二段重箱(7寸入隅型)溜呂色 234,300円(税込)

二段重箱(7寸入隅型)溜呂色

二段重箱(7寸入隅型)溜呂色

入隅型の重箱は輪島漆器大雅堂のオリジナルの形状です。

様々な工夫を凝らした美しく格調高い重箱です。

隅に曲面をつくり、漆の美しさを一層引き立てる重箱に

隅に曲面をつくり、漆の美しさを一層引き立てる重箱に

重箱の角にも工夫を凝らしました。

漆は平面ばかりでなく、曲面部分があると、光の反射が違って美しいものです。この二段重箱は、重箱の角に曲面をつくり、表情豊かな重箱に致しました。

この、ひと手間かかるこまやかな細工がとても美しいのです。

重箱の内側は鮮やかな朱塗り

重箱の内側は鮮やかな朱塗り

溜塗(ためぬり)は、落ち着いた色合いでありながら、漆が薄くのる端々は朱が透けて美しく、無地でも人気の塗りです。

また溜塗は、黒や朱塗りより、1回多く手間がかかります。

はじめに朱漆を塗り、次に朱合漆(しゅあいうるし)という

べっこう色の漆を塗っているからです。

※溜塗(ためぬり)とは

溜塗りとは、中塗りに朱漆を塗り、上塗りに朱合い漆という半透明の漆をぬる技法。

漆は時間が経つにつれて透明度が増してくる、という特性を生かし、

中塗りの朱が、漆が薄くのる縁(端、角など)のほうから透けて、

落ち着いた中にも華やかさのある雰囲気をかもします。

経年の変化を、逆に楽しみにしていただきたいものです。

四隅がまるで、花びらのように

四隅がまるで、花びらのように

輪島塗の無地の重箱は、漆本来の美しさが引き立ち、和でも洋の空間でも存在感を発揮するでしょう。

2iri1-6

輪島塗の、まるで鏡のような美しい光沢は、呂色しあげという艶上げの工程で生まれます。

艶を上げる工程は、上塗りのあと、炭で研いで表面を平らにし、細かい粒子の磨き粉で表面を美しく整え、うすく漆を塗って硬化させ、職人が手で磨いて艶を出す技法です。炭で研いだ「傷」に漆が入り、塗面がより均一になり、美しく輝くのです。

美しいだけでなく、機能的でもあります。手で持った時に手跡がつきますが、呂色仕上げを施してあれば、柔らかい布でさっと拭けばきれいになりますから、使いやすいです。

凝った細工の格調高い「足」

凝った細工の格調高い「足」

重箱の裏面は黒塗です。

足は、裏面の角4点で支える形に工夫していますので、下に手がかかり持ちやすいです。また、裏面が擦れて傷がつくことがありません。

大きくて、たっぷり入る重箱ですので、機能的に考えて作りました。

形も格調高く美しいですね。

2iri1-10

2iri1-11

輪島塗二段重箱 7寸は重厚で格調高い重箱

輪島塗二段重箱 7寸は重厚で格調高い重箱

二段重箱(7寸入隅型)溜呂色

二段重箱(7寸入隅型)溜呂色

二段重箱(7寸入隅型)溜呂色 234,300円(税込)

寸法:幅21.3cm 奥行21.3cm 高さ13.3cm

ショッピングサイトはこちら

在庫状況や、納期など、お気軽にお問い合わせくださいませ。
お問い合わせはお気軽に、こちらからどうぞ