で、作家の技術の高さをも物語っています。
作は小西啓介、日展特選を3回とっている高度な技術と表現力は、繊細さと力強さを兼ね備えています。
この飛花沈金は、羽根のように軽やかでやわらかな図に仕上がっており、人気の高い図案です。
【商品データ】
定価 36,750円
寸法 直径305 H20 cm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
煮物椀(にものわん)溜・春秋蒔絵(ため・しゅんじゅうまきえ)川原秀作
この煮物椀は、不思議な情景を描いた煮物椀です。
春秋は、桜と紅葉の蒔絵のことです。
共に有るはずのない桜と紅葉を、一緒に見ることが出来れば、と思うわがままな私達の夢を描いた美しい蒔絵です。
また、春の桜と秋の紅葉が共に描かれているということは季節感が幻なので、季節に関係なくお使い頂きたい煮物椀です。
想像にのみ存在する、現実を忘れるような夢の景色です。
桜や紅葉は、金と色漆を巧みに使った、大変美しい鮮やかな色合いで描かれています。
また、研ぎ出しや高蒔絵などの様々な技法を駆使した、立体的な素晴らしい蒔絵で
たいへん優美で落ち着いた、豪華な蒔絵ですので、あらたまったお祝いの席や迎春にはもってこいの、格調高い煮物椀です。
椀の形状は、長寿の象徴の亀の甲羅を模した、「亀甲型」で、木地から手間のかかるそのかたちは、大変おめでたい縁起のいいかたちです。
お祝いの席なら、この煮物椀でおもちをいただけば、さぞかし美味しいでしょうねー。
《煮物椀の形》
煮物椀は、煮物や雑煮用の吸物椀より大きめでたっぷりした椀です。
ひとくちに煮物椀といっても、吸物椀と同様に、15~6種類の形をご用意しております。
雑煮は、その地方独特の形があるようです。おもちの形もまちまちです。
具がたっぷりはいるお雑煮には、深くておおきな形を。
出汁を楽しむお雑煮には、手に持ちやすくすっとした形を。などなど、お宅で一番使いやすい煮物椀をお選び下さい。
まずは、形をえらんで、それから色や塗り方を選び、模様を選び、、、そうしてお宅にぴったりの、貴方だけの煮物椀ができあがります。
溜塗(ためぬり)は、黒や朱塗りより、1回多く手間がかかります。
はじめに朱漆を塗り、次に朱合漆(しゅあいうるし)というべっこう色の漆を塗っているからです。
その雰囲気は、戦前の天皇陛下の御車が溜塗であったように、高貴で落ち着いていて華麗です。
溜(溜塗り)とは
中塗りに朱漆を塗り、上塗りに朱合い漆という半透明の漆をぬる技法。
漆は時間が経つにつれて透明度が増してくる、という特性を生かし、中塗りの朱が漆が薄くのるふちのほうから透けて、落ち着いた中にも華やかさのある、雰囲気をかもします。
経年の変化を、逆に楽しみにしていただきたいものです。
輪島塗は、高級な蒔絵であればあるほど、傷付くことをご心配になると思います。
大事なお碗で有ればあるほど、扱い手の所作は、自然とゆっくり丁寧になります。(なぜか、驚くほど優雅で上品にお出しできてしまいます)
そして蒔絵は蓋の裏(見返し)のみですので、ほとんど気にせずにお使い頂けます。
ですからよっぽどの事がない限り、蒔絵がひどく痛んでしまうことはありません。
もしも気になるほど傷ついてしまったら、早めにご相談下さいませ。
輪島塗は、修理修繕がききます。たくさんの工程を経て作られておりますので、逆にさかのぼっていけば、きれいに直ります。(傷や痛みに合わせた最良の方法をご案内しお見積もりいたします。)
お気軽にご相談下さい。
【商品データ】
定価 997,500円(5客1組)
寸法 直径137 H106 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
煮物椀(にものわん)松梅蒔絵(まつうめまきえ)谷内紫香作 この煮物椀は、美しい山水を描いた優雅な煮物椀です。 遠山に水の流れと松梅の山水蒔絵は、古来より人々の憧れる不老不死の理想郷。松は、長寿のシンボルです。梅は、春を告げる花です。 松梅は、おめでたいものの代表ですが、なぜ、松梅がめでたいのでしょうか? それは、この二つの植物が雨風や寒さに耐え抜く生命力の強さを持っているからです。 松は、常緑樹で古くから長寿のシンボルとされてきました。梅は、早春の花で生命の息吹を感じさせます。古くから、知恵と悟りの花・神の叡智を呼ぶ花とされてきました。 松梅は、幸せを願う心をあらわすといえます。 新しい春の訪れのイメージは、新春にふさわしい吉祥模様です。 たいへん優美で落ち着いた、豪華な蒔絵ですので、あらたまったお祝いの席や迎春にはもってこいの、格調高い煮物椀です。 《煮物椀の形》煮物椀は、煮物や雑煮用の吸物椀より大きめでたっぷりした椀です。ひとくちに煮物椀といっても、吸物椀と同様に、15~6種類の形をご用意しております。 雑煮は、その地方独特の形があるようです。おもちの形もまちまちです。具がたっぷりはいるお雑煮には、深くておおきな形を。出汁を楽しむお雑煮には、手に持ちやすくすっとした形を。などなど、お宅で一番使いやすい煮物椀をお選び下さい。 まずは、形をえらんで、それから色や塗り方を選び、模様を選び、、、そうしてお宅にぴったりの、貴方だけの煮物椀ができあがります。 この煮物椀は、外側が糸目型です。糸目型は手に持ちやすく、見た目に華やかな煮物椀です。素朴さをも感じさせる煮物椀の、蓋をとってみると見返しは見事な松梅山水蒔絵が現れる。こんな奥ゆかしい贅沢が、この煮物椀にはあります。椀の金縁が、見返しの豪華さを少し感じさせる、にくい演出です。 輪島塗は、高級な蒔絵であればあるほど、傷付くことをご心配になると思います。大事なお碗で有ればあるほど、扱い手の所作は、自然とゆっくり丁寧になります。(なぜか、驚くほど優雅で上品にお出しできてしまいます)そして蒔絵は蓋の裏(見返し)のみですので、ほとんど気にせずにお使い頂けます。 ですからよっぽどの事がない限り、蒔絵がひどく痛んでしまうことはありません。 もしも気になるほど傷ついてしまったら、早めにご相談下さいませ。輪島塗は、修理修繕がききます。たくさんの工程を経て作られておりますので、逆にさかのぼっていけば、きれいに直ります。(傷や痛みに合わせた最良の方法をご案内しお見積もりいたします。)お気軽にご相談下さい。 【商品データ】 定価 924,000円(5客1組) 寸法 直径131 H100 mm 素材 天然木 布着本堅地輪島塗
煮物椀(にものわん)松に春秋蒔絵(まつにしゅんじゅうまきえ)丹保弘峰作
この煮物椀は、美しい山水を描いた優雅な煮物椀です。
遠山に水の流れと松の山水蒔絵は、古来より人々の憧れる不老不死の理想郷。
松は、長寿のシンボルです。
春秋は、桜と紅葉の蒔絵のことです。
山水に春秋を加えることで、華やかさを加味し、季節感を越えた美しさを楽しめます。
想像にのみ存在する、現実を忘れるような夢の景色です。
お使いになる場合も季節感を気にすることはありません。
たいへん優美で落ち着いた、豪華な蒔絵ですので、あらたまったお祝いの席や迎春にはもってこいの、格調高い煮物椀です。
どこに出しても恥ずかしくない、素晴らしい煮物椀です。
《煮物椀の形》
煮物椀は、煮物や雑煮用の吸物椀より大きめでたっぷりした椀です。
ひとくちに煮物椀といっても、吸物椀と同様に、15~6種類の形をご用意しております。
雑煮は、その地方独特の形があるようです。おもちの形もまちまちです。
具がたっぷりはいるお雑煮には、深くておおきな形を。
出汁を楽しむお雑煮には、手に持ちやすくすっとした形を。などなど、お宅で一番使いやすい煮物椀をお選び下さい。
まずは、形をえらんで、それから色や塗り方を選び、模様を選び、、、そうしてお宅にぴったりの、貴方だけの煮物椀ができあがります。
溜塗(ためぬり)は、黒や朱塗りより、1回多く手間がかかります。
はじめに朱漆を塗り、次に朱合漆(しゅあいうるし)というべっこう色の漆を塗っているからです。
その雰囲気は、戦前の天皇陛下の御車が溜塗であったように、高貴で落ち着いていて華麗です。
溜(溜塗り)とは
中塗りに朱漆を塗り、上塗りに朱合い漆という半透明の漆をぬる技法。
漆は時間が経つにつれて透明度が増してくる、という特性を生かし、中塗りの朱が漆が薄くのるふちのほうから透けて、落ち着いた中にも華やかさのある、雰囲気をかもします。
経年の変化を、逆に楽しみにしていただきたいものです。
この煮物椀は、外側が溜塗りの糸目型です。糸目型は手に持ちやすく、見た目に華やかな煮物椀です。
輪島塗は、高級な蒔絵であればあるほど、傷付くことをご心配になると思います。
大事なお碗で有ればあるほど、扱い手の所作は、自然とゆっくり丁寧になります。(なぜか、驚くほど優雅で上品にお出しできてしまいます)
そして蒔絵は蓋の裏(見返し)と椀の内底のみですので、ほとんど気にせずにお使い頂けます。
ですからよっぽどの事がない限り、蒔絵がひどく痛んでしまうことはありません。
もしも気になるほど傷ついてしまったら、早めにご相談下さいませ。
輪島塗は、修理修繕がききます。たくさんの工程を経て作られておりますので、逆にさかのぼっていけば、きれいに直ります。(傷や痛みに合わせた最良の方法をご案内しお見積もりいたします。)
お気軽にご相談下さい。
【商品データ】
定価 924,000円(5客1組)
寸法 直径132 H98 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
茶托(ちゃたく)松に春秋蒔絵(まつにしゅんじゅうまきえ)丹保弘峰作
この茶托は、美しい山水を描いた優雅な茶托です。
遠山に水の流れと松の山水蒔絵は、古来より人々の憧れる不老不死の理想郷。
松は、長寿のシンボルです。
春秋は、桜と紅葉の蒔絵のことです。
山水に春秋を加えることで、華やかさを加味し、季節感を越えた美しさを楽しめます。
想像にのみ存在する、現実を忘れるような夢の景色です。
お使いになる場合も季節感を気にすることはありません。
たいへん優美で落ち着いた、豪華な蒔絵ですので、あらたまったお祝いの席や迎春にはもってこいの、格調高い茶托です。
どこに出しても恥ずかしくない、素晴らしい茶托です。
この茶托は、足付きです。一般的な茶托は底が平らになっていますが、それに足をつけて高くしました。
高級な蒔絵に合わせて格調高い形に致しました。
茶托は、高級な蒔絵であればあるほど、お茶碗の下になる部分が傷付くことをご心配になると思います。
いいお茶碗なら、糸底の処理も素晴らしくきちんとされていますし、ましてや大事な茶托やお茶碗で有ればあるほど、扱い手の所作は、自然とゆっくり丁寧になります。(なぜか、驚くほど優雅で上品にお茶をお出しできてしまいます)
ですからよっぽどの事がない限り、底だけがひどく痛んでしまうことはありません。
もしも気になるほど傷ついてしまったら、早めにご相談下さいませ。
輪島塗は、修理修繕がききます。たくさんの工程を経て作られておりますので、逆にさかのぼっていけば、きれいに直ります。(傷や痛みに合わせた最良の方法をご案内しお見積もりいたします。)
お気軽にご相談下さい。
【商品データ】
定価 409,500円(5客1組)
寸法 直径131 H23 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
銘々皿(めいめいざら)松に春秋蒔絵(まつにしゅんじゅうまきえ)丹保弘峰作
