平成29年 3月の大阪場所が、大盛り上がりのうちに終わりました。
横綱・稀勢の里のガッツに、感動しました。
石川県の郷土力士:遠藤と輝も、応援しています。
一度、両国国技館へ行って、「えんどぉーーー」「かがやきぃーー」「きせのさとぉーーー」って、応援したいものです。
いつも、仕事中はラジオで大相撲中継を聞いていますが、実物を見たい。
相撲が終わったら、ちゃんこ屋さんへ行きたい。そして、「いやぁー、遠藤素晴らしかったわーー」などといいつつ、乾杯したいものです。
本職の行事さんの軍配は、人により様々なものをお使いですね。
職業がらか、テレビ中継では自然と目がいきます。
房の色も決まりがあるそうです。
勝利を指し示す軍配、あります。輪島塗です。
この軍配は重厚な雰囲気ですが、輪島塗は木製ですので案外軽いです。
軍配のふちどりの部分は、一見すると金具に見えますが、蒔絵で描いています。
金具がついていると、錆びたりはがれたりと、輪島塗でない部分の修理個所が出てきて痛みが早い場合がありますので、蒔絵にて装飾しました。
軍配のひも(房)の色は、行司の階級により厳格に定められているそうです。
写真の軍配は、装飾品用ですので、そのどれにも属さない色で手組紐で誂えました。
もちろん、本職の行司さんにお使い頂ける仕様での製作も、可能です。
いつか、国技館で、輪島漆器大雅堂製の軍配が勝利を指し示すところが見たいなーー。
うちの社長も、横綱級のお腹まわり(笑)
戦国時代の軍師のように、商売繁盛を目指して、軍配でさっそうと指揮をとってほしいものです。
輪島塗 軍配は、文字や模様をお好きなように特注製作を承ります。
写真の軍配は、輪島塗 軍配 鳳凰蒔絵 です。
文字(高蒔絵)は、家内安全・商売繁盛 です。
1,360,800円(税込)
寸法:長さ44cm 幅20cm 直径2cm 桐箱入り
全国を行商して歩いた祖父・父は、旅先で大変可愛がって頂き、現在でも祖父・父を知るお得意さまが多数ございます。
祖父・父は、「物がなくても売る」達人 営業マンでした。
お客様の前で輪島塗の器の仕上がりのイメージを、すらすらと絵に描いて見せ、仕上がった見本が無くても注文を取りました。器の形や色、蒔 絵・沈金の模様まで、その場で細かくうち合わせができ、仕上がった品は、大変お喜び頂いたそうです。
私もそうなりたいと、自己流ながら勉強し、輪島の技法の全てを頭にたたき込み、
お客様の求める物のイメージを形にしたい、と思っています。
現在は、器物の 形から、蒔絵・沈金の図案までお客様のご要望に合わせ、
自分で作図して制作にあたります。
頭の中で見える仕上がりの姿を、木地師から蒔絵・沈金師に細かく 指定し、
喜ばれる、そして末永く愛して頂ける輪島塗を生み出していきたいと考えております。
輪島漆器商工業協同組合 組合員
石川県輪島漆芸美術館 友の会 事務局長
合気道 奥能登合氣会 会長
輪島漆器大雅堂 代表取締役