塗師屋の子供たち「輪島塗で自炊も楽し」
お天気がいいと日中はまだ、汗ばむ陽気ですが、朝夕は涼しくなり、秋を感じられる頃となりました。
いよいよエアコンも不要になりましたし。
娘に、荷物のついでに、大根を送りました。
大根を煮る
大根をおでん風に煮てみる、と、はりきっていましたw
そしたら、まあ、大変で大変で、作り方の説明が(笑)
見るとやるとでは、大違い。
娘は一人で暮らしてみて、今までできると思っていたけれど、いざやってみるとできない事が沢山ある事にきがついたようです。
大根煮る事も、そのひとつ。
皮むきで皮をむくのか? から始まって(笑)
私と娘の会話(笑)です。
みりんは、どのくらい入れるのか?
ちゅーっっと入れる、と言ったのが悪かった(笑)
主婦の勘を、文字にして伝えるのは難しいです。適当だからw
時間的に私が少し忙しく、ほおっておいたら、それでもちゃんとできたようです。
大根、いい色に煮えていますw
ちなみに、今日の主食は、「チーズレタス」だそうです!?
肉じゃがのさつまいも(五郎島金時)バージョンで、肉抜きの小皿も添えてありました。
五郎島金時
五郎島金時は、金沢の五郎島地区で栽培されるさつまいもで、「加賀野菜」の一つに認定されています。
繊維が少なくホクホク系で、甘味が強い肉質が特徴だそうです。
寒くなってくると、楽しみがあります。
五郎島金時の小さいものを、塩を振りかけてアルミホイルに包んで、ストーブの上に乗せてぉくと、美味しい焼き芋になりますー!
甘いいい香りがふわーーっとしてきますw
娘の部屋はオール電化だから、ストーブはありませんが、トースターでも焼けますね。
しかし、レタスこんなに食べられるのかしら。
チーズとレタスを一緒に食べるのが、オレ流の流行り(笑)だそうです。
朝夕は、寮の美味しいご飯があるので、お昼は「はっぱ」でも、大丈夫ですw
全国を行商して歩いた祖父・父は、旅先で大変可愛がって頂き、現在でも祖父・父を知るお得意さまが多数ございます。
祖父・父は、「物がなくても売る」達人 営業マンでした。
お客様の前で輪島塗の器の仕上がりのイメージを、すらすらと絵に描いて見せ、仕上がった見本が無くても注文を取りました。器の形や色、蒔 絵・沈金の模様まで、その場で細かくうち合わせができ、仕上がった品は、大変お喜び頂いたそうです。
私もそうなりたいと、自己流ながら勉強し、輪島の技法の全てを頭にたたき込み、
お客様の求める物のイメージを形にしたい、と思っています。
現在は、器物の 形から、蒔絵・沈金の図案までお客様のご要望に合わせ、
自分で作図して制作にあたります。
頭の中で見える仕上がりの姿を、木地師から蒔絵・沈金師に細かく 指定し、
喜ばれる、そして末永く愛して頂ける輪島塗を生み出していきたいと考えております。
輪島漆器商工業協同組合 組合員
石川県輪島漆芸美術館 友の会 事務局長
合気道 奥能登合氣会 会長
輪島漆器大雅堂 代表取締役