手の込んだ形の皿に、美しい山水を描いた優雅な銘々皿です。
遠山に水の流れと松の山水蒔絵は、古来より人々の憧れる不老不死の理想郷。
まつは、長寿のシンボルです。
春秋は、桜と紅葉の蒔絵のことです。
山水に春秋を加えることで、華やかさを加味し、季節感を越えた美しさを楽しめます。
想像にのみ存在する、現実を忘れるような夢の景色です。
お使いになる場合も季節感を気にすることはありません。
たいへん優美で落ち着いた、豪華な蒔絵ですので、あらたまったお祝いの席や迎春にはもってこいの、格調高い銘々皿です。
どこに出しても恥ずかしくない、素晴らしい銘々皿です。
【商品データ】
定価 420,000円(5客1組)
寸法 W137 D137 H22 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
吸物椀(すいものわん)五節句蒔絵(ごせっくまきえ)堂畑義秋作
吸物椀・五節句蒔絵は、五つの節句をイメージした蒔絵を5組の吸物椀に絵替わりで描いたものです。
五節句とは、朝廷の五節会に対し、公家以下一般の家庭で供物をととのえて正月から9月にわたる各月5回の節日を祝う儀式をいいます。 正月7日を人日(じんじつ)、3月3日を上巳(じょうし)5月5日を端午(たんご)7月7日を七夕(たなばた)9月9日を重陽(ちょうよう)といい、正月の他は奇数の月と同じ数の日を重ねることを特色とします。 一年の節目の日としての五節句を、健康で無事に迎えられることを幸せに思い、喜び感じるおめでたい文様です。
その図案の華やかさからも、古来より好まれ用いられてきました。 また、吸物椀の形が亀の甲羅を模した「亀甲型」です。たいへんおめでたい形状です。
【商品データ】 定価 735,000円(5客1組) 寸法 直径105 H110 mm 素材 天然木 布着本堅地輪島塗
飾り棚(かざりだな)波千鳥蒔絵(なみちどりまきえ)堂畑義秋作
輪島塗は、約600年の歴史を持つ、JAPANとも呼ばれる漆器の最高峰です。その工程は、23工程・124以上の手数を経て作り出され、堅牢さと優美さを兼ね備えた日本の誇る伝統工芸です。 600年の歴史は、脈々と今日に受け継がれ、数多くの職人達の腕に宿っています。
輪島の技術と知識は、貴方のために、ご満足の行く座卓をお作り致します。
乾漆(かんしつ)とは、漆を乾かして粉にし、満遍なく蒔いて漆をかけ、研ぎ出す技法のことです。塗面は、少しざらざらした感じに仕上がり、輪島塗の鏡面のような呂色仕上げとはひと味違った、落ち着いた漆の風合いを感じさせます。また、乾漆仕上げの棚は、傷に強い。傷がつきにくく目立ちにくいので、気軽に使いやすいと好評です。
輪島の家具の自慢は、見えない部分も輪島塗であることです。 足の裏側も、天板の裏側も、すべて輪島塗。 ですから、どこから見ても輪島塗。 畳や絨毯にも、指にも食器にもやさしいのです。
乾漆に蒔絵を描くときには、一度乾漆仕上げにしたものの蒔絵を描きたい部分だけを、研いで平面にし、描きます。ざらざらした感じの乾漆と、美しい蒔絵の光沢が、不思議な感じがする珍しい飾り棚です。
輪島塗の飾り棚は、なおして使い続けることが出来ます。
数多い工程をさかのぼっての修理が可能だからです。
輪島塗・飾り棚の修理につきましても、万全の体制でいつでも承ります。お気軽にお問い合わせ下さいませ。
座卓(座敷机)もございます。
【商品データ】 定価 4,200,000円 寸法 W1050 D390 H870 mm 素材 天然木 布着本堅地輪島塗
テーブル(いす5客付)応接セット 牡丹唐草沈黒(ぼたんからくさちんこく)東恒博作
この丸テーブルは、東洋風の曲線を活かした形が漆の良さを最大に引き出す、美しいテーブルです。
曲面は手間がかかるだけあって、その美しさは、平面の比ではありません。
付属のいす5客は、使わないときはテーブルの下に入り込む造りになっていて、大変便利です。
輪島の家具の自慢は、見えない部分も輪島塗であることです。
足の裏側も、天板の裏側も、すべて輪島塗。
ですから、どこから見ても輪島塗。
畳や絨毯にも、指にも食器にもやさしいのです。
牡丹唐草は、人気の高い模様です。
牡丹は富貴の象徴、唐草は連綿と続くことを意味する吉祥模様です。
縁に彫り詰めてありますので、多少の使い傷は目立ちにくくなっています。
沈黒とは、沈金の技法で、金のかわりに黒の漆をいれたものです。
落ち着いた風合いは飽きがこず、何にでも似合って素敵です。
沈金とは、輪島ならではの加飾の技で、のみで漆の塗面を彫り込み、金銀の箔や粉を埋める技法です。
この沈金は、漆の塗厚が十分でなければ深彫りできず生かされません。
漆の肌に刃先で彫り込んだ繊細な線画で、自在な加飾ができる沈金は、しっかりした下地にささえられた厚みのある上塗りの、輪島ならではの技法です。
飾り皿(かざりざら)牡丹沈金(ぼたんちんきん)前 大峰(まえたいほう)作
迫力のある力強いのみさばきが見て取れる、大胆な構図の飾り皿・牡丹沈金は、輪島の誇る人間国宝・前 大峰の作です。
漆黒に牡丹の金色が美しく映え、重厚な存在感を感じさせるこの飾り皿は、見る人を圧倒する迫力が有ります。
今は亡き、人間国宝・前 大峰は、昭和52年に惜しまれてこの世を去るまで、大変情熱的に沈金の仕事に精進し、その作品は多くの人々を魅了し数々の賞を受賞、勲三等瑞宝章を賜っている。
牡丹(ぼたん)
牡丹は富貴の象徴として、古来より好んで描かれてきた吉祥模様です。
牡丹の花の美しさや豪華さ、香の良いことや強いことから、富貴のイメージがある。
誰からも愛され、漆芸だけでなく、焼き物・着物などに多く用いられる題材です。
【商品データ】
定価
座敷机(ざしきづくえ)両側乾漆中央山水蒔絵(りょうがわかんしつちゅうおうさんすいまきえ)谷内紫香作
輪島塗の座卓は、傷がつくのが怖くて使えない、そうおっしゃる方もございます。この座敷机の特徴は、日常でもっとも使われる、机面の両側を乾漆仕上げにしたことです。椀やコップ、お膳、お茶やお菓子などを置く場所ですので、傷が付きにくく、目立ちにくい乾漆仕上げにして、座卓を気軽にお使い頂けるように致しました。
乾漆(かんしつ)とは、漆を乾かして粉にし、満遍なく蒔いて漆をかけ、研ぎ出す技法のことです。塗面は、少しざらざらした感じに仕上がり、輪島塗の鏡面のような呂色仕上げとはひと味違った、落ち着いた漆の風合いを感じさせます。
また、この座卓の中央は、黒呂色の艶やかさを残し、上品な山水蒔絵を施しました。山水蒔絵は、人々の憧れる、不老不死の理想郷を描いた図です。
乾漆の機能性と、山水蒔絵の美しさと黒呂色の艶やかさの装飾性が、見事に調和した逸品の座卓です。 お気軽にお使い頂きたい座敷机です。
【商品データ】 定価 1,680,000円 寸法 W1510 D900 H335 mm 素材 天然木 布着本堅地輪島塗
座敷机(ざしきづくえ)鯉沈金(こいちんきん)小西啓介作
鯉沈金は、小西啓介作。日展特選を3回も取っている、名実共に素晴らしい沈金作家です。
鯉を彫らせたら、輪島では右に出るものはまずいない、と思います(弊社社長談)
この座卓の天板の悠々と泳ぐ金色の鯉は、うろこやおびれがまぶしく輝いて、大変華麗で、生きているよう。
いずれは、急流を泳ぎ滝を昇って、龍になるのかもしれません。
松は、吉祥模様の代表。長寿の象徴として、古くから愛され続けています。
松が、雨風や寒さに耐え抜く生命力の強さを持っているからです。
鯉(こい)
中国では龍門(りゅうもん)と呼ばれる急な滝を昇り、龍になるといわれ、出世魚として尊重されていた。
日本でも「徒然草(つれづれぐさ)」などにみられるように、尊い魚であり、今でいう鯛(たい)のような扱いだった。
子供の立身出世を願い、男子の祝着に鯉の滝昇りの図を染めたりしたほか、江戸時代の終わりの文政頃からは端午の節句に鯉のぼりが上げられるようになった。
また、吉祥の魚として多くの絵画、彫刻、鋳物などにも用いられた。
日展特選作家・小西啓介の技を充分に発揮した、素晴らしい座卓です。
【商品データ】
定価 2,100,000円
寸法 W1510 D900 H335 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
座敷机(ざしきづくえ)花菖蒲蒔絵(はなしょうぶまきえ)鈴谷鉄五郎作
この座卓の天板に、のびやかに描かれた花菖蒲蒔絵は、茶道具に作品が多い鈴谷鉄五郎の珍しい大物家具の作品です。
棗(なつめ)の蒔絵のように、大変緻密で丁寧な細かい仕事が随所にみられる、鉄五郎らしい力作です。
色や形がメリハリがきいていて、持ち味のきりっとした凛々しい蒔絵が、大変素晴らしい座敷机です。
この座卓の花菖蒲のはなびらは、一枚一枚が色を数色使い、ぼかし込んであります。
研ぎ出しの技法を駆使して描いているので、見る角度によって表情が変わり大変美しい蒔絵です。
鉄五郎の仕事の、大変上品で繊細な感じのする仕上がりは、他に類がなく、輪島の蒔絵の第一人者であろうと思われます。
蒔絵一筋のその姿勢は、名人と呼ばれる今日でもさらに試行錯誤を重ねる探求心を持ち続け、作品にまっすぐ現れています。
菖蒲(しょうぶ)は、勝負(しょうぶ)に通じ、厄よけ・魔除けの意味を持つ運気上昇の吉祥模様です。
菖蒲(しょうぶ)
端午の節句は別名「菖蒲の節句」ともいわれ、菖蒲との関わりが大変に深い。かつて5月5日には家の軒には菖蒲を刺し菖蒲かずらと呼ぶ兜をつくり、菖蒲酒を飲み、子供達は菖蒲打ちをして遊び、夜には菖蒲湯につかり、枕の下に菖蒲を敷いて寝るといった、まさしく菖蒲三昧の日を送った。
端午の節句が比類のないほどの忌み日で「尚武」や「勝負」にも通じる菖蒲は、鋭い剣を思わせる葉の形と強い芳香が、邪気を祓うのに威力を発揮するものといわれているからだ。
菖蒲が邪気を祓うとされる理由に、こんな言い伝えがある。
昔、中国の平舒王が家臣の不忠義を責めて殺した。家臣の魂は毒蛇になり災いをもたらした。そこで王は毒蛇に見立てた菖蒲を割いて酒に入れて飲み、邪魔の術を会得、毒蛇を退治した。
菖蒲は、薬草としても知られていて、古くは腹痛や虫下しに、また打ち身の治療にも使われてきた。
菖蒲湯に入れば、夏ばてしない、虫に刺されない、火災にあわない、などと言い慣わされてきた。
吉祥の願いをこめた、花菖蒲蒔絵の座卓は、最高級の座卓です。
【商品データ】
定価 1,575,000円
寸法 W1510 D900 H335 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
座敷机(ざしきづくえ)鉄線に撫子蒔絵(てっせんになでしこまきえ)丹保弘峰作
この座卓は、鏡面のように美しい漆黒の天板に、可愛い鉄線と撫子を繊細な筆遣いで描きました。
鉄線(てっせん)
鉄線は、鉄のように強いつるをもつ植物という意味である。
その優美な姿が、古来より大変好まれ、桃山時代頃から小袖や能装束に描かれてきた。
唐草文様になっているものも多く、連綿と続くイメージから吉事が終わり無く続く吉祥文様である。
撫子(なでしこ)
撫子の名の由来は「なでたいほどかわいらしい」という意味から。
秋の七草の一つで、日本の女性を「大和撫子(やまとなでしこ)」と呼ぶのは撫子のように清楚・可憐であったからといわれる。
