ご祝儀・お祝いなど贈る心に華を添える、輪島塗袱紗盆は両面使い家紋入り
袱紗(ふくさ)盆は、ご祝儀やお祝いなどを持参するときに、金封をのせて、風呂敷や袱紗で包んで使う盆です。金封を包んで持参し、先方で包みを開いてお渡しします。
この袱紗盆は、両面使いですので、慶弔両方にお使いいただけます。
オーダーで、家紋や家名を金蒔絵してお届けいたします。
家紋入り袱紗盆は、嫁ぐお嬢様のお道具に加えていただきたい、気の利いた親心。
桐箱入りです。
祝儀袋など金封を、カバンやスーツのポケットからむき出しのまま出したり、購入した時のセロハン袋に入れたまま出す人がいますが、これはマナー違反。
正式には袱紗(ふくさ)や風呂敷に包んで持参します。
そこでふくさ盆。袱紗(ふくさ)盆の使い方。
慶事は右包み。右が上になることから、右包みと呼ばれています。
ふくさ又は小ふろしきを斜めに置き、ふくさ盆にのせた金封を中央に置きます。
まずふくさの左を折り、次に上を折って重ねます。
さらに下を折り重ねます。(これは祝意を「受ける」という意味が込められています。)
最後に右側を折り重ねます。
弔事は左包み。左が上になることから、左包みと呼ばれています。
ふくさ又は小ふろしきを斜めに置き、ふくさ盆にのせた金封を中央に置きます。
まず右を折り、次に下を折って重ねます。
さらに上を折り重ねます。(これは哀しみに頭を「下げる」という意味が込められています。)
最後に左を折り重ねます。
輪島塗は、約600年の歴史を持つ、JAPANとも呼ばれる漆器の最高峰です。輪島塗のその工程は、23工程・124以上の手数を経て作り出され、堅牢さと優美さを兼ね備えた日本の誇る伝統工芸です。
600年の歴史は、脈々と今日に受け継がれ、数多くの職人達の腕に宿っています。
世界に誇る、輪島の技術と知識は、輪島塗の艶・手触り・口当たりの良さに現れ、人々を魅了し続けています。
輪島塗袱紗(ふくさ)盆は、人生にはつきものの慶弔時にかかせないもの。
慶弔時は、人生の節目、必ずやってくるもの、そのときにあわてないよう、準備してください。
袱紗(ふくさ)盆は、1枚あるととても重宝なもの。
家紋を入れた、格調高い袱紗(ふくさ)盆は、特別な日である慶弔時でのちょっとした心遣いを感じさせます。
輪島塗袱紗(ふくさ)盆は、ご注文をいただきましてから家紋を蒔絵致します。
家紋は間違いがあってはいけませんので、よく確認させていただいてから製作いたします。
お届けは、受注後約2週間です。
若島基京雄(わかしまきみお)
全国を行商して歩いた祖父・父は、旅先で大変可愛がって頂き、現在でも祖父・父を知るお得意さまが多数ございます。
祖父・父は、「物がなくても売る」達人 営業マンでした。
お客様の前で輪島塗の器の仕上がりのイメージを、すらすらと絵に描いて見せ、仕上がった見本が無くても注文を取りました。器の形や色、蒔 絵・沈金の模様まで、その場で細かくうち合わせができ、仕上がった品は、大変お喜び頂いたそうです。
私もそうなりたいと、自己流ながら勉強し、輪島の技法の全てを頭にたたき込み、
お客様の求める物のイメージを形にしたい、と思っています。
現在は、器物の 形から、蒔絵・沈金の図案までお客様のご要望に合わせ、
自分で作図して制作にあたります。
頭の中で見える仕上がりの姿を、木地師から蒔絵・沈金師に細かく 指定し、
喜ばれる、そして末永く愛して頂ける輪島塗を生み出していきたいと考えております。
輪島漆器商工業協同組合 組合員
石川県輪島漆芸美術館 友の会 事務局長
合気道 奥能登合氣会 会長
輪島漆器大雅堂株式会社 代表取締役