衝立(ついたて)鯉沈金(こいちんきん)小西啓介作


鯉沈金は、小西啓介作。

日展特選を3回も取っている、名実共に素晴らしい沈金作家です。
鯉を彫らせたら、輪島では右に出るものはまずいない、と思います(弊社社長談)

悠々と泳ぐ金色の鯉は、うろこやおびれがまぶしく輝いて、大変華麗で、生きているよう。
いずれは、急流を泳ぎ滝を昇って、龍になるのかもしれません。

鯉(こい)
中国では龍門(りゅうもん)と呼ばれる急な滝を昇り、龍になるといわれ、出世魚として尊重されていた。
日本でも「徒然草(つれづれぐさ)」などにみられるように、尊い魚であり、今でいう鯛(たい)のような扱いだった。

子供の立身出世を願い、男子の祝着に鯉の滝昇りの図を染めたりしたほか、江戸時代の終わりの文政頃からは端午の節句に鯉のぼりが上げられるようになった。

また、吉祥の魚として多くの絵画、彫刻、鋳物などにも用いられた。

漆器はいいですね。環境にも人にも優しい、そしてあたたかい。
漆(うるし)をもっと身近に感じて欲しい。輪島漆器大雅堂(株)の願いです。

鯉沈金の座卓・屏風も圧巻の出来映えです。

【商品データ】
定価 2,625,000円
寸法 W1100 D300 H1090 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