この座卓は、漆黒の部分は呂色仕上げの美しさを、蒔絵部分は繊細な筆遣いと金や色漆の美しさを、それぞれお楽しみ頂ける座敷机です。
呂色(ろいろ)とは
上塗りを終えた後(この花台なら黒漆で上塗り後)、研磨と生漆をすり込む工程を繰り返し、艶(光沢)をあげる仕上げのこと。
顔が映り込むほど、まるで鏡面のように美しく仕上がります。
輪島の家具の自慢は、見えない部分も輪島塗であることです。
足の裏側も、天板の裏側も、すべて輪島塗。ですから、どこから見ても輪島塗。
畳や絨毯にも、指にも食器にもやさしいのです。
どこにもない、最高級家具をお探しのお客様、ぜひ一度ご覧下さい。
輪島の技が、「あなただけ」を形にします。
輪島塗の座卓は、漆器JAPANの最高峰です。
【商品データ】
定価 1,050,000円
寸法 W1510 D900 H335 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
座敷机(ざしきづくえ)銀地葦乾漆(ぎんじあしかんしつ)升井克宗作
この座卓は、天板の全面に薄く銀地を施し、葦を乾漆粉で盛り上げ同じく銀を蒔いて研ぎ出した、凝った意匠の座敷机です。
座卓全体を乾漆にせず、しかし質感を近く感じさせるように、塗り部分に銀地をうすく施しています。落ち着いた中にも匠の技が感じられる仕上がりの座卓です。
部分的に乾漆にして模様を描き出すというやり方は、大変おもしろいだろうと考えて、弊社社長がつくりだした座敷机、ちょっと違った感じの輪島塗座卓、と思って頂けると思います。
また、あの有名な日本の偉人「豊臣秀吉」の馬具には、この葦(あし)が描かれていました。
この馬具の下絵は、狩野永徳が描いたもので、秀吉が永徳のような一流の画家に下絵を描かせ作らせた馬具を愛用していたそうです。
葦は、古代から親しまれてきた植物で、多くの和歌にも詠まれ、文様にも描かれてきました。
「人間は考える葦である」17世紀フランスの物理学者・哲学者のパスカルは有名である。
こんな、ちょっと変わった、一工夫した輪島塗を考えて考えて作るのが社長の楽しみです。
社長をう~んとうならせる、無理難題の輪島塗の特注がきたら、社長は、待ってましたとばかりに小鼻をふくらませ喜びます。
漆器はいいですね。環境にも人にも優しい、そしてあたたかい。
漆(うるし)をもっと身近に感じて欲しい。輪島漆器大雅堂(株)の願いです。
【商品データ】
定価 1,890,000円
寸法 W1510 D900 H335 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
座敷机(ざしきづくえ)色紙山水蒔絵(しきしさんすいまきえ)浜高悦朗作 4尺
この座卓の色紙山水蒔絵は、山水(不老不死の理想郷を描いた、美しい風景)を色紙で切り取って、色々な理想の地を重ね描いた図です。
一枚一枚が別の空間を描きながら、違和感なく同じ次元にとけ込んでいます。
座卓の足は、漆で固定して取れることが無いようにも、仮どめして収納時には取り外しが出来るようにも、どちらにも出来ます。
ご注文の折に、ご相談下さいませ。
また、座卓用ガラスをご希望のお客様には、天板の形状に合わせてお誂えさせていただく事ができます。ご注文時に、ご相談下さいませ(別途料金)
輪島の家具の自慢は、見えない部分も輪島塗であることです。
足の裏側も、天板の裏側も、すべて輪島塗。
ですから、どこから見ても輪島塗。
畳や絨毯にも、指にも食器にもやさしいのです。
【商品データ】
定価 1,356,000円
寸法 W120 D90 H335 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
座敷机(ざしきづくえ)寿松沈金(ことぶきまつちんきん)東恒博作
座卓・寿松沈金は、末広がりの金の松の図で、美しく繊細に彫られています。
沈金の技が映える、吉祥模様の座卓です。
松は、常緑樹で古くから長寿のシンボルとされてきました。
それは、この松が、雨風や寒さに耐え抜く生命力の強さを持っているからです。
沈金とは、輪島ならではの加飾の技で、のみで漆の塗面を彫り込み、金銀の箔や粉を埋める技法です。
この沈金は、漆の塗厚が十分でなければ深彫りできず生かされません。
漆の肌に刃先で彫り込んだ繊細な線画で、自在な加飾ができる沈金は、しっかりした下地にささえられた厚みのある上塗りの、輪島ならではの技法です。
この座卓は、漆黒と金の松葉のコントラストが大変美しく、存在感のある座敷机です。
【商品データ】
定価 1,050,000円
寸法 W1510 D900 H335 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
座敷机(ざしきづくえ)色紙山水乾漆(しきしさんすいかんしつ)升井克宗作
座卓・色紙山水蒔絵は、山水(不老不死の理想郷を描いた、美しい風景)を色紙で切り取って、色々な理想の地を重ね描いた図です。
色紙の一枚一枚が、別の空間を描きながら、違和感なく同じ次元にとけ込んでいます。
乾漆(かんしつ)とは、漆を乾かして粉にし、満遍なく蒔いて漆をかけ、研ぎ出す技法のことです。
座卓の塗面は、少しざらざらした感じに仕上がり、輪島塗の鏡面のような呂色仕上げとはひと味違った、落ち着いた漆の風合いを感じさせます。
この座卓は、使い傷がつきにくく、目立ちにくい乾漆仕上げの、普段使いに最適の座敷机ですので、子供さんがひっかいても、上でお絵かきしても、コップをひっぱりよせても、叱らなくてすみます。
その上、輪島塗座卓は修理がききます。お気軽にお問い合わせ下さいね。
乾漆ぼかしは、乾漆に使用する漆の粉の色の違うものを、ぼかした感じで蒔き分けていく技法です。その技法で、山水を描き出しています。
座卓の足は丸ネジ足ですので、収納時には簡単に取り外しできます。
【商品データ】
定価 787,500円
寸法 W1060 D758 H335 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
兜(かぶと)葦蒔絵(あしまきえ)鬼平慶司作
この兜は、五月の節句にぴったりの、葦蒔絵(あしまきえ)を描いています。
また、あの有名な日本の偉人「豊臣秀吉」の馬具には、この葦(あし)が描かれていました。この馬具の下絵は、かの狩野永徳が描いたもので、秀吉が永徳のような一流の画家に下絵を描かせ作らせた、愛用の馬具で、これを題材にしたかぶとです。
高蒔絵の葦は、大変豪華で立派な蒔絵です。
そして、兜の内側には、六つのひょうたんを描きました。
秀吉の「千成りひょうたん」、また、六瓢(むびょう)は無病(むびょう)につながる、吉祥文様で、男子が健康に健やかに成長し、大物になりますように、との願いをこめた蒔絵です。
初節句のお祝いにや、誕生祝いにも、五月の床飾りにも、大変見事なこの兜をいわれとともにお楽しみ下さい。
五月人形は、色々なものが数多く出回っています。
しかし、普通の兜では物足りない、人と違ったものが欲しいとお考えではないでしょうか?
是非一度、この兜・葦蒔絵をご覧下さい。
蒔絵の美しさ・技術の高さと、漆黒の格調高い気品は、男子が成長したあとも宝として、末永く愛用頂けると確信致しております。
飾り台の中に兜を収納できるようになっています。飾り台は、総桐製漆塗りです。
兜の飾り紐(ひも)は、正絹手組組み紐(角)をあつらえました。
【商品データ】
定価 1,029,000円
寸法
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
銘々皿(めいめいざら)とまり舟蒔絵 浜高悦朗作 半月型
静かな波打ち際に、一艘の舟がつながれとまっている。
一日の仕事を終え、無事に帰り着いた舟の、安堵の様子と静けさがただよう。
静寂の中、時折ゆらゆらと揺れる舟に、波の音がちゃぽんちゃぽんと聞こえるだけ。
とても落ち着いた、ゆったりした時間のながれを描いた、絵画のような美しい蒔絵です。
【商品データ】
定価 199,500円(5客1組)
寸法 たて135 よこ153 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
銘々皿(めいめいざら)扇面五聖蒔絵(せんめんごせいまきえ)隅折型 川原秀作
扇面(扇)は、日本で作られた日本特有のもので、末が広がる形から「末広」ともいい、発展や拡大を意味するえんぎのよいもの、とされています。
五聖とは
文人画の画材となっている5種類の趣ある素材のこと。
歳寒三友(さいかんさんゆう)とされる松竹梅と、菊・蘭の5種類をさす。
「松竹梅」は、この三つの植物が雨風や寒さに耐え抜く生命力の強さを持っているからです。
松は、常緑樹で古くから長寿のシンボルとされてきました。
竹は、常緑で成長も早いことかあらあ生命力の盛んなしるしとして尊ばれてきました。天に向かってまっすぐ伸びるその姿が、いかにも生命力の強さを連想させます。
ささと共に、魔除けの意味も有るとされ、神事にも多用されます。
梅は、早春の花で生命の息吹を感じさせます。古くから、知恵と悟りの花・神の叡智を呼ぶ花とされてきました。
松竹梅は、幸せを願う心をあらわすといえます。
この三種類に、あらゆる花の中で最も精気のあるものとして、延年長寿の薬とされた「菊」と、気品・格調高く、長く持ち香の良い「蘭」を加えた5種類を、五聖とし、慶賀吉祥のシンボルとされています。
蒔絵で描かれた五聖は、大変美しく華やかです。
【商品データ】
定価 220,500円(5客1組)
寸法 W152 D152 H14 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
銘々皿(めいめいざら)半月帯型 寿松沈金(はんげつおびがた ことぶきまつちんきん)東恒博作
寿松沈金は、末広がりの金の松の図で、美しく繊細に彫られています。
沈金の技が映える、吉祥模様です。
松は、常緑樹で古くから長寿のシンボルとされてきました。
それは、この松が、雨風や寒さに耐え抜く生命力の強さを持っているからです。
沈金とは、輪島ならではの加飾の技で、のみで漆の塗面を彫り込み、金銀の箔や粉を埋める技法です。
この沈金は、漆の塗厚が十分でなければ深彫りできず生かされません。
漆の肌に刃先で彫り込んだ繊細な線画で、自在な加飾ができる沈金は、しっかりした下地にささえられた厚みのある上塗りの、輪島ならではの技法です。
【商品データ】
定価 147,000円
寸法
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
銘々皿(めいめいざら)立雛蒔絵(たちびなまきえ)川原秀作
銘々皿・立雛蒔絵は、ひなまつりをイメージして作りました。
ひな祭りによく似合う、赤い銘々皿は、大変華やかで美しく、蒔絵の立雛はかわいらしく、見る人の心をなごませるでしょう。
古来、朱(赤やオレンジ色などの朱色)の漆は、大変貴重でありました。
朱の色は、「太陽」や「火」「血」の象徴とされ、神仏や儀式の道具にも用いられました。
人々を引きつける、たいへん尊ばれた色です。
小さくて軽い銘々皿ですので、ひな祭りには皿立てに飾っても、気が利いてかわいらしいものです。
銘々皿・立雛蒔絵には、茶托・立雛蒔絵や卓上膳・立雛蒔絵も似合います。
《内裏雛(だいりびな)の右、左》
内裏雛の右、左は、よく話題に上る問題です。お宅ではどうしていらっしゃいますか?
