軍配 鳳凰蒔絵 1,386,000円(税込)
相撲の行司が、勝ち名乗りを上げる折に使うのが、軍配(ぐんばい)です。
軍配が上がることは、勝つことで、大変縁起が良く、軍配は商売繁盛や、男子誕生を祝う飾り物としても、人気が有ります。
輪島塗 軍配は、特注制作の場合、両面にお好きな言葉を「蒔絵」にて描き仕上げます。
「商売繁盛」「天下太平」など、なんなりと。
写真の軍配は、「家内安全」「商売繁盛」と描いています。
高蒔絵で、隆々と盛り上がる文字は、運気が上がる描き方です。
お店の名前を入れても喜ばれます。
金具のように見える部分も金属製の金具は一切使用せず、蒔絵で飾りを施しています。
金具を取り付けると、長い年月の間に、錆が来たり、傷んだりしがちですが、蒔絵で描いていますので、いつまでも美しく、メンテナンスや修理も可能です。
大変立派な床飾りになります。
縁起の良い贈り物にも喜ばれております。
変わったものが欲しいとお探しの方にも、お勧めの輪島塗の軍配です。
梨子地のい技法で描かれた鳳凰は、瑞鳥です。
鳳凰は、西洋でいう「不死鳥」にあたる、縁起の良い空想上の鳥。
すべての鳥の始まりとされ「百鳥の祖」といわれます。
鳳凰は、良いことが訪れる時、瑞兆としてこの世にあらわれる、といわれる、
吉祥を運び来る、おめでたい鳥です。
輪島塗 軍配 鳳凰蒔絵 1,386,000円(税込)
寸法:長さ44cm 幅20cm 直径2cm 桐箱入り
若島基京雄(わかしまきみお)
全国を行商して歩いた祖父・父は、旅先で大変可愛がって頂き、現在でも祖父・父を知るお得意さまが多数ございます。
祖父・父は、「物がなくても売る」達人 営業マンでした。
お客様の前で輪島塗の器の仕上がりのイメージを、すらすらと絵に描いて見せ、仕上がった見本が無くても注文を取りました。器の形や色、蒔 絵・沈金の模様まで、その場で細かくうち合わせができ、仕上がった品は、大変お喜び頂いたそうです。
私もそうなりたいと、自己流ながら勉強し、輪島の技法の全てを頭にたたき込み、
お客様の求める物のイメージを形にしたい、と思っています。
現在は、器物の 形から、蒔絵・沈金の図案までお客様のご要望に合わせ、
自分で作図して制作にあたります。
頭の中で見える仕上がりの姿を、木地師から蒔絵・沈金師に細かく 指定し、
喜ばれる、そして末永く愛して頂ける輪島塗を生み出していきたいと考えております。
輪島漆器商工業協同組合 組合員
石川県輪島漆芸美術館 友の会 事務局長
合気道 奥能登合氣会 会長
輪島漆器大雅堂株式会社 代表取締役