あぜのきらめき
輪島の白米・千枚田という、日本海に向かう斜面に広がる、美しい棚田の風景です。
また、日本の棚田百選、国指定文化財名勝にも指定されています。
現在も昔ながらの農法で稲作が続けられている、能登の世界農業遺産の代表的な風景でもあります。(2011年6月に、日本で初めて世界農業遺産に認定されました)
その千枚田は、農閑期の間(今年は平成29年3月12日(日)まで毎日)に、棚田のあぜに21000個のソーラーLEDライトを設置し、日没からイルミネーションを楽しめる「あぜのきらめき」というイベントが行われています。
日没が近づき、あたりが暗くなるにしたがって、徐々にライトが点灯していって、暗くなるころにはすべてが点灯し、幻想的な風景が眼下に広がります。
写真をクリックしてください、イルミネーションが輝きます↓
このイルミネーションを生み出すソーラーLEDライト「ぺっとぼたる」は、すべてボランティアの手により、ひとつひとつ田んぼのあぜに、設置されました。
千枚田は田植えや稲刈りなどの農作業も、沢山のボランティアがお手伝いに来てくれ、絶景の保護に一役かってくれています。
また、田んぼのオーナー制度もあり、中には有名人の田んぼもあって、畦道を歩くとお名前の看板がある田んぼがあり、話の華が咲きます。
千枚田は道の駅になっていますが、日没前後や休日は、駐車場が大変混みあいます。輪島市内からのワンコインバスが運行されていますので、ご利用が便利です。
千枚田は、四季折々に様々な表情を見せてくれますので、どうぞ何度も輪島へ足を運んでくださいw
春。5月には水が挽かれた田んぼで、田植えが始まります。
空も高く、日本海は青く美しく輝き、風はさわやかです。日差しが田んぼの水面に映って、キラキラと、春の輝きです。
夏。段々と稲が成長し、緑の棚田と真っ青な海が絶景です。遠く水平線には入道雲の白。海からの潮風が、千枚田の美味しいお米をはぐくみます。
秋。たわわに実った稲の黄金色の千枚田を堪能してください。風になびいた稲は、風の通り道をみせてくれます。稲刈りには、沢山の人が集いにぎやかです。
冬。積雪で真っ白の千枚田もまた絶景。荒れる日本海は、暗いイメージですが、灰色の海と白い波しぶき、真っ白な棚田は幻想的な雰囲気です。
また、千枚田は夕日が美しく、カメラを持った方が沢山見られますよ。
ほんのいっとき、あたり一面オレンジ色に染まる様は、日常を忘れ、うっとり見とれてしまいます。
輪島にお越しの際には、千枚田をぜひお尋ねくださ~いw
千枚田の詳しいことや、交通・観光などの情報が満載、白米千枚田(輪島市公式HP)はこちらです
ライブカメラもありますよ。
全国を行商して歩いた祖父・父は、旅先で大変可愛がって頂き、現在でも祖父・父を知るお得意さまが多数ございます。
祖父・父は、「物がなくても売る」達人 営業マンでした。
お客様の前で輪島塗の器の仕上がりのイメージを、すらすらと絵に描いて見せ、仕上がった見本が無くても注文を取りました。器の形や色、蒔 絵・沈金の模様まで、その場で細かくうち合わせができ、仕上がった品は、大変お喜び頂いたそうです。
私もそうなりたいと、自己流ながら勉強し、輪島の技法の全てを頭にたたき込み、
お客様の求める物のイメージを形にしたい、と思っています。
現在は、器物の 形から、蒔絵・沈金の図案までお客様のご要望に合わせ、
自分で作図して制作にあたります。
頭の中で見える仕上がりの姿を、木地師から蒔絵・沈金師に細かく 指定し、
喜ばれる、そして末永く愛して頂ける輪島塗を生み出していきたいと考えております。
輪島漆器商工業協同組合 組合員
石川県輪島漆芸美術館 友の会 事務局長
合気道 奥能登合氣会 会長
輪島漆器大雅堂 代表取締役