内裏雛は本来、左側すなわち向かって右が男雛で、左が女雛であったが、明治の終わり頃から次第に逆になって、今日では右側すなわち向かって左が男雛、右が女雛になっている。
日本では古来、左が上位におかれ尊ばれたため、男雛が左に据えられていたのである。
昔、何でも御所を中心にして考えられた。
宮中の紫宸殿は南向きで、北を背にしている。そして「天子南面」という言葉があるように、天皇は南の方を向いている。すると、左手は東・右手は西になる。
それで、宮中の東側を護る近衛兵を「左近衛」西を護る近衛兵を「右近衛」と称し、紫宸殿の前の東側、つまり右手にある桜を「左近桜」西野向かって右の橘を「右近橘」という。
したがって御所では向かって右が東で上、向かって左が西で下位となる。
だから左大臣が上位で右大臣が下位である。こうした習わしから見ても内裏雛は、向かって右に男雛、向かって左に女雛がおかれるべきである。
ところがヨーロッパにおいては、中世ナイトの時代に、ナイトがかよわい婦女子を助けるために婦人を左手で抱え、右手で剣を握って戦ったことから、男子を向かって左、女子を向かって右とする順位が決定づけられたという。
日本ではたまたま、大正天皇・皇后が御大典のとき、東京の宮城においては洋装で立ったため、西洋礼式にならい、天皇が向かって左、皇后が向かって右に立ち、「御真影」もそれにならったため一般もそれにならい、内裏雛の飾り方にも影響した、といわれる。
「正月はなぜめでたいか暮らしの中の民俗学」岩井宏實著より
漆器はいいですね。環境にも人にも優しい、そしてあたたかい。
漆(うるし)を漆塗りをもっと身近に感じて欲しい。輪島漆器大雅堂(株)の願いです。
【商品データ】
定価 262,500円(5客1組)
寸法 W135 D135 H12 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
茶托(ちゃたく)せせらぎ蒔絵 浜高悦朗作
動きのあるものを描く。とても難しいのです。
せせらぎ蒔絵は、とめどなく流れる清流を描いています。
線の一本一本が、躍動感にあふれ、しぶきがほとばしる。そんな情景を蒔絵にしました。
流れる水の音が、聞こえてきそうです。
脈々と続く清い流れは、末永く続く幸せへのあこがれを象徴しています。
作は、浜高悦朗。「蒔絵ではなく、絵画を描いている」と、いつもおっしゃっています。
この茶托・せせらぎ蒔絵の大きさは、直径4.2寸。一番よく使われる大きさです。
茶托の大きさは、お使いになる湯呑みの大きさを元にお選び頂きますが、一般的な湯呑みの大きさにぴったりの茶托です。
【商品データ】
定価 199,500円(5客1組)
寸法 直径128 H25 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
茶托(ちゃたく)飛花沈金(ひかちんきん)小西啓介作
飛花沈金とは、植物の種子が風に乗り、ふわふわと舞う様子を輪島独特の技法である沈金で表現したもので、舞い降りた種子はやがて目を出し、花を咲かせ、そして実を付け増えて行くことから、子孫繁栄を表しています。
沈金の細い線は、大変繊細な技法を駆使して彫り込まれています。
線と線が交差するところは、輪島の堅牢な塗があってこそできる技で、作家の技術の高さをも物語っています。
作は小西啓介、日展特選を3回とっている高度な技術と表現力は、繊細さと力強さを兼ね備えています。
この飛花沈金は、羽根のように軽やかでやわらかな図に仕上がっており、人気の高い図案です。
この茶托・飛花沈金の大きさは、直径4.2寸。一番よく使われる大きさです。
茶托の大きさは、お使いになる湯呑みの大きさを元にお選び頂きますが、一般的な湯呑みの大きさにぴったりの茶托です。
【商品データ】
定価 136,500円(5客1組)
寸法 直径128 H25 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
茶托(ちゃたく)立雛蒔絵(たちびなまきえ)川原秀作
茶托・立雛蒔絵は、ひなまつりをイメージして作りました。
ひな祭りによく似合う、赤い茶托は、大変華やかで美しく、蒔絵の立雛はかわいらしく、見る人の心をなごませるでしょう。
古来、朱(赤やオレンジ色などの朱色)の漆は、大変貴重でありました。
朱の色は、「太陽」や「火」「血」の象徴とされ、神仏や儀式の道具にも用いられました。
人々を引きつける、たいへん尊ばれた色です。
小さくて軽い茶托ですので、ひな祭りには皿立てに飾っても、気が利いてかわいらしいものです。
茶托・立雛蒔絵には、銘々皿・立雛蒔絵や卓上膳・立雛蒔絵もございます。
《内裏雛(だいりびな)の右、左》
内裏雛の右、左は、よく話題に上る問題です。お宅ではどうしていらっしゃいますか?
内裏雛は本来、左側すなわち向かって右が男雛で、左が女雛であったが、明治の終わり頃から次第に逆になって、今日では右側すなわち向かって左が男雛、右が女雛になっている。
日本では古来、左が上位におかれ尊ばれたため、男雛が左に据えられていたのである。
昔、何でも御所を中心にして考えられた。
宮中の紫宸殿は南向きで、北を背にしている。そして「天子南面」という言葉があるように、天皇は南の方を向いている。すると、左手は東・右手は西になる。
それで、宮中の東側を護る近衛兵を「左近衛」西を護る近衛兵を「右近衛」と称し、紫宸殿の前の東側、つまり右手にある桜を「左近桜」西野向かって右の橘を「右近橘」という。
したがって御所では向かって右が東で上、向かって左が西で下位となる。
だから左大臣が上位で右大臣が下位である。こうした習わしから見ても内裏雛は、向かって右に男雛、向かって左に女雛がおかれるべきである。
ところがヨーロッパにおいては、中世ナイトの時代に、ナイトがかよわい婦女子を助けるために婦人を左手で抱え、右手で剣を握って戦ったことから、男子を向かって左、女子を向かって右とする順位が決定づけられたという。
日本ではたまたま、大正天皇・皇后が御大典のとき、東京の宮城においては洋装で立ったため、西洋礼式にならい、天皇が向かって左、皇后が向かって右に立ち、「御真影」もそれにならったため一般もそれにならい、内裏雛の飾り方にも影響した、といわれる。
「正月はなぜめでたいか暮らしの中の民俗学」岩井宏實著より
漆器はいいですね。環境にも人にも優しい、そしてあたたかい。
漆(うるし)を漆塗りをもっと身近に感じて欲しい。輪島漆器大雅堂(株)の願いです。
【商品データ】
定価 273,000円(5客1組)
寸法 直径128 H25 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
吸物椀(すいものわん)銀地・萩明かり蒔絵(ぎんじ・はぎあかりまきえ)大窪敏正作
吸物椀・銀地萩明かり蒔絵 は、銀地に萩のシルエットを黒漆で描き、月夜に照らされた萩の影がお椀に映り込んだように描いた、風情のある吸物椀です。
萩は、秋の七草の一つで、字を分けるとまさに「秋の草」になる。夏から秋にかけて紅紫色もしくは白の蝶型花をつけ、「万葉集」にも多く詠まれている。秋草文様にはかかせない花として、多くの絵画や蒔絵・友禅などに描かれてきた、秋を代表する文様です。
この吸物椀は、金ではなくあえて銀を多用しているので、従来の輪島塗のイメージと少し違っていて、和だけでなく洋にもお使い頂けるおしゃれな椀に仕上がりました。 吸物椀としてだけでなく、デザートカップとしてお使いいただけば、楽しいと思います。
輪島塗は、優れた保温性を誇ります。冷たいデザートをつめたいままで召し上がってください。
漆器はいいですね。環境にも人にも優しい、そしてあたたかい。
漆(うるし)をもっと身近に感じて欲しい。輪島漆器大雅堂(株)の願いです。
《吸物椀の形》
吸物椀は、煮物や雑煮用の煮物椀より小さめで、手に持ちやすい大きさです。ひとくちに吸物椀といっても、煮物椀と同様に、弊社大雅堂では、15~6種類の形をご用意しております。 みそ汁やお吸い物は、家庭ごとにさまざま。おふくろの味は、いろいろです。具だくさんのおみそ汁には、大きく広めの吸物椀を。上品なお吸い物には、ほっそりとして持ちやすい吸物椀を。香りを重視なら口の細いものを、、、等、お好みの形をお選び下さい。 まずは、形をえらんで、それから色や塗り方を選び、模様を選び、、、そうしてお宅にぴったりの、貴方だけの吸物椀ができあがります。
【商品データ】 定価 577,500円(5客1組) 寸法 直径112 H110 mm 素材 天然木 布着本堅地輪島塗
煮物椀(にものわん)梨子地 花の丸蒔絵(はなのまるまきえ)高柳雄斎作
花の丸は、四季折々の美しい花を、円の中に描き込む、デザイン製のすぐれた図案です。
昔から、輪島塗だけでなく、着物や焼き物などに、好んで多用されてきました。
誰からも愛される、華やかで繊細な花の丸蒔絵は、日本の文様を代表する美しい図案です。
この煮物椀・花の丸蒔絵は、花の丸を高蒔絵で描いています。
何度も何度も盛り上げ・描き上げた花の丸は、美しいだけでなく、重厚な高級感あふれる仕上がりになりました。
梨子地とは
粗い金粉を塗面に蒔いて漆を塗り込んで研ぎ、磨き上げる技法です。
金粉が、立ったり寝たりしているので、光の当たり具合によって、きらきらと美しく輝きます。
梨の実の細かい斑点の風合いが、名前の由来です。
この煮物椀・花の丸蒔絵は、どんなに書いてもどんな写真を見せても、美しさをお伝えできそうに有りません。
どうか、実際に貴方の目で見て、手で触れて、お確かめ頂きたい 逸品です。
この煮物椀・花の丸蒔絵は、実用性も充分ですが、その美しさは芸術品としての楽しみ方をも味わうことができるでしょう。
《煮物椀の形》
煮物椀は、煮物や雑煮用の吸物椀より大きめでたっぷりした椀です。
ひとくちに煮物椀といっても、吸物椀と同様に、15~6種類の形をご用意しております。
雑煮は、その地方独特の形があるようです。おもちの形もまちまちです。
具がたっぷりはいるお雑煮には、深くておおきな形を。
出汁を楽しむお雑煮には、手に持ちやすくすっとした形を。などなど、お宅で一番使いやすい煮物椀をお選び下さい。
まずは、形をえらんで、それから色や塗り方を選び、模様を選び、、、そうしてお宅にぴったりの、貴方だけの煮物椀ができあがります。
【商品データ】
定価 3,255,000円(5客1組)
寸法 直径135 H110 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
煮物椀(にものわん)飛花沈金(ひかちんきん)小西啓介作
飛花沈金とは、植物の種子が風に乗り、ふわふわと舞う様子を輪島独特の技法である沈金で表現したもので、舞い降りた種子はやがて目を出し、花を咲かせ、そして実を付け増えて行くことから、子孫繁栄を表しています。
