塗師屋の子供たち「輪島塗で自炊も楽し」
今回は、自炊ではなく、母の日のプレゼントです。
母の日の翌週に、娘から贈り物が届きました。
翌週??? ま、いいか(笑)
綺麗な虹の7色の紅茶だそうです。
天然の色素で色づけされた、ハーブティーが1杯分づつ、全部で7袋はいっていました。
どんな感じか想像がつかず、良くわかりませんでしたが、なんだかもったいなくて、あけられません。
でも、興味津々、やっぱり飲んでみようw
わーー、本当に赤い!
時間が経てばたつほど、お茶が濃く赤くなっていきます。
はなやかだわーーw
娘に写真を送ったら、「ガラスで飲めばよかったのに」
えええ!!
それはそうだ。
熱いお湯を入れるから、と、普段使っているカップで飲んでしまった。
本当にきれいな、青い紅茶
その次に飲んだのは、青。
とてもすがすがしい天気の日に、青のお茶をいれてみました。
とてもきれいでした。
あとは、娘が帰ってきたら、一緒に楽しもうと、とっておくことにしました。
全国を行商して歩いた祖父・父は、旅先で大変可愛がって頂き、現在でも祖父・父を知るお得意さまが多数ございます。
祖父・父は、「物がなくても売る」達人 営業マンでした。
お客様の前で輪島塗の器の仕上がりのイメージを、すらすらと絵に描いて見せ、仕上がった見本が無くても注文を取りました。器の形や色、蒔 絵・沈金の模様まで、その場で細かくうち合わせができ、仕上がった品は、大変お喜び頂いたそうです。
私もそうなりたいと、自己流ながら勉強し、輪島の技法の全てを頭にたたき込み、
お客様の求める物のイメージを形にしたい、と思っています。
現在は、器物の 形から、蒔絵・沈金の図案までお客様のご要望に合わせ、
自分で作図して制作にあたります。
頭の中で見える仕上がりの姿を、木地師から蒔絵・沈金師に細かく 指定し、
喜ばれる、そして末永く愛して頂ける輪島塗を生み出していきたいと考えております。
輪島漆器商工業協同組合 組合員
石川県輪島漆芸美術館 友の会 事務局長
合気道 奥能登合氣会 会長
輪島漆器大雅堂 代表取締役