塗師屋のこどもたち、輪島塗で自炊も楽し
ついにここまできたか!
とうとう息子は、かつおだしを取るようになりました!!
初めての自家製かつお出汁を使った料理は、だしまき卵!
出汁がうまいと、塩分も少なくて済みますね。
出しを取った後の鰹節は、ふりかけにしたそうです、立派!
なかなかうまくできています。
おいしそうですー
輪島塗の皿が、少し深めなので、出し巻き卵が曲がってしまいましたが、焦げずにきれいに焼けていますね~
大根おろしとは、凝りだすと止まらないのは、お父さんゆずりでしょうか(笑)
あと、味噌汁に。
それから餃子。素晴らしい献立ですねー、まいった(笑)
息子いわく、自家製かつおだしの生活になれたら、もう顆粒や液体の既製品の出汁には戻れないんだとか!
簡単ですごくおいしいし、栄養もある、必要ないものは入っていない、、、いいことづくめ。
わかってはいるんです、母も。
すみませんーーー。
母よりも素晴らしい息子の自炊(涙)
全国を行商して歩いた祖父・父は、旅先で大変可愛がって頂き、現在でも祖父・父を知るお得意さまが多数ございます。
祖父・父は、「物がなくても売る」達人 営業マンでした。
お客様の前で輪島塗の器の仕上がりのイメージを、すらすらと絵に描いて見せ、仕上がった見本が無くても注文を取りました。器の形や色、蒔 絵・沈金の模様まで、その場で細かくうち合わせができ、仕上がった品は、大変お喜び頂いたそうです。
私もそうなりたいと、自己流ながら勉強し、輪島の技法の全てを頭にたたき込み、
お客様の求める物のイメージを形にしたい、と思っています。
現在は、器物の 形から、蒔絵・沈金の図案までお客様のご要望に合わせ、
自分で作図して制作にあたります。
頭の中で見える仕上がりの姿を、木地師から蒔絵・沈金師に細かく 指定し、
喜ばれる、そして末永く愛して頂ける輪島塗を生み出していきたいと考えております。
輪島漆器商工業協同組合 組合員
石川県輪島漆芸美術館 友の会 事務局長
合気道 奥能登合氣会 会長
輪島漆器大雅堂 代表取締役