輪島塗の仏壇 現代の生活スタイルにも合うようなすっきりした形の仏壇。日々の手入れは簡単です。
現代の生活スタイルにも合うような、
すっきりとした形の、二段式の輪島塗仏壇です。
日常の手入れが簡単にできるように、
直線的な部分を多くし、さっと拭きやすくしました。
大切なご家族・ご先祖様のための安らぎの空間を
落ち着いた艶の輪島塗で仕上げました。
正面には、半月型の取っ手がついています(木製・輪島塗)。
なるべく出っ張りのないように(体に当たると危ないので)
しかし、開けるときには持ちやすいように、工夫いたしました。
直線的な形にして、さっと拭きやすくなっています。
いつも綺麗にしておきたいですよね。
色は、黒塗りですので、文字通り「漆黒」なのですが、
写真は形をはっきりご覧頂くために、白の壁を写していますので
白っぽく見えています。
現代風な輪島塗仏壇の扉は、外側に金具で取り付けています。
(この仏壇に使用している金具は、扉用の4個のみです。)
扉は、横に180度開くことができます。
扉が閉めてある時は、上品な家具の雰囲気です。
扉を開けると、中には、一段段があり、
上は手前に引き出して使用する台に、下は収納用の引き出しになっています。
引き出して使用する台は、お供えや香炉などを
のせてお使いいただきます。
収納用の引き出しには、線香やろうそく、数珠など
必要なものを収納できます。
金具は用いずに、木地の形状を工夫することで、
引き出しやすい形に作ってあります。
引き出しの中も、輪島塗です。
汚れた場合は、引き出して水洗いも可能です。
日常のお手入れは、柔らかい布でさっと拭いていただくか、
水拭きしてください。
この現代風の仏壇は、上下二段式ですが、
設置される場所に合わせて、上段のみ・下段のみの販売も致しております。
上段の寸法は、幅40 奥行38.7 高55cmです(扉を閉じた時)。
二段組み合わせた時の、正面の写真です。
下段の天板には、段差を設けていますので、
きちんと重ねると、ずれることはありません。
また、二段を重ねた時には、重なりの部分の段差が
美しいアクセントになっています。
輪島塗といえば、顔が映るくらい美しく磨かれた
鏡面のような塗り面を思い浮かべられると思いますが、
この仏壇は、写真のように、
周りの風景がぼんやりと写りこんでいます。
やさしく暖かい雰囲気が感じられる仕上げになっています。
この仏壇の下段の扉を開けると、中に棚が一段あります。
この棚板は、簡単に取り外しができますので、
少し大きなものも収納できます。
扉を開けたときの横幅は、76.4cmです。
写真の二段式仏壇は、黒塗りの無地です。
煮物椀や重箱など、よく見かける輪島塗のように
最終の艶を上げる工程を施さず、上塗りしたままの
柔らかい艶を大切にしています(真塗りと呼んでいます)。
真塗りは、茶道具に好まれる仕上げ方で、
華美でなく、しっとりした底艶が、
上品で落ち着いた雰囲気をかもし出しています。
輪島塗 二段式仏壇:黒真塗り(大雅堂オリジナル)
寸法:幅40 奥行38.7 高110cm(二段の時)
幅40 奥行38.7 高55cm(上段のみの時)
価格:二段一組 1,925,000円(税込)
上段のみ 1,100,000円(税込)
下段のみ 825,000円(税込)
現代風の輪島塗仏壇のお問い合わせはお気軽に、こちらからどうぞ
ご紹介した二段式仏壇は、真塗りの無地ですが、
ご希望に応じた、オリジナル仏壇の製作も承っております。
特注の例
◎故人や家にちなんだ蒔絵・沈金を施す。
◎家紋を入れる。
◎色を変更する(溜塗りや呂色仕上げを施す)
◎形状を変更する(高さや幅・奥行きを、設置する場所に合わせて製作します)
ご希望にあわせた仏壇を、製作いたします。
特注の場合は、仕様に合わせて、別途お見積もりいたします。
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輪島漆器大雅堂は、貴方だけの特注輪島塗の製作も得意です。
創業大正11年の経験と豊富な知識・輪島の優れた多数の職人たちが、
貴方の思いを形にするお手伝いを致します。
輪島塗の工程は、どれをとっても一つ一つ手作りのオーダーメードと同じです。
ですから特注だから、お誂えだから、ぐんと価格が高くなるということはありません。
また、色や模様だけでなく、器物の形からお誂え可能です。
オーダーは難しくありません。
「こんな感じで、、、。」というような、頭の中のイメージからでも、段々と形にしていきます。
特注・お誂えは、お気軽にご相談くださいませ。
世界で一つの輪島塗を、貴方の思いのままに製作いたします。
輪島漆器大雅堂は、そんな楽しみな仕事が大好きです。
ご用命のほどを、心よりお待ち申し上げております。
若島基京雄(わかしまきみお)
全国を行商して歩いた祖父・父は、旅先で大変可愛がって頂き、現在でも祖父・父を知るお得意さまが多数ございます。
祖父・父は、「物がなくても売る」達人 営業マンでした。
お客様の前で輪島塗の器の仕上がりのイメージを、すらすらと絵に描いて見せ、仕上がった見本が無くても注文を取りました。器の形や色、蒔 絵・沈金の模様まで、その場で細かくうち合わせができ、仕上がった品は、大変お喜び頂いたそうです。
私もそうなりたいと、自己流ながら勉強し、輪島の技法の全てを頭にたたき込み、
お客様の求める物のイメージを形にしたい、と思っています。
現在は、器物の 形から、蒔絵・沈金の図案までお客様のご要望に合わせ、
自分で作図して制作にあたります。
頭の中で見える仕上がりの姿を、木地師から蒔絵・沈金師に細かく 指定し、
喜ばれる、そして末永く愛して頂ける輪島塗を生み出していきたいと考えております。
輪島漆器商工業協同組合 組合員
石川県輪島漆芸美術館 友の会 事務局長
合気道 奥能登合氣会 会長
輪島漆器大雅堂株式会社 代表取締役