沈金の細い線は、大変繊細な技法を駆使して彫り込まれています。
線と線が交差するところは、輪島の堅牢な塗があってこそできる技で、作家の技術の高さをも物語っています。
作は小西啓介、日展特選を3回とっている高度な技術と表現力は、繊細さと力強さを兼ね備えています。
この飛花沈金は、羽根のように軽やかでやわらかな図に仕上がっており、人気の高い図案です。
《煮物椀の形》
煮物椀は、煮物や雑煮用の吸物椀より大きめでたっぷりした椀です。
ひとくちに煮物椀といっても、吸物椀と同様に、15~6種類の形をご用意しております。
雑煮は、その地方独特の形があるようです。おもちの形もまちまちです。
具がたっぷりはいるお雑煮には、深くておおきな形を。
出汁を楽しむお雑煮には、手に持ちやすくすっとした形を。などなど、お宅で一番使いやすい煮物椀をお選び下さい。
まずは、形をえらんで、それから色や塗り方を選び、模様を選び、、、そうしてお宅にぴったりの、貴方だけの煮物椀ができあがります。
【商品データ】
定価 546,000円(5客1組)
寸法 直径127 H112 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
大椀(おおわん)折り鶴松竹梅蒔絵(おりづるしょうちくばいまきえ)堂畑義秋作
折り鶴は、「祈りを運ぶ」といわれます。祈る心は純真です。誠の愛がそこにあります。貴方の祈りを、神のもとへ、きっと届けることでしょう。
松竹梅は、おめでたいものの代表です。なぜ、松竹梅がめでたいのでしょうか? それは、この三つの植物が雨風や寒さに耐え抜く生命力の強さを持っているからです。 松は、常緑樹で古くから長寿のシンボルとされてきました。
竹は、常緑で成長も早いことかあらあ生命力の盛んなしるしとして尊ばれてきました。天に向かってまっすぐ伸びるその姿が、いかにも生命力の強さを連想させます。ささと共に、魔除けの意味も有るとされ、神事にも多用されます。
梅は、早春の花で生命の息吹を感じさせます。古くから、知恵と悟りの花・神の叡智を呼ぶ花とされてきました。 折り鶴も松竹梅も、共に幸せを願う心をあらわすといえます。
大椀は、煮物椀のおおぶりのものをいいます。煮物だけでなく、尾頭付きのさかなの汁や、ごはんものにもお使い下さい。
【商品データ】 定価 840,000円(5客1組) 寸法 直径138 H125 mm 素材 天然木 布着本堅地輪島塗
重箱(じゅうばこ)梨子地 花の丸蒔絵(はなのまるまきえ)三段高台付き 高柳雄斎作
花の丸は、四季折々の美しい花を、円の中に描き込む、デザイン製のすぐれた図案です。
昔から、輪島塗だけでなく、着物や焼き物などに、好んで多用されてきました。
誰からも愛される、華やかで繊細な花の丸蒔絵は、日本の文様を代表する美しい図案です。
この重箱・花の丸蒔絵は、花の丸を高蒔絵で描いています。
何度も何度も盛り上げ・描き上げた花の丸は、美しいだけでなく、重厚な高級感あふれる仕上がりになりました。
梨子地とは
粗い金粉を塗面に蒔いて漆を塗り込んで研ぎ、磨き上げる技法です。
金粉が、立ったり寝たりしているので、光の当たり具合によって、きらきらと美しく輝きます。
梨の実の細かい斑点の風合いが、名前の由来です。
この重箱・花の丸蒔絵は、どんなに書いてもどんな写真を見せても、美しさをお伝えできそうに有りません。
どうか、実際に貴方の目で見て、手で触れて、お確かめ頂きたい逸品です。
この重箱・花の丸蒔絵は、実用性も充分ですが、その美しさは芸術品としての楽しみ方をも味わうことができるでしょう。
おせち料理は、お正月三が日台所に立たないように、と作られた保存食とか。
現在のように年末年始も開いているお店もありませんでした。
では、どうして漆の重箱につめたのでしょうか?
先人はきっと、漆の抗菌効果に気づいていたのでしょう。
現在はその、漆の抗菌効果が、科学的に証明されようとしています。
先人は素晴らしい文化を残してくれたものです。
ある研究者によると、同じ物を同じように調理しても、良い器で食べれば美味しく感じるのはもちろんのこと、消化吸収ぐんとも良い。
良い器で食べている人の方が、より健康になる!ということです。
うれしいですね。
【商品データ】
定価 6,405,000円
寸法 重箱W215 D215 H215 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
重箱(じゅうばこ)6寸三段 松風沈金(まつかぜちんきん)
その年はじめて延びた枝は、松の豪気な強さはないけれど、反面、柳のようなしなやかさがあります。どんなに強い風が吹こうとも決して折れない、といわれます。
この松風沈金は、大きく張りだした松の枝が、風にそよいでふわりと揺れる場面を、沈金の繊細な線で表しました。
柔軟なことこそ、真の強さだと、教えてくれるようです。
松の実は、子孫繁栄の吉祥模様。
6寸という大きさは、一般的によく使われる6.5寸に比べると一回り小さい感じですが、この頃は、ご家族の少人数化のためか、使い方の多様化のおかげか、大変よく売れています。
内側は、朱塗りですので、蓋を開けたときはとてもはなやかです。
お正月用には、松風沈金の屠蘇器・煮物椀もございます。
【商品データ】
定価 278,250円
寸法 W185 D185 H175 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
花器(かき)舟徳利型大(ふなどっくりがた、だい) 松風沈金(まつかぜちんきん)
東恒博作
形の舟徳利とは、船用の徳利のことです。
船の上で使うということは、ゆらゆら揺れることを想定しなくてはなりません。
舟徳利は、船が揺れても倒れないように、底面を広くどっしりとさせて、安定するようになっています。
この形は、花器にも非常にいい形だと考え、つくりました。花器も底が安定しないと花を生けた時にひっくり返ってしまいます。
形がいいので、飾り物としても絵になります。
花器は、「花を生かす」ことが大事ですので、豪華なお花には裏の無地面もお使い下さい。
松風沈金は、大きく張りだした松の枝が、風にそよいでふわりと揺れる場面を、沈金の繊細な線で表したものです。
松の実は、子孫繁栄の吉祥模様です。
【商品データ】
定価 105,000円
寸法 直径130 H240 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗 おとしは鉄製
座敷机(ざしきづくえ)飛翔沈金(ひしょうちんきん)角 康二作
座卓の天板の、幾重にも重なる波は、「おめでたいこと・良いことが重なりますように」との願いが込められている文様の座卓です。
その波間を、「千年の時を生きる」とたとえられる鶴が羽ばたいています。
長寿の象徴の美しい鶴が、重なる波をこえ願いをたずさえ、飛び来る先は、我が家です。
沈金は線だけでなく、点彫りを施すことにより、この飛翔沈金には和らいだ陽の光さえ感じられます。
鶴の羽根は、立体感があり大変美しく仕上がっています。
座卓の足は、漆で固定して取れることが無いようにも、仮どめして収納時には取り外しが出来るようにも、どちらにも出来ます。
ご注文の折に、ご相談下さいませ。
また、座卓用ガラスをご希望のお客様には、天板の形状に合わせてお誂えさせていただく事ができます。ご注文時に、ご相談下さいませ(別途料金)
この座卓は、美しく繊細な沈金の技が、漆黒に映え、重厚で落ち着いた輝きを楽しませてくれます。
輪島の家具の自慢は、見えない部分も輪島塗であることです。
棚の裏側も、天板の裏側も、引出の内側や底も、そして床にふれる棚の底面も、すべて輪島塗。
ですから、どこから見ても輪島塗。
畳や絨毯にも、指にも花器にもやさしいのです。
【商品データ】
定価 1,365,000円
寸法 W1510 D900 H335 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
飾棚(かざりだな)飛翔沈金(ひしょうちんきん)角 康二作
幾重にも重なる波は、「おめでたいこと・良いことが重なりますように」との願いが込められている文様です。
その波間を、「千年の時を生きる」とたとえられる鶴が羽ばたいています。
長寿の象徴の美しい鶴が、重なる波をこえ願いをたずさえ、飛び来る先は、我が家です。
沈金は線だけでなく、点彫りを施すことにより、この飛翔沈金には和らいだ陽の光さえ感じられます。
鶴の羽根は、立体感があり大変美しく仕上がっています。
棚の形は、蓬莱型。
洋にも和にも似合います。また、置く場所も座敷だけでなく、玄関や廊下の踊り場にもしっくりきます。
美しく繊細な沈金の技が、漆黒に映え、重厚で落ち着いた輝きを楽しませてくれます。
輪島の家具の自慢は、見えない部分も輪島塗であることです。
棚の裏側も、天板の裏側も、引出の内側や底も、そして床にふれる棚の底面も、すべて輪島塗。
ですから、どこから見ても輪島塗。
畳や絨毯にも、指にも花器にもやさしいのです。
【商品データ】
定価 2,730,000円
寸法 W650 D340 H930 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
花器(かき)手桶型(ておけがた)かわせみ蒔絵 川原秀作
青貝や金を使って美しく描かれたこの鳥は、かわせみです。
輪島はまだまだ自然が多く、中心部を流れる川でもかわせみを見ることがあります。
かわせみは、「空飛ぶ宝石」「清流の宝石」と言われる程に美しい色合いで、全長(翼開長)17cmほどの小鳥です。
頭から背、羽根は、光沢のある青緑色。
お腹があざやかなオレンジ色。
くちばしは、体の割に長く、黒い。
うなじは白、足は赤い、という、大変はっきりとした色合いは、まるで南国の小鳥のよう。
えさを見つけると、水面に飛び込んでつかまえる狩りの名人。
低空飛翔してえさをさがすことも多く、空中に止まっているように見えることがある。
そんな美しいかわせみのあざやかな色を漆で表現するには、色漆の調合が大変微妙で難しいのですが、見事に描くことができました。
手桶の形の花器は、大変重宝です。
手桶の手の部分が存在感があるので、どんな花でも(あでやかな牡丹でも、かれんな水仙でも、洋風なアルストロメリアでも)また、気軽にただいけただけでも、絵になってしまうから不思議です。
輪島塗の花器は夏はむかない、とお思いになるかも知れませんが、この花器は手桶型ですので、夏にもお使いいただきたいです。
手桶はもともと、水を入れるものですから、形から涼しさを連想できます。
また、裏側は無地ですので(蒔絵は前面のみです)、華やかな花の時には後ろ向きにしてもお使いください。輪島塗の花器は、裏も表も、底面もすべて輪島塗です。
