屏風 宗達風草花蒔絵 13,200,000円
幅91(2枚)×高さ175.8×厚3.5cm
隆々と盛り上げられた高蒔絵が圧巻な、宗達風草花蒔絵屏風。
慶長年間の画家・俵屋宗達は、風景画の一部として草花を描いた狩野派などと違って、
金地に草花だけを配し、一種象徴化された造形美を追及した。
その宗達に取材し、金屏風を輪島塗に置き換えて製作したものが
この「宗達風草花蒔絵」屏風です。
金をふんだんに使用した、豪華な蒔絵。
蒔絵は、河合久仁雄。
この屏風・宗達風草花蒔絵につきまして、ご不明な点がございましたら
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若島基京雄(わかしまきみお)
全国を行商して歩いた祖父・父は、旅先で大変可愛がって頂き、現在でも祖父・父を知るお得意さまが多数ございます。
祖父・父は、「物がなくても売る」達人 営業マンでした。
お客様の前で輪島塗の器の仕上がりのイメージを、すらすらと絵に描いて見せ、仕上がった見本が無くても注文を取りました。器の形や色、蒔 絵・沈金の模様まで、その場で細かくうち合わせができ、仕上がった品は、大変お喜び頂いたそうです。
私もそうなりたいと、自己流ながら勉強し、輪島の技法の全てを頭にたたき込み、
お客様の求める物のイメージを形にしたい、と思っています。
現在は、器物の 形から、蒔絵・沈金の図案までお客様のご要望に合わせ、
自分で作図して制作にあたります。
頭の中で見える仕上がりの姿を、木地師から蒔絵・沈金師に細かく 指定し、
喜ばれる、そして末永く愛して頂ける輪島塗を生み出していきたいと考えております。
輪島漆器商工業協同組合 組合員
石川県輪島漆芸美術館 友の会 事務局長
合気道 奥能登合氣会 会長
輪島漆器大雅堂株式会社 代表取締役