漆器みがき 専用布 1枚1650円(税込)+送料188円
輪島塗や漆器のお手入れ
「輪島塗や漆器のお手入れのための布は、どのようなものを使えばよいか」という御問合せを多数頂戴いたします。
輪島塗や漆器を拭く・磨くときには、どうぞこの「漆器みがき」布をご使用下さい。
輪島塗や漆器を出し入れしたり、飾ったり使ったりするときに、表面に指紋が着いたり、ほこりがついていたりという場合があります。
また、輪島塗や漆器を洗った後に、拭いて、しばらく使わないので、少し磨いて仕舞いたい、こんな時にもどのような布を使えばよいか、悩ましいことがあります。
蒔絵や沈金・漆塗りの万年筆の手入れにも
豪華な蒔絵や、繊細な沈金の美しい加飾が施された万年筆、つややかな漆塗りの万年筆の手入れにも、「漆器みがき布」をご使用ください。
万年筆は、素材が木製でなくエボナイト等の樹脂製のものも多くあります。
樹脂製のものは、木製の万年筆よりも、静電気によりほこりを集めてしまうことがあります。
万年筆表面の漆や蒔絵・沈金に優しい、やわらかい漆器みがき布でさっと拭いてください。
大切な、もしかしたら世界でただ1本の万年筆をご愛用の皆様にもおすすめです。
大切な万年筆を優しくお手入れして、末永くご愛用ください。
輪島塗や漆器の手入れに使う「柔らかい布」とは
こんな時にお使い頂く布は、特に「これを使わないといけない」というものはありませんので、柔らかい布・タオルなどで拭いて下さいとお話致します。
ですが、タオルの場合は、繊維が少し残ってしまったり、他の布も適当なものを探すのが大変、、、などの面から、何か専用の布があれば、紹介してほしい、とおっしゃるお客様もおいでます。
そこで、私共塗師屋も使用しています「漆器みがき」をご紹介します。
汚れたら洗って、何度でも使える重宝な布
この漆器磨き布は、私共・輪島漆器大雅堂株式会社も加盟しています輪島漆器商工業協同組合の資材販売部で取り寄せて、輪島の塗師屋が利用している布で、汚れたら何度でも洗って、また使える点が大変重宝な布です。
この漆器磨き布は、ワックスや薬品が付着している化学ふきんとは違って、何も付着していない布ですので、輪島塗の表面の漆を劣化させることは無く、安心してお使い頂けます。
箱の裏面の表示によると、
1平方センチあたり25万本の超極細の毛先とミクロループを持ったクリーニング専用の超高密度織物(ニット)です。
超極細繊維が細かい汚れも逃さずキャッチします。(←ほこりが取れやすいんです)
傷をつけずにやさしく汚れを拭き取ります。(←とても柔らかい布ですので、傷がつく心配が少ないです)
はぁぁ~と息を吹きかけて(笑)
拭き方・磨き方は、そのままで拭いてもいいのですが、輪島塗に、息を「はあーーーっ」と吹きかけ、湿り気をあたえてから、この漆器磨きで拭き取れば、きれいに磨くことができますよ。
ピカピカになると、とても気持ちいいものです。
塗の美しさ、艶やかさ、蒔絵や沈金の細かな細工など、お手入れをしながら、じっくりと楽しんでください。
注意することは、輪島塗や漆器を「落とさない」こと。
お手入れをするときは、念のために、畳や絨毯・カーペットなどの下が柔らかいところで、しっかり持って拭いたり磨いたりして下さいね。
万一ころんと落ちても、傷や割れにつながりにくい所が安心です。
そして、必要以上にごしごししないでください。輪島塗に悪いです。
拭いても取れにくい汚れの場合は、水洗いをして汚れを落として、拭き(タオルなどで水分をとる)してから磨きなおしてください。
(水洗いは、漆器製品により水洗い不可の物もあるかもしれませんので、ご確認ください、輪島塗の食器は大丈夫です)
漆器みがき 1枚紙箱入り 1,650円(税込)
寸法:30cm×40cm ポリエステル100%
※発送はクロネコゆうパケットにて(令和5年10月1日より、ヤマト運輸の「ネコポス」が、ヤマト運輸が集荷し郵便局が配達する「クロネコゆうパケット」に替わりました。)
お届けまでは、3~数日で、ポストに配達されます。
よろしくお願い申し上げます。
送料は、最大4枚まで 188円 です。
(他の商品と一緒にご購入で、商品代金が1万円以上の御買上げの場合は送料は無料です)
ご注文より1~3営業日中に発送致します。(お急ぎの場合は、メール・電話にてご連絡下さい。)
輪島塗を優しく磨いて、末永くご愛用くださいませ。
大切なもののお手入れに使ってください
この漆器みがきは、柔らかくほこりを取りやすい布です。
輪島塗や漆器だけでなく、座卓や電化製品にも、お仏壇や仏具のお手入れにも、銀製品やガラス製品など大切なものにも、どうぞお使い下さい。(漆器みがき布自体が汚れて、ほこりやごみがついていると、輪島塗やその他を傷つけてしまう恐れがありますので、良く洗って、きれいにして使うようにお気を付け下さい。)
若島基京雄(わかしまきみお)
全国を行商して歩いた祖父・父は、旅先で大変可愛がって頂き、現在でも祖父・父を知るお得意さまが多数ございます。
祖父・父は、「物がなくても売る」達人 営業マンでした。
お客様の前で輪島塗の器の仕上がりのイメージを、すらすらと絵に描いて見せ、仕上がった見本が無くても注文を取りました。器の形や色、蒔 絵・沈金の模様まで、その場で細かくうち合わせができ、仕上がった品は、大変お喜び頂いたそうです。
私もそうなりたいと、自己流ながら勉強し、輪島の技法の全てを頭にたたき込み、
お客様の求める物のイメージを形にしたい、と思っています。
現在は、器物の 形から、蒔絵・沈金の図案までお客様のご要望に合わせ、
自分で作図して制作にあたります。
頭の中で見える仕上がりの姿を、木地師から蒔絵・沈金師に細かく 指定し、
喜ばれる、そして末永く愛して頂ける輪島塗を生み出していきたいと考えております。
輪島漆器商工業協同組合 組合員
石川県輪島漆芸美術館 友の会 事務局長
合気道 奥能登合氣会 会長
輪島漆器大雅堂株式会社 代表取締役