2016/09/26 (月)
広い草原に、かぜにそよぐ満開のコスモスの花、赤とんぼがすいーと舞っている。
そんなどこか懐かしい、のどかな情景を、カメラで写し取ったような・額縁で切り取ったような、輪島塗の衝立があります。
こすもす蒔絵
衝立に描かれたコスモスの花びらが、正面からだけでなく、風に押されてゆがんだりうらがえったり。
自然のままのかたちで描かれています。
蒔絵は、研ぎ出し蒔絵という技法で描かれています。
作は女流蒔絵作家・小田原延子(おだわらのぶこ)。
絵画的なタッチで心象を表現するほか、漆芸界では異色の作風をも築き活躍する、輪島女流蒔絵作家の第一人者。
(弊社展示場には、日展入選の特大漆額2点もございます)
衝立コスモス蒔絵はこちらでご紹介しています。
http://www.taigadou.com/price/post_128.html