座卓 足の高さをソファーに合わせて、センターテーブルにも。両側石目・中央桔梗蒔絵
輪島塗座卓・両側石目・中央桔梗蒔絵 1,430,000円(税込)
座卓の両側は、お茶をお出ししたり、物を置いたりと日常生活ではよく使われる場所です。
よく使われるからこそ、傷がつくことが心配になります。
この座卓・両側石目・中央桔梗蒔絵は、良く使われる座卓の両側を、傷がつきにくく目立ちにくい「石目(いしめ)」仕上げにし、中央は、輪島塗らしい美しく艶のある漆黒に、優雅な桔梗蒔絵を施した座卓です。
石目とは
石目(いしめ)とは、輪島塗の技法の一つで、
感じとしては庭園の「石畳のよう」な、仕上がりのことです。
漆の塗り面に乾漆粉を蒔くと、表面張力が働き、所々に粉が集まります。
その小さな、偶然に生み出される集まりを活かして漆を重ね、固着させ、
研ぎだす技法です。
塗面は、少しざらざらした感じに仕上がり、
輪島塗の鏡面のような呂色仕上げとはひと味違った、
落ち着いた漆の風合いを感じさせます。
座卓の両側の石目の部分は、布地で言うと地模様がある布のように、
漆の質感が感じられ、上品な美しさがあります。
この座卓は、飾っておくだけでなく、ぜひお使いいただきたい座卓です。
美しい蒔絵部分は、磨く楽しみもあります。
機能性と優雅さを併せ持つ座卓です。
◎座卓の足は、丸型でネジ式です。
ネジ式ですので、座卓の足の着脱は簡単で、
角型足の座卓より天板裏の構造が簡単ですので軽く、
持ち運びや、収納の際も扱いやすく便利です。
輪島塗座卓 両側石目 中央桔梗蒔絵
寸法:幅 奥行 高さ cm
輪島漆器大雅堂のショッピングサイトはこちらです。http://www.wajimanuri.net/
その他、ご不明な点がございましたら、
何なりとお気軽にお問い合わせくださいませ。
若島基京雄(わかしまきみお)
全国を行商して歩いた祖父・父は、旅先で大変可愛がって頂き、現在でも祖父・父を知るお得意さまが多数ございます。
祖父・父は、「物がなくても売る」達人 営業マンでした。
お客様の前で輪島塗の器の仕上がりのイメージを、すらすらと絵に描いて見せ、仕上がった見本が無くても注文を取りました。器の形や色、蒔 絵・沈金の模様まで、その場で細かくうち合わせができ、仕上がった品は、大変お喜び頂いたそうです。
私もそうなりたいと、自己流ながら勉強し、輪島の技法の全てを頭にたたき込み、
お客様の求める物のイメージを形にしたい、と思っています。
現在は、器物の 形から、蒔絵・沈金の図案までお客様のご要望に合わせ、
自分で作図して制作にあたります。
頭の中で見える仕上がりの姿を、木地師から蒔絵・沈金師に細かく 指定し、
喜ばれる、そして末永く愛して頂ける輪島塗を生み出していきたいと考えております。
輪島漆器商工業協同組合 組合員
石川県輪島漆芸美術館 友の会 事務局長
合気道 奥能登合氣会 会長
輪島漆器大雅堂株式会社 代表取締役