本日、輪島より社長含む5名の営業担当が出発しました。
行く先は、埼玉県熊谷市の八木橋百貨店さまです。
もう40数年来、毎年1回開催させて頂いている、輪島漆器大雅堂にとっては1年のうちで最大の展示会です。
今回は、第42回です。
今朝の輪島は、きりりと冷え込んで 車のガラスもミラーもびっしり凍っていましたが
その分いい天気になりました。
熊谷へ向かう道中もいい天気だと、写真が送られてきました。
遠くの山々が美しいです。前途洋々ですw
昨日は、10トントラックいっぱいの輪島塗が、先に出発しました。
本日は、夕方、八木橋百貨店さまに、輪島塗と社員が到着し、荷をおろします。
明日は、1日かけて会場に展示し、あさって2/10から展示会がはじまります。
特別価格の企画品や、作家もの、1品ものなど、本当に沢山の輪島塗を一堂に揃えて
ご覧頂きます。
沢山のお客様のご来場を、心よりお待ち申し上げております。
会場では、輪島漆器大雅堂の社員に、なんでも聞いて下さい。
輪島塗のことはもちろん、修理や取扱いのこと、作家のこと、
ベテラン営業担当ばかりですので、普段疑問に思っていたことなどがございましたら
ぜひ、お気軽にお尋ねくださいね。
全国を行商して歩いた祖父・父は、旅先で大変可愛がって頂き、現在でも祖父・父を知るお得意さまが多数ございます。
祖父・父は、「物がなくても売る」達人 営業マンでした。
お客様の前で輪島塗の器の仕上がりのイメージを、すらすらと絵に描いて見せ、仕上がった見本が無くても注文を取りました。器の形や色、蒔 絵・沈金の模様まで、その場で細かくうち合わせができ、仕上がった品は、大変お喜び頂いたそうです。
私もそうなりたいと、自己流ながら勉強し、輪島の技法の全てを頭にたたき込み、
お客様の求める物のイメージを形にしたい、と思っています。
現在は、器物の 形から、蒔絵・沈金の図案までお客様のご要望に合わせ、
自分で作図して制作にあたります。
頭の中で見える仕上がりの姿を、木地師から蒔絵・沈金師に細かく 指定し、
喜ばれる、そして末永く愛して頂ける輪島塗を生み出していきたいと考えております。
輪島漆器商工業協同組合 組合員
石川県輪島漆芸美術館 友の会 事務局長
合気道 奥能登合氣会 会長
輪島漆器大雅堂 代表取締役