2020/12/11 (金)
時折、お客様に「輪島塗の洗い方とか扱い方の説明を、荷物に入れてね」と求められます。
以前は、漆器組合で発行している小冊子をお送りしたり、カタログをお送りしたりしていましたが、手持ちがなくなってしまいました。
そこで、封筒にも入るような1枚紙の「取り扱いの説明書」を手作りしよう!と思い立ちました。
どんなふうに書こうか、やはり見本があったほうがいいなーー
あ、そういえば、以前のカタログの裏表紙に、「取り扱いは簡単です。」という文章を載せていた、と気が付いて、探したら、やはりそうでした。
いいのがあった!
しかし、問題が発生です。
カタログの裏表紙は、A4サイズ(縦約30cm・横約21cm)に、輪島塗の取り扱い方法や、うんちくが、細かい文字でびっしりと、書いてあるんです。
これを自分で印刷するために、パソコンに全部の文字を打ち込む必要がある!
ひいいい
見つけたのはもう1週間も前ですが、いまだに手をつけていません。
いったいどのくらい時間がかかるのか、はあああああ、、、と始める前から意気消沈。
ふと、息子に言ってみました。
「これ、パソコンに取り込んで」
彼は、その書面を見て、「いいこと考えた」
その先は、全く素晴らしいことが起こりました。
考えてもみない方法で、彼は私のパソコンに、長い長い文章を瞬時に用意してくれました。
いやーーーー、若いって素晴らしい!!
さて、その方法は。
彼は、自分のスマホを取り出し、ぴしゃっ と写真を撮影しました。
そして「文字に変換?」というようなボタンをピットおすと、
細かい文字でびっしり書いてあった文章が、一瞬でスマホに取り込まれ、
メールで私のパソコンに送られてきたのです!
今までなやんでいたのに、、、知らないって残念だと思いました。
あああ、しかし便利な世の中ですね。
これで、輪島塗の取り扱いについての説明書が、もうすぐできそうです。
ありがとう、お兄ちゃん。