埼玉県熊谷市の八木橋百貨店にて輪島塗り大展 開催中
埼玉県・熊谷市の八木橋百貨店様にて、今年も「輪島塗 大展」開催中です。
数えて、第34回。 34年もの長きにわたり、ご愛顧を賜りますことを、心より感謝申し上げます。
今年もまた、新作の輪島塗りを含め、数多くの輪島塗を、お手にとってご覧下さい。
今年は会場にて、お買い得な輪島塗福袋を、限定販売いたします。
平成20年2月21日(木)~25日(月)
沢山のご来場、心よりお待ち申し上げております。
今年の新作は、まず、、「しろがね」錫布目・錫石目です。
銀色の艶は、錫(すず)。目の粗い麻布を用いて、錫の金属敵質感をやわらげます。
従来の輪島塗の、顔がうつる鏡面のような黒と、錫布目の銀色の対比は、シャープな印象の新しい輪島塗です。
錫の質感や艶を出すために、様々な工夫を凝らして製品化いたしました新製品です。
この「しろがね」錫布目で、輪島塗の家具も製作いたしております。
輪島塗の家具だけでなく、壁面パネルや建築内装などにも、幅広く活躍しそうな、新製品。
また、大雅堂・社長の新製品:印籠(小さい印籠は、薬入れにぴったりのサイズ、黄門様の家紋ではありませんが、美しい蒔絵・沈金の印籠です)を、出展。うんちくを語りますよ。
八木橋百貨店 8階 カトレアホールにて、ぜひご覧下さい。
大雅堂の社長含む5名と、10トントラックいっぱいの輪島塗が、会場にてお待ち申し上げております。
若島基京雄(わかしまきみお)
全国を行商して歩いた祖父・父は、旅先で大変可愛がって頂き、現在でも祖父・父を知るお得意さまが多数ございます。
祖父・父は、「物がなくても売る」達人 営業マンでした。
お客様の前で輪島塗の器の仕上がりのイメージを、すらすらと絵に描いて見せ、仕上がった見本が無くても注文を取りました。器の形や色、蒔 絵・沈金の模様まで、その場で細かくうち合わせができ、仕上がった品は、大変お喜び頂いたそうです。
私もそうなりたいと、自己流ながら勉強し、輪島の技法の全てを頭にたたき込み、
お客様の求める物のイメージを形にしたい、と思っています。
現在は、器物の 形から、蒔絵・沈金の図案までお客様のご要望に合わせ、
自分で作図して制作にあたります。
頭の中で見える仕上がりの姿を、木地師から蒔絵・沈金師に細かく 指定し、
喜ばれる、そして末永く愛して頂ける輪島塗を生み出していきたいと考えております。
輪島漆器商工業協同組合 組合員
石川県輪島漆芸美術館 友の会 事務局長
合気道 奥能登合氣会 会長
輪島漆器大雅堂株式会社 代表取締役