能登半島大地震で被災して壊れたトイレは騙しだまし使ってきました。この夏、どうにもならなくなって、思いきってトイレを大改造しました。
そのままリフォームしても面白くないので、塗師屋らしく引戸や洗面台を拭き漆に、洗面器は朝ドラ「まれ」で話題になった陶胎漆器(とうたいしっき)に仕上げました。技法は、華影錫石目と言います。便器は、大人気!ベン親子のノズル洗浄型ネオレストです🎵
本日、使用開始です。一ヶ月半かかりました。
これで輪島漆器大雅堂株式会社の展示場に訪れたお客様にも美しいトイレをご利用いただけます。
手洗い洗面鉢の寸法:W41 D33.5 H14cm 市販の陶器製です。
若島基京雄(わかしまきみお)
全国を行商して歩いた祖父・父は、旅先で大変可愛がって頂き、現在でも祖父・父を知るお得意さまが多数ございます。
祖父・父は、「物がなくても売る」達人 営業マンでした。
お客様の前で輪島塗の器の仕上がりのイメージを、すらすらと絵に描いて見せ、仕上がった見本が無くても注文を取りました。器の形や色、蒔 絵・沈金の模様まで、その場で細かくうち合わせができ、仕上がった品は、大変お喜び頂いたそうです。
私もそうなりたいと、自己流ながら勉強し、輪島の技法の全てを頭にたたき込み、
お客様の求める物のイメージを形にしたい、と思っています。
現在は、器物の 形から、蒔絵・沈金の図案までお客様のご要望に合わせ、
自分で作図して制作にあたります。
頭の中で見える仕上がりの姿を、木地師から蒔絵・沈金師に細かく 指定し、
喜ばれる、そして末永く愛して頂ける輪島塗を生み出していきたいと考えております。
輪島漆器商工業協同組合 監査役
石川県輪島漆芸美術館 友の会 事務局長
合気道 奥能登合氣会 会長
輪島漆器大雅堂株式会社 代表取締役