輪島塗/輪島塗りの商品紹介ページでは、輪島塗りの商品を紹介しています。
▼以下、紹介の事例です。
三宝(さんぽう)金縁家紋入り
三宝の使い方は、地方によって色々です。写真のように鏡餅に豪華な飾りをのせる他、串柿をかざる、鏡餅のみ、と郷土の特色が現れるものです。
大きさや色も様々で、黒真塗りや、朱塗りの所もあり、家紋を入れないところもあります。
最近では、あまりうるさくいわず、好みで選ばれることも多いです。
【商品データ】
定価 367,500円
寸法 W275 D275 H263 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
屠蘇器(とそき)7つ組 地紙扇面蒔絵(じがみせんめんまきえ)高柳雄斎作
この屠蘇器(とそき)は、7つ組といい、銚子・盃・盃台・四段重・取皿・取り箸置き・屠蘇台の7点セットです。
お年始にいらしたお客様に、ご挨拶のあと屠蘇を一献、そしておせち料理をおすすめするために必要な物が一つになっています。
屠蘇(とそ)とは。
屠蘇は、もともとは薬だったそうです。山椒・大黄・白じゅつ・桔梗・細辛・乾姜・防風などを三角の紅の帛衣に入れて、酒やみりんに浸したもの。唐の時代に医師が流行風邪のための薬として作ったものがおいしくて評判になり定着した、と言われます。
屠蘇(とそ)とは、「邪気を屠絶し、人魂を蘇生させる」ということで、一年中の邪気を祓い延命長寿を願うために飲む酒であります。
重箱は、4段めを空にしておき、来客の時におせちをお客様用に取り分けて入れ、取り皿をつけておすすめるのが正式ともいわれるし、与の重(よのじゅう)には山の幸を入れて、4段で正式なおせち料理とする、ともいわれます。
美しい蒔絵が、いっそう晴れやかな迎春の時を演出します。
【商品データ】
定価 1,890,000円
寸法 W545 D363 H455 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
五段重(ごだんじゅう)高台平台付き 扇面蒔絵(せんめんまきえ)高柳雄斎作
この五段重は、蓋が似まい付いています。五段を一度に使わず分けて使うときに便利に出来ています。
【商品データ】
定価 3,255,000円
寸法 W273 D273 H455 mm
素材 天然木 布着本堅地輪島塗
若島基京雄(わかしまきみお)
全国を行商して歩いた祖父・父は、旅先で大変可愛がって頂き、現在でも祖父・父を知るお得意さまが多数ございます。
祖父・父は、「物がなくても売る」達人 営業マンでした。
お客様の前で輪島塗の器の仕上がりのイメージを、すらすらと絵に描いて見せ、仕上がった見本が無くても注文を取りました。器の形や色、蒔 絵・沈金の模様まで、その場で細かくうち合わせができ、仕上がった品は、大変お喜び頂いたそうです。
私もそうなりたいと、自己流ながら勉強し、輪島の技法の全てを頭にたたき込み、
お客様の求める物のイメージを形にしたい、と思っています。
現在は、器物の 形から、蒔絵・沈金の図案までお客様のご要望に合わせ、
自分で作図して制作にあたります。
頭の中で見える仕上がりの姿を、木地師から蒔絵・沈金師に細かく 指定し、
喜ばれる、そして末永く愛して頂ける輪島塗を生み出していきたいと考えております。
輪島漆器商工業協同組合 監査役
石川県輪島漆芸美術館 友の会 事務局長
合気道 奥能登合氣会 会長
輪島漆器大雅堂株式会社 代表取締役