花をいけなくても、そのままで飾って頂きましても、美しく存在感があります。
いく通りにも、いつでもお使いいただきたい花器です。
大屏風(だいびょうぶ)山霞蒔絵(やまがすみまきえ)川原秀作
霞(かすみ)は、違った空間や次元をひとつにつなぐ役割をします。
知らない内に霞(かすみ)につつまれ、気が付くと異世界に飛んでいた、とか、箱の中から舞い上がる霞(かすみ)につつまれおじいさんに、というお話しがあります。
この山霞蒔絵は、遠山に春の桜と秋の紅葉を、霞を介して描いています。
共に有るはずのない桜と紅葉を、共に見たいために、霞を使っています。見事に違和感なく合っているのが霞の力です。
また、春の桜と秋の紅葉が共に描かれているということは季節感が幻なので、季節に関係なくお使い頂きたい大屏風です。
和・洋を問わずお使い頂ける、すっきりとした蒔絵です。
空間のアクセントに、目隠し的に、重宝な大屏風です。
漆器はいいですね。環境にも人にも優しい、そしてあたたかい。
漆(うるし)をもっと身近に感じて欲しい。輪島漆器大雅堂(株)の願いです。
この大屏風山霞蒔絵の、座卓・飾り棚もございます。
【商品データ】
定価 4,515,000円
寸法 W1700 D30 H1700 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
座敷机(ざしきづくえ)猫足型 山水蒔絵 堂畑義秋作
座卓・猫足型は、足が丸みをおびたカーブを描き、くるっと廻っている形を言います。
曲面は漆の美しさを特に際だたせる形で、足まで美しい座敷机です。
足だけをとってみても、普通の角足に比べて、木地の段階から大変手間と時間がかかります。
座敷机・猫足型は、座卓の中でももっとも重厚感あふれる格調高い形。
弊社では、猫足型の座敷机の種類を他に数種類ご用意致しております。(足の形や机面と足の間に幕のあるなし等)
この座敷机は、中でも一番人気のある、すっきりとした形です。
座卓の蒔絵は、猫足の重厚感に負けぬよう、全面に山水蒔絵を施しました。
この座卓には、金の種類を多数用い、うまく使い分けし、様々な表情を演出しています。
色々なひかりかたを見せ、楽しませてくれます。
また、蒔絵の技法も様々なものを用い、図の部分部分で手に触れる感触を違えております。(研ぎ出しや高蒔絵など)撫でて見て頂きたい座卓です。
大変重厚感のある見事な座敷机ですから、どんな立派なお宅のお座敷にも見劣りせず、その存在感をアピールすることでしょう。
訪れたお客様の、ためいきが聞こえるようです。
座卓の山水の文様は、人々のあこがれる未知の理想郷を描いております。願いや希望がすべて叶えられる夢の世界に思いをはせてみませんか。
【商品データ】
定価 8,400,000円
寸法 W1510 D900 H350 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
座敷机(ざしきづくえ)両側乾漆中央草花蒔絵(りょうがわかんしつちゅうおうそうかまきえ)丹保弘峰作
輪島塗座卓は、傷がつくのが怖くて使えない、そうおっしゃる方もございます。
この座敷机の特徴は、日常でもっとも使われる、座卓面の両側を乾漆仕上げにしたことです。
椀やコップ、お膳、お茶やお菓子などを置く場所ですので、傷が付きにくく、目立ちにくい乾漆仕上げにして、気軽にお使い頂ける座卓に致しました。
乾漆(かんしつ)とは、漆を乾かして粉にし、満遍なく蒔いて漆をかけ、研ぎ出す技法のことです。塗面は、少しざらざらした感じに仕上がり、輪島塗の鏡面のような呂色仕上げとはひと味違った、落ち着いた漆の風合いを感じさせます。
また、座卓中央は、黒呂色の艶やかさを残し、上品な草花蒔絵を施しました。
草花蒔絵は、どなたにも愛される自然の情緒豊かな文様で、飽きのこない可憐さが魅力です。
乾漆の機能性と、草花ののびやかな線と黒呂色の艶やかさの装飾性が、見事に調和した逸品の座卓です。
座卓の蒔絵を上品な大きさにした事で、価格もお求めやすくできました。
【商品データ】
定価 1,575,000円
寸法 W1510 D900 H335 mm
素材 天延木 布着本堅地輪島塗
座敷机(ざしきづくえ)胴張型丸ネジ足 朱牡丹唐草廻り乾漆(しゅぼたんからくさまわりかんしつ) 笠原桐翠作
座敷机の形で胴張型とは、座卓面の四角の各辺の中ほどが、そとへ少しふくらんだ形のことです。そのゆるいカーブの座卓は、柔らかい、優しい雰囲気をかもし出します。
座敷机の足も優しい感じを強調した丸型足です。曲面は漆の美しさを特にきわだたせる形です。おそうじも楽しくなりそう。
丸型足はネジ式ですので、収納時には簡単に外すことが出来、場所をとりません。
輪島塗座卓は、傷がつくのが怖くて使えない、そうおっしゃる方もございます。
この座敷机の特徴は、日常でもっとも使われる、机面の外周を乾漆仕上げにしたことです。
椀やコップ、お膳、お茶やお菓子などを置く場所ですので、傷が付きにくく、目立ちにくい乾漆仕上げにして、気軽にお使い頂ける座卓に致しました。
乾漆(かんしつ)とは、漆を乾かして粉にし、満遍なく蒔いて漆をかけ、研ぎ出す技法のことです。塗面は、少しざらざらした感じに仕上がり、輪島塗の鏡面のような呂色仕上げとはひと味違った、落ち着いた漆の風合いを感じさせます。
座敷机の中央は、あざやかな朱塗りに沈金の技法で牡丹唐草を彫り込み、金ではなく黒漆を入れ(沈黒)て、乾漆の雰囲気にあわせました。
全面に彫り詰めにして、こちらも多少の傷は模様にかくれて目立ちにくくなっています。
お気軽にお使い頂きたい、座卓です。
この座敷机は、4尺です。「お部屋が狭くて置けないわ」「家族が少ないから大きいのは要らないな」というお客様にお喜び頂いております。もちろん5尺(8~12畳間向け)や3尺にも、同様の座卓ができます。
座卓・牡丹唐草は、人気の高い模様です。牡丹は富貴の象徴、唐草は連綿と続くことを意味する吉祥模様です。
【商品データ】
定価 1,018,500円
寸法 W1200 D900 H335 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
飾壺(かざりつぼ)鯉沈金(こいちんきん)小西啓介作
壺の木地は、名人山崎清人の作。
下地は、弊社輪島漆器大雅堂(株)の前の工場長・片岡作。
これは、30年近くも前の話です。漆器は、寝かせれば寝かせるほど強く、いいモノになります。この壺は、弊社工場の倉庫で、じっと出番を待ち続け、その時のために一番いい状態に保たれておりました。大変強く、いいモノになりました。
鯉沈金は、小西啓介作。日展特選を3回も取っている、名実共に素晴らしい沈金作家です。
鯉を彫らせたら、輪島では右に出るものはまずいない、と思います(弊社社長談)
悠々と泳ぐ金色の鯉は、うろこやおびれがまぶしく輝いて、大変華麗で、生きているよう。
いずれは、急流を泳ぎ滝を昇って、龍になるのかもしれません。
飾り壺は、飾り物としてこのまま床の間や玄関、お部屋に飾って頂いてもよし、豪華に花を生けて、花器としてもよし。
漆の漆黒に、金の鱗がかがやき、大変美しいつぼです。
【商品データ】
定価 1,575,000円
寸法
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
飾皿(かざりさら)恵比寿大黒蒔絵(えびすだいこくまきえ)北清右ェ門作
飾皿は、玄関や床の間・書院、仏間等、場所を選ばず飾りやすい飾り物です。
また、出し入れがしやすい大きさなら軽くて手軽なので、季節ごとに取り替えたり、行事に合わせたものを用意したり、気分転換やお部屋の印象を変えたりと、簡単に出来ます。
そういう意味でも、何枚あっても重宝なので、記念品・贈り物にも喜ばれています。
また、ご家族の記念日に、とご注文を頂くこともあります。(初誕生や結婚式・叙勲等)
この恵比寿大黒蒔絵は、たいへんおめでたい蒔絵ですので、新築やお正月等には大変喜ばれる文様です。
恵比寿様は、異郷から海野幸をもたらす神とされ、釣り竿と大きな鯛を抱えています。
商売繁盛の神として、有名で清廉の象徴。
大黒様は、大国主命(おおくにぬしのみこと)と同一視される、大きな袋と打ちでの小槌を持ち、財と福を授ける神。知心の心の象徴でもあります。
このお二方の神様を、大変ふくよかに表情豊かに、見る人もほほえんでしまうような蒔絵に描きました。笑う門には福来たる、となりますように。
表情もさることながら、色遣いに技が光ります。漆は褐色の透明ですので、神様の肌の色をだすのに手間と時間をかけておりまして、たいへん美しく仕上がりました。
【商品データ】
定価 924,000円
寸法 直径 39.4 cm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
煮物椀(にものわん)山霞蒔絵(やまがすみまきえ)川原秀作
霞(かすみ)は、違った空間や次元をひとつにつなぐ役割をします。
知らない内に霞(かすみ)につつまれ、気が付くと異世界に飛んでいた、とか、箱の中から舞い上がる霞(かすみ)につつまれおじいさんに、というお話しがあります。
この山霞蒔絵は、遠山に春の桜と秋の紅葉を、霞を介して描いています。
共に有るはずのない桜と紅葉を、共に見たいために、霞を使っています。見事に違和感なく有っているのが霞の力です。
また、春の桜と秋の紅葉が共に描かれているということは季節感が幻なので、季節に関係なくお使い頂きたい煮物椀です。
【商品データ】
定価 661,500円
寸法 直径12.8 H11 cm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
《煮物椀の形》
煮物椀は、煮物や雑煮用の吸物椀より大きめでたっぷりした椀です。
ひとくちに煮物椀といっても、吸物椀と同様に、15~6種類の形をご用意しております。
雑煮は、その地方独特の形があるようです。おもちの形もまちまちです。
具がたっぷりはいるお雑煮には、深くておおきな形を。
出汁を楽しむお雑煮には、手に持ちやすくすっとした形を。などなど、お宅で一番使いやすい煮物椀をお選び下さい。
まずは、形をえらんで、それから色や塗り方を選び、模様を選び、、、そうしてお宅にぴったりの、貴方だけの煮物椀ができあがります。
吸物椀(すいものわん)錦松沈金(にしきまつちんきん)東恒博作
錦の織物のように金色が冴える、松の沈金は、その松葉が一本一本丁寧に彫られています。
椀の曲面に、すーっとのびるしなやかな直線を彫ることは、大変高度な技術を要します。
長年の経験と確かな技術が生んだ、錦のように美しい松の文様です。
