輪島塗サイドボード・牡丹唐草沈黒 6,050,000円
W180 D45.5 H110 cm
輪島塗サイドボード「牡丹唐草沈黒」は、漆黒に、
輪島ならではの加飾の技「沈金」の技術を用いてのみで牡丹から草の模様を彫り、
金の代わりに、炭粉をいれたものです。
漆の黒とは微妙にちがう黒の牡丹唐草沈黒は、大変上品な雰囲気をかもし出します。
この輪島塗大型サイドボード牡丹唐草沈黒は、
和だけでなく洋にも似合うように作られた、
おしゃれなデザインの最高級サイドボードです。
牡丹唐草は、古来より人気の高い模様です。
牡丹は富貴の象徴、唐草は連綿と続くことを意味する
吉祥模様です。
幸せが永遠続くことを願った吉祥模様は、漆芸だけでなく、
様々な工芸に古来より用いられております。
サイドボードには、牡丹唐草沈黒を彫り詰めてありますので、
豪華さに加え、多少の使い傷は目立ちにくくなっています。
サイドボードの扉部分だけでなく、天板にも中板にも、
全体に牡丹唐草を彫り詰めてあります。
サイドボードの扉を開けると、中は全体が黒塗り。棚板も黒です。
この牡丹唐草沈黒のサイドボードは、落ち着いた中に、
大変上品な豪華さをかもしだす、最高級のサイドボードです。
沈黒とは、沈金の技法で、金のかわりに黒の漆をいれたものです。
落ち着いた風合いは飽きがこず、何にでも似合って素敵です。
沈金とは
沈金とは、輪島ならではの加飾の技で、
のみで漆の塗面を彫り込み、金銀の箔や粉を埋める技法です。
この沈金は、漆の塗厚が十分でなければ深彫りできず生かされません。
漆の肌に刃先で彫り込んだ繊細な線画で、
自在な加飾ができる沈金は、
しっかりした下地にささえられた厚みのある上塗りの、
輪島ならではの技法です。
輪島の家具の自慢は、見えない部分も輪島塗であることです。
足の裏側も、天板の裏側も、すべて輪島塗。ですから、どこから見ても輪島塗。
畳や絨毯にも、指にも食器にもやさしいのです。
どこにもない、最高級家具をお探しのお客様は、ぜひ一度ご覧下さい。
輪島塗は約600年の歴史を持つ、JAPANとも呼ばれる漆器の最高峰です。
その工程は、23工程・124以上の手数を経て作り出され、
堅牢さと優美さを兼ね備えた日本の誇る伝統工芸です。
600年の歴史は、脈々と今日に受け継がれ、数多くの職人達の腕に宿っています。
サイドボード牡丹唐草のミニムービーです。
輪島塗サイドボード 牡丹唐草沈黒
W180 D45.5 H110 cm 6,050,000円(税込)
この輪島塗サイドボード 牡丹唐草沈黒につきまして、ご不明な点がございましたら
どうぞお気軽にお問い合わせ下さいませ。
お問い合わせはお気軽に、こちらからどうぞ
ぜひ、現物を、輪島の大雅堂展示場へ見に来てください。
写真では色艶・質感そして大きさ・蒔絵の豪華さ美しさ、漆のぬくもり・手触りなど、
沢山の良い所をうまくお伝えしきれず、とても残念です。
◎大雅堂展示場について
「どうぞ、お気軽にご予約ください!」
実は、「要予約」は、敷居が高いわけではないんです。
輪島漆器大雅堂は、輪島市街地より少し離れた立地条件から、
また防犯上、通常公開いたしておりません。
ですので、真夏の今頃も、常時冷房を入れないでいます。
(輪島も連日30度を超える、暑い夏を迎えています)
平日は、お電話でも結構ですので、ご予約(電話0768-22-0184)ください。
涼しく冷房を効かせて、鍵を開けてお迎えしたいのです。
土・日・祝日は、どうぞ平日のうちに、ご予約くださいませ。
メールでもお電話でも、ご予約を承ります。
よろしくお願い申し上げます。
ゆっくり快適に沢山の輪島塗をご覧頂き、お選び頂けますよう
準備してお待ちいたします。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
若島基京雄(わかしまきみお)
全国を行商して歩いた祖父・父は、旅先で大変可愛がって頂き、現在でも祖父・父を知るお得意さまが多数ございます。
祖父・父は、「物がなくても売る」達人 営業マンでした。
お客様の前で輪島塗の器の仕上がりのイメージを、すらすらと絵に描いて見せ、仕上がった見本が無くても注文を取りました。器の形や色、蒔 絵・沈金の模様まで、その場で細かくうち合わせができ、仕上がった品は、大変お喜び頂いたそうです。
私もそうなりたいと、自己流ながら勉強し、輪島の技法の全てを頭にたたき込み、
お客様の求める物のイメージを形にしたい、と思っています。
現在は、器物の 形から、蒔絵・沈金の図案までお客様のご要望に合わせ、
自分で作図して制作にあたります。
頭の中で見える仕上がりの姿を、木地師から蒔絵・沈金師に細かく 指定し、
喜ばれる、そして末永く愛して頂ける輪島塗を生み出していきたいと考えております。
輪島漆器商工業協同組合 組合員
石川県輪島漆芸美術館 友の会 事務局長
合気道 奥能登合氣会 会長
輪島漆器大雅堂株式会社 代表取締役