ボールペン 木目が美しい拭き漆に踏ん張りだるま
美しい木目を、ひときわ際立たせる技・拭き漆。
拭き漆は、漆を塗っては拭き、塗っては拭きしながら塗り重ねる技法。
拭き漆のボールペンの素材は、2種類。
ケヤキ製と、屋久杉製です。
「踏ん張りダルマ」は、地震の大きな被害にも負けず、踏ん張って耐え抜く力強さを
イメージしてデザイン致しました。
地震だけではありません。私たちを取り巻く
現状は、なかなか厳しく、思うようにならないことも数限りなくあります。
誰でもそんな試練を乗り越え頑張っているはず。
「ぐっと大地を踏ん張って頑張ろう!」そんなメッセージを込めました。
「ひとは七転八起というけれど、今どきそんなに転んでいられるか!
ダルマだって手が出ます!今が踏ん張りどころ、頑張ろう!」
「ふんばりダルマ」のメッセージです。
この拭き漆のボールペンは、芯を交換できます。市販の芯をお求めいただければ、簡単に交換していただけます。
ボールペンの素材は、2種類。
写真の、色が濃く見えるほうが 屋久杉製のボディに拭き漆を施したボールペンです。
美しい自然が残る、屋久島の屋久杉です。
美しい木目が、拭き漆により、際立ちます。
写真の、色が薄く見えるほうが 欅(けやき)製のボディに拭き漆を施したボールペンです。
拭き漆のボールペンは、1本づつ、桐箱に入れてお届けいたします。
若島基京雄(わかしまきみお)
全国を行商して歩いた祖父・父は、旅先で大変可愛がって頂き、現在でも祖父・父を知るお得意さまが多数ございます。
祖父・父は、「物がなくても売る」達人 営業マンでした。
お客様の前で輪島塗の器の仕上がりのイメージを、すらすらと絵に描いて見せ、仕上がった見本が無くても注文を取りました。器の形や色、蒔 絵・沈金の模様まで、その場で細かくうち合わせができ、仕上がった品は、大変お喜び頂いたそうです。
私もそうなりたいと、自己流ながら勉強し、輪島の技法の全てを頭にたたき込み、
お客様の求める物のイメージを形にしたい、と思っています。
現在は、器物の 形から、蒔絵・沈金の図案までお客様のご要望に合わせ、
自分で作図して制作にあたります。
頭の中で見える仕上がりの姿を、木地師から蒔絵・沈金師に細かく 指定し、
喜ばれる、そして末永く愛して頂ける輪島塗を生み出していきたいと考えております。
輪島漆器商工業協同組合 組合員
石川県輪島漆芸美術館 友の会 事務局長
合気道 奥能登合氣会 会長
輪島漆器大雅堂株式会社 代表取締役