松は、吉祥文様の代表。この植物が雨風や寒さに耐え抜く生命力の強さを持っているからです。
松は、常緑樹で古くから長寿のシンボルとされてきました。
松の実は子孫繁栄の吉祥模様です。
【商品データ】
定価 315,000円(5客1組)
寸法 直径11.4 H10.8 cm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
まり椀・金縁玩具蒔絵(きんぶちがんぐまきえ) 大窪敏正作
まり椀は、手まりのように丸く可愛い、全体がふっくら丸い形の小吸物椀です。 赤に金縁を施し、愛らしい中にも高級感をプラスして、華やかに仕上げました。
また、いろいろな玩具は色漆で描き、楽しくにぎやかな遊び心と、素朴であたたかい感じを共に表現しています。
色漆は、時が経つにつれ一層鮮やかさを増していきます。漆は時と共に透明度が増していくからです。 手に持ったときの手当たりの良さが、まり椀の特徴です。
【商品データ】 定価 262,500円(5客1組) 寸法 直径9.3 H10.5 cm 素材 天然木 布着本堅地輪島塗
屠蘇器(とそき)松島蒔絵(まつしままきえ)北清右ェ門作
日本三景の一つ「松島」は、小さな島が点在し、季節により時間帯によって様々に変わる素晴らしい景観は、何度見ても飽きることのない名勝です。
輪島の誇る輪島塗の蒔絵の技で、その雰囲気が表現できたら、と思います。
蒔絵で表現した松島は、あこがれの理想郷をも思わせる美しい気品を漂わせます。
《お酒と輪島塗》
輪島塗の塗膜は、堅くて丈夫、化学的にももっとも安定しています。
しかし、やはり自然に近いものですので、苦手なものもあります。
その一つがお酒。
お酒のためのうつわ(銚子やさかずき、ぐいのみ等)は、お酒を入れた後、そのままにして放っておくと、色が変わってしまうおそれがあります。どうか、その日の内に洗ってくださいね。そうすれば大丈夫、安心して長く美しくお使い下さい。
【商品データ】
定価 1,050,000円
寸法 W42.5 D27.7 H29 cm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
屠蘇器(とそき)松風沈金(まつかぜちんきん)隅切型・三つ組 東恒博作
その年はじめて延びた枝は、松の豪気な強さはないけれど、反面、柳のようなしなやかさがあります。どんなに強い風が吹こうとも決して折れない、といわれます。
この松風沈金は、大きく張りだした松の枝が、風にそよいでふわりと揺れる場面を、沈金の繊細な線で表しました。
柔軟なことこそ、真の強さだと、教えてくれるようです。
松の実は、子孫繁栄の吉祥模様。
隅切型=隅切とは四角の角(かど)を取った形で、「かどがたたない、万事丸く」の意味をかけています。
台が、通常より大きめに作ってありますので、沈金の松の美しさがよくわかり、美しく見栄えが良いです。
お正月用には、松風沈金の三段重・煮物椀もございます。
【商品データ】
定価 451,500円
寸法 W39 D26.8 H23 cm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
屠蘇器(とそき)柳に椿蒔絵(やなぎにつばきまきえ)七つ組 堂畑義秋作
輪島塗は、約600年の歴史を持つ、JAPANとも呼ばれる漆器の最高峰です。その工程は、23工程・124以上の手数を経て作り出され、堅牢さと優美さを兼ね備えた日本の誇る伝統工芸です。 600年の歴史は、脈々と今日に受け継がれ、数多くの職人達の腕に宿っています。
輪島の技術と知識は、貴方のために、ご満足の行く屠蘇器をお作り致します。
椿の花は、花が終わるとはらはら散るのではなく、花のままぽろりと落ちることから、敬遠されることも多いのですが、じつは、椿の木は、神の宿り木として、知る人ぞ知る霊木です。
お話しに登場する不老長寿の「仙人」の持つ杖(つえ)は、椿で出来ているそうです。 柳は、これもお話しの、幽霊の登場する場面によくでてきています。でも、柳の持つ意味合いとしては、あおあおとした枝に芽がびっしり出ているところから、大変縁起のよい植物とされています。柳の長い枝を、ぐるっと巻くのは、良いことが続きますようにとの願いを込めています。
椿も柳も、目にも大変鮮やかで 大変おめでたい、迎春にふさわしい吉祥模様です。
この屠蘇器(とそき)は、7つ組といい、銚子・盃・盃台・四段重・取皿・取り箸置き・屠蘇台の7点セットです。 お年始にいらしたお客様に、ご挨拶のあと屠蘇を一献、そしておせち料理をおすすめするために必要な物が一つになっています。
【商品データ】 定価 2,625,000円 寸法 W54.5 D36.5 H35 cm 素材 天然木 布着本堅地輪島塗
三宝(さんぽう)金縁家紋入り
三宝の使い方は、地方によって色々です。写真のように鏡餅に豪華な飾りをのせる他、串柿をかざる、鏡餅のみ、と郷土の特色が現れるものです。
大きさや色も様々で、黒真塗りや、朱塗りの所もあり、家紋を入れないところもあります。
最近では、あまりうるさくいわず、好みで選ばれることも多いです。
【商品データ】
定価 367,500円
寸法 W275 D275 H263 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
屠蘇器(とそき)7つ組 地紙扇面蒔絵(じがみせんめんまきえ)高柳雄斎作
この屠蘇器(とそき)は、7つ組といい、銚子・盃・盃台・四段重・取皿・取り箸置き・屠蘇台の7点セットです。
お年始にいらしたお客様に、ご挨拶のあと屠蘇を一献、そしておせち料理をおすすめするために必要な物が一つになっています。
屠蘇(とそ)とは。
屠蘇は、もともとは薬だったそうです。山椒・大黄・白じゅつ・桔梗・細辛・乾姜・防風などを三角の紅の帛衣に入れて、酒やみりんに浸したもの。唐の時代に医師が流行風邪のための薬として作ったものがおいしくて評判になり定着した、と言われます。
屠蘇(とそ)とは、「邪気を屠絶し、人魂を蘇生させる」ということで、一年中の邪気を祓い延命長寿を願うために飲む酒であります。
美しい蒔絵が、いっそう晴れやかな迎春の時を演出します。
【商品データ】
定価 1,890,000円
寸法 W545 D363 H455 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
五段重箱(ごだんじゅうばこ)高台平台付き 扇面蒔絵(せんめんまきえ)高柳雄斎作
この五段重は、蓋が似まい付いています。五段を一度に使わず分けて使うときに便利に出来ています。
重箱は、4段めを空にしておき、来客の時におせちをお客様用に取り分けて入れ、取り皿をつけておすすめるのが正式ともいわれるし、与の重(よのじゅう)には山の幸を入れて、4段で正式なおせち料理とする、ともいわれます。
【商品データ】
定価 3,255,000円
寸法 W273 D273 H455 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
小屏風(こびょうぶ)四季の調べ蒔絵 小田原 延子作
この座卓は、美しい色紙に四季の花を色鮮やかに配置した、モダンなセンスの感じられる小屏風です。
色漆を使い鮮やかな発色を楽しめるのは、漆の調合や気温・湿度などの微妙な調整を必要とします。 また、蒔絵の様々な技術を使ったグラデーションの色紙は、光の当たり具合により表情を変化させ、見る人を楽しませてくれます。 この座卓の四季の花々は、細かく繊細に描かれ、また立体的に描かれていて、どこか絵画を見るようにさえ感じられるでしょう。 微妙な色遣いは、漆で有ることを忘れてしまいそうな美しさです。
座卓・飾り棚もございます。
作は女流蒔絵作家・小田原延子(おだわらのぶこ)。
金沢美術工芸大学で油絵を学んだ大学時代にモチーフや構図はすでに確立し、以降は漆の技術にそれを置き換え、作品多数を生む。(弊社展示場には、日展入選の特大漆額2点がございます) 絵画的なタッチで心象を表現するほか、漆芸界では異色の作風をも築き活躍する、輪島女流蒔絵作家の第一人者。
輪島塗りの座卓の自慢は、見えない部分も輪島塗であることです。足の裏側も、天板の裏側も、すべて輪島塗。ですから、どこから見ても輪島塗。 人にも、畳にも、食器にも環境にもやさしいのです。お手入れも簡単です。
輪島塗の座卓は、なおして使い続けることが出来ます。数多い工程をさかのぼっての修理が可能だからです。輪島塗・座卓の修理につきましても、万全の体制でいつでも承ります。お気軽にお問い合わせ下さい。
【商品データ】 定価 2,835,000円 寸法 W1000 D30 H1250 mm 素材 天然木 布着本堅地輪島塗
衝立(ついたて)鳥居格子型 古代色紙源氏香蒔絵(こだいしきしげんじこうまきえ)
北清右ェ門作
衝立(ついたて)は、空間や人と人との間を「間仕切り」する為に使われます。また、目隠し的に使う場合も有ります。
玄関を開けたときに、廊下の奥の部屋の中まで見えてしまうより、衝立を置いてソフトに目隠しする。
広いフロアに衝立を置いて別の空間を演出する、見た目も機能性もぐんとアップします。
鳥居格子型は、衝立の上下が格子になっていて、大きさの割に威圧感がありません。
「源氏香(げんじこう)」とは。
平安朝の雅な香の漂う王朝絵巻「源氏物語」の名にちなんだ「源氏香」は、香道の多くある中でも最も有名なものであり、源氏五十四帖に対応させられる「源氏香図」は、五本の線から成る洗練されたデザインが好まれ、様々に用いられている。
【商品データ】
定価 3,780,000円
寸法 W1300 D360 H1090 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
硯箱(すずりばこ)桔梗蒔絵(ききょうまきえ)鈴谷鉄五郎作
輪島塗硯箱は、
【商品データ】
定価 273,000円
寸法 W168 D166 H39 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
食籠(じきろう)延齢草文蒔絵(えんれいそうもんまきえ) 鬼平慶司作
二〇〇四年 第二十一回 日本伝統漆芸展出品作品
『延齢草文蒔絵漆食籠』 朝日新聞社賞
沢に群立する延齢草は金銀を背景として際立って浮かび上がり、
凛とした立姿を想わせる。研出蒔絵を主とした大胆な表現の中に
卵殻の花などに素材感を生かした配慮が施されており、
全体に清楚なイメージでまとめ上げている。作者がモチーフに魅かれた素直な想い、
また季節感など風情をも感じさせてくれる優品である。
(第21回 日本伝統漆芸展図録より)
水指(みずさし)水仙蒔絵(すいせんまきえ)鬼平慶司作
水仙の花は彩色を施した白蝶貝で表現。 うるみ塗の作品。
