チャレンジコインとは
米軍や自衛隊において、共同訓練や様々なミッションの功績に対する感謝や仲間であることの証として、送りあう記念のメダルです。
感謝の言葉と共にこのコインを手の内に隠して握手をして相手に渡すのです。
相手は、手の感触に何だ?と思って握手のあと自分の手の平を見ます。
手の中にはこのコインがあります。そして、驚きの顔!
これこそサプライズプレゼントです。
すごくイカした格好いい習慣だと思います。
私たちは、普段の生活の中でも様々な人達と関わりを持ち、それぞれの目標に向かって課題や計画をこなしています。
家族のなかで、会社のなかで、企業間で、各種団体で、団体間で、様々なプロジェクトがあります。
お互いに認め合った素晴らしい仲間に対して握手と共にこのコインを贈る。
素晴らしい思い出になることと思います。
相手を認め、自分を認めることで、更なる自信につながり自分自身も成長するのです。
これは、記念であり、やり遂げた証です。
このコインを手に持ちじっと見ていると、渡された時のことがまざまざと蘇ります。
心に大きな自信がいっぱいに広がり、更なる困難なミッションにも立ち向かえることでしょう。
この度、航空自衛隊輪島分屯基地さまから依頼を受け、輪島に所在する基地の創立65周年の記念品に相応しいものとして、漆を使った木製のコインを製作させていただくことになりました。
模様はレーザー加工後、LG金粉仕上げ、そして、全体に拭き漆を施してあります。
表面の模様は、能登半島を龍の首に見立て、輪島レーダーサイトを龍眼としています。
レーダーの電波は、日本海の荒波で表現しています。
裏面は、高州山頂のレーダーサイトに、輪島市花の雪割草と情勢の変化に融通無碍に対応する象徴として雲を、国の平和と独立を守るという万古不易の象徴賭して星を散りばめました。
アクリルのケースの切れ込みにコインを差し込めば、コインを立てて飾ることが出来ます。
若島基京雄(わかしまきみお)
全国を行商して歩いた祖父・父は、旅先で大変可愛がって頂き、現在でも祖父・父を知るお得意さまが多数ございます。
祖父・父は、「物がなくても売る」達人 営業マンでした。
お客様の前で輪島塗の器の仕上がりのイメージを、すらすらと絵に描いて見せ、仕上がった見本が無くても注文を取りました。器の形や色、蒔 絵・沈金の模様まで、その場で細かくうち合わせができ、仕上がった品は、大変お喜び頂いたそうです。
私もそうなりたいと、自己流ながら勉強し、輪島の技法の全てを頭にたたき込み、
お客様の求める物のイメージを形にしたい、と思っています。
現在は、器物の 形から、蒔絵・沈金の図案までお客様のご要望に合わせ、
自分で作図して制作にあたります。
頭の中で見える仕上がりの姿を、木地師から蒔絵・沈金師に細かく 指定し、
喜ばれる、そして末永く愛して頂ける輪島塗を生み出していきたいと考えております。
輪島漆器商工業協同組合 監査役
石川県輪島漆芸美術館 友の会 事務局長
合気道 奥能登合氣会 会長
輪島漆器大雅堂株式会社 代表取締役