水仙は冬の雪の中でも綺麗な花を咲かせる事から「雪中花」とも呼ばれています
寒さの中 背筋を伸ばして咲く美しい立ち姿、花の一輪一輪の表情をとらえた作品。
食籠(じきろう)葛文唐草蒔絵(くずもんからくさまきえ)鬼平慶司作
葛の花や葉を、見事にデザイン化し、美しく描きました。
蒔絵・卵殻・金平文・彩色を施した白蝶貝など 蒔絵技法を駆使した作品。
秋の七草の一つである「葛」の、植物の生命力溢れる力強さ、花の美しさを
大胆にデザインして描いています。
蔓はどんどん伸びて成長することから長寿、延命の象徴とされ 縁起の良い絵柄です。
合子(ごうす)葡萄唐草文螺鈿(ぶどうからくさもんらでん)鬼平慶司作
彩色を施した白蝶貝・夜光貝で葡萄唐草を表現。朱塗の作品。
古典の技法を 現代的な感性で生かし表現した合子(丸形の容器)
「唐草文」は中国から伝わったもので、植物の茎や蔓を文様としたものの総称です。
唐草は、「連綿と続く」を、表し、幸せが末永く続くよう願いを込めた
吉祥模様です。
モチーフも特定のものではなく、様々な植物の花・葉・実などが
取り上げられており 蔓はどんどん伸びて成長することから
長寿、延命の象徴とされていたので 縁起の良い絵柄です。
また「葡萄」は、武道に通じ、実が沢山なることから
「子孫繁栄」を表し、とても縁起の良い絵柄です。
香合(こうごう)葡萄唐草蒔絵 鬼平慶司作
葡萄のたわわになる実は、青貝を使用しています。
蒔絵や彩色を施した白蝶貝・夜光貝で葡萄唐草を表現。
「唐草文」は中国から伝わったもので、植物の茎や蔓を文様としたものの総称です。
唐草は、「連綿と続く」を、表し、幸せが末永く続くよう願いを込めた
吉祥模様です。
モチーフも特定のものではなく、様々な植物の花・葉・実などが
取り上げられており 蔓はどんどん伸びて成長することから
長寿、延命の象徴とされていたので 縁起の良い絵柄です。
また「葡萄」は、武道に通じ、実が沢山なることから
「子孫繁栄」を表し、とても縁起の良い絵柄です。
卓(しょく)・葡萄唐草文蒔絵 香合(こうごう)・葡萄唐草螺鈿 鬼平慶司作
蒔絵や彩色を施した白蝶貝・夜光貝で葡萄唐草を表現。
「唐草文」は中国から伝わったもので、植物の茎や蔓を文様としたものの総称です。
唐草は、「連綿と続く」を、表し、幸せが末永く続くよう願いを込めた
吉祥模様です。
モチーフも特定のものではなく、様々な植物の花・葉・実などが
取り上げられており 蔓はどんどん伸びて成長することから
長寿、延命の象徴とされていたので 縁起の良い絵柄です。
また「葡萄」は、武道に通じ、実が沢山なることから
「子孫繁栄」を表し、とても縁起の良い絵柄です。
四方盆・葛文蒔絵(くずもんまきえ)鬼平慶司作
貝や卵殻を使った華やかな螺鈿
蒔絵や彩色を施した白蝶貝・夜光貝で葡萄唐草を表現。
「唐草文」は中国から伝わったもので、植物の茎や蔓を文様としたものの総称です。
唐草は、「連綿と続く」を、表し、幸せが末永く続くよう願いを込めた
吉祥模様です。
モチーフも特定のものではなく、様々な植物の花・葉・実などが
取り上げられており 蔓はどんどん伸びて成長することから
長寿、延命の象徴とされていたので 縁起の良い絵柄です。
また「葡萄」は、武道に通じ、実が沢山なることから
「子孫繁栄」を表し、とても縁起の良い絵柄です。
文箱(ふみばこ)滝山水蒔絵(たきさんすいまきえ) 堂畑義秋作 文箱
【商品データ】 定価 630,000円 寸法 W228 D288 H70 mm 素材 天然木 布着本堅地輪島塗
飾棚(かざりだな)花菖蒲蒔絵 鈴谷 鉄五郎作
花菖蒲生き生きとした表情は、緻密で繊細な高い技術によって描かれています。
【商品データ】
定価 6,090,000円
寸法 W1000 D400 H1140 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
衝立(ついたて)寿松沈金(ことぶきまつちんきん)東 恒博作
寿松沈金は、末広がりの金の松が、衝立いっぱいに豪華に彫られています。
沈金の技が映える、吉祥模様です。
松は、常緑樹で古くから長寿のシンボルとされてきました。
それは、この松が、雨風や寒さに耐え抜く生命力の強さを持っているからです。
沈金(ちんきん)とは、輪島ならではの加飾の技で、のみで漆の塗面を彫り込み、金銀の箔や粉を埋める技法です。
この沈金は、漆の塗厚が十分でなければ深彫りできず生かされません。
漆の肌に刃先で彫り込んだ繊細な線画で、自在な加飾ができる沈金は、しっかりした下地にささえられた厚みのある上塗りの、輪島ならではの技法です。
漆器はいいですね。環境にも人にも優しい、そしてあたたかい。
漆(うるし)を漆塗りをもっと身近に感じて欲しい。輪島漆器大雅堂(株)の願いです。
【商品データ】
定価 2,100,000円
寸法 W1100 D300 H1090 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
屏風・風神雷神(ふうじんらいじん)浜高 悦朗作 W1700 H1700 mmの屏風二双 風神雷神図を、二双の屏風に迫力満点に描きました。
座敷机・飛花沈金(ひかちんきん)小西啓介作
この座敷机は、一番よく売れるサイズ(5尺×3尺)で、8から12畳間に最適の座卓です。
座卓・飛花沈金とは、植物の種子が風に乗り、ふわふわと舞う様子を輪島独特の技法である沈金で表現したもので、舞い降りた種子はやがて目を出し、花を咲かせ、そして実を付け増えて行くことから、子孫繁栄を表しています。
座卓の沈金の細い線は、大変繊細な技法を駆使して彫り込まれています。
線と線が交差するところは、輪島の堅牢な塗があってこそできる技で、作家の技術の高さをも物語っています。
作は小西啓介、日展特選を3回とっている高度な技術と表現力は、繊細さと力強さを兼ね備えています。
この座卓・飛花沈金は、羽根のように軽やかでやわらかな図に仕上がっており、人気の高い座敷机です。
【商品データ】
定価 1,050,000円
寸法 W1510 D900 H335 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
飾棚・山水乾漆(さんすいかんしつ)日月型 升井克宗作
乾漆(かんしつ)とは、漆を乾かして粉にし、満遍なく蒔いて漆をかけ、研ぎ出す技法のことです。
塗面は、少しざらざらした感じに仕上がり、輪島塗の鏡面のような呂色仕上げとはひと味違った、落ち着いた漆の風合いを感じさせます。
使い傷がつきにくく、目立ちにくい乾漆は、普段使いに最適の座敷机ですので、子供さんがひっかいても、上でお絵かきしても、コップをひっぱりよせても、叱らなくてすみます。
その上、輪島塗は修理がききます。お気軽にお問い合わせ下さいね。
乾漆ぼかしは、乾漆に使用する漆の粉の色の違うものを、ぼかした感じで蒔き分けていく技法です。この表札は、黒に赤をぼかし込んでいます。その技法で、山水を描き出しています。
山水は、古来より人々の憧れてやまない、不老不死の理想郷を描いた図です。
朝日の昇る幻想的な美しい色は、漆の魅力を充分に生かした、美しい仕上がりです。
【商品データ】
定価 1,470,000円
寸法 W880 D400 H750 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
座敷机・四季草花乾漆(しきそうかかんしつ)升井克宗作
座卓・四季草花乾漆は、美しい四季折々の草花の咲く野原を色紙で切り取って、色々な理想の地を重ね描いた図です。
色紙の一枚一枚が、別の空間を描きながら、違和感なく同じ次元にとけ込んでいます。
乾漆(かんしつ)とは、漆を乾かして粉にし、満遍なく蒔いて漆をかけ、研ぎ出す技法のことです。
塗面は、少しざらざらした感じに仕上がり、輪島塗の鏡面のような呂色仕上げとはひと味違った、落ち着いた漆の風合いを感じさせます。
使い傷がつきにくく、目立ちにくい乾漆の座卓は、普段使いに最適の座敷机ですので、子供さんがひっかいても、上でお絵かきしても、コップをひっぱりよせても、叱らなくてすみます。
その上、輪島塗座卓は修理がききます。お気軽にお問い合わせ下さいね。
乾漆ぼかしは、乾漆に使用する漆の粉の色の違うものを、ぼかした感じで蒔き分けていく技法です。その技法で、草花を描き出しています。
輪島の家具の自慢は、見えない部分も輪島塗であることです。
棚の裏側も、天板の裏側も、引出の内側や底も、そして床にふれる棚の底面も、すべて輪島塗。
ですから、どこから見ても輪島塗。
畳や絨毯にも、指にも花器にもやさしいのです。
【商品データ】
定価 871,500円
寸法 W900 D900 H335 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
机・座敷机(つくえ・ざしきづくえ)箱足型 乾漆波千鳥蒔絵 蒔絵:堂畑 義秋作 座卓箱足型
この座敷机は、箱足型という変わり足になっています。たいてい4本足の座敷机が多い中、この座卓を、箱の上に板をのせたような形にしたのは、こうすれば、座卓の天板だけでなく足にも蒔絵等を施すことが出来ます。実用性重視の座敷机が、インテリアとしても楽しめる座敷机になりました。
乾漆(かんしつ)とは、漆を乾かして粉にし、満遍なく蒔いて漆をかけ、研ぎ出す技法のことです。塗面は、少しざらざらした感じに仕上がり、輪島塗の鏡面のような呂色仕上げとはひと味違った、落ち着いた漆の風合いを感じさせます。また、乾漆仕上げの座敷机は、傷に強い。傷がつきにくく目立ちにくいので、気軽に使いやすいと好評です。
輪島の家具の自慢は、見えない部分も輪島塗であることです。 足の裏側も、天板の裏側も、すべて輪島塗。 ですから、どこから見ても輪島塗。 畳や絨毯にも、指にも食器にもやさしいのです。
【商品データ】 定価 2,730,000円 寸法 W1510 D900 H350 mm 素材 天然木 布着本堅地輪島塗
愛犬・愛猫のお気に入りの写真をお預かりして、輪島独特の技法である沈金の日展特選作家・角 康二先生が、心を込めて丁寧に彫り上げます。
角 康二先生の持つ点彫りの高度なテクニックで、微妙な陰影が見事に表現され、愛犬愛猫の生き生きとした表情を細密に描写します。
飾り皿や漆額に、ブローチ等アクセサリーに、可愛い愛犬愛猫の肖像を入れてください。
世界に一つ、貴方だけの宝物となるでしょう。
もちろん、プレゼントや記念品にも最適。
納期は素材・大きさにもよりますが、約1ヶ月かかります。(お気軽にお問い合わせ下さい。)
愛犬愛猫にかぎらず、アロワナ・リス・小鳥等、なんなりとご相談下さい。
角 康二先生は、作家大国輪島でも点彫りの第一人者で、大雅堂社長が信頼を寄せる高水準の技の持ち主です。