10.龍:レーザー彫刻 50,600円(税込)
輪島塗鞘(さや)+プロ仕様ペティナイフ
⑩龍:レーザー彫刻 50,600円(税込)
この龍は、京都市にある臨済宗妙心寺派・大本山妙心寺 の重要文化財:法堂(はっとう)の天井絵・雲龍図(狩野探幽作 )を模した図です。この龍を、レーザーで彫刻し、漆を入れて炭粉を固着させ仕上げています。
龍は、仏教の守護神として寺院や仏具に装飾され、絵画にも描かれて広まりました。
龍は、水神・万物の長・万物の守護神などとも言われ、超自然的な性格を形にしたものとして人々に親しまれる文様です。
仏教で龍は、仏伝の守護神であり、鳳凰(ほうおう)・麒麟(きりん)・亀(かめ)と並び、四瑞(しずい)と呼ばれ、古くから絵画や彫刻などの題材として多用されています。
また、龍は天子の象徴とされ、帝王の衣装には「龍文様」が、描かれました。
「鯉が滝を登って龍になる」という言い伝えもあります。
勇壮で迫力のある「龍(りゅう)」は、霊獣であり、自然をあやつる力さえ持つといわれます。
また、その計り知れない霊力は、強大で、姿は雄大であり、古来より人々の憧れをあつめ続けています。
富貴繁栄 立身出世 帝王 尊貴 幸福 強運、そんな思いを込め、古来より変わらぬ人気を誇るのが、「龍」文様です。
龍の図は、表裏に彫ってありますが、背の部分には模様はありません。
龍(レーザー彫刻)は、受注生産です
ご注文を頂いてから、職人があなたのために制作いたします。
お届けまで約1か月です。お手元に、霊獣「龍(レーザー彫刻)」が届くまで、楽しみにお待ちくださいませ。
若島基京雄(わかしまきみお)
全国を行商して歩いた祖父・父は、旅先で大変可愛がって頂き、現在でも祖父・父を知るお得意さまが多数ございます。
祖父・父は、「物がなくても売る」達人 営業マンでした。
お客様の前で輪島塗の器の仕上がりのイメージを、すらすらと絵に描いて見せ、仕上がった見本が無くても注文を取りました。器の形や色、蒔 絵・沈金の模様まで、その場で細かくうち合わせができ、仕上がった品は、大変お喜び頂いたそうです。
私もそうなりたいと、自己流ながら勉強し、輪島の技法の全てを頭にたたき込み、
お客様の求める物のイメージを形にしたい、と思っています。
現在は、器物の 形から、蒔絵・沈金の図案までお客様のご要望に合わせ、
自分で作図して制作にあたります。
頭の中で見える仕上がりの姿を、木地師から蒔絵・沈金師に細かく 指定し、
喜ばれる、そして末永く愛して頂ける輪島塗を生み出していきたいと考えております。
輪島漆器商工業協同組合 組合員
石川県輪島漆芸美術館 友の会 事務局長
合気道 奥能登合氣会 会長
輪島漆器大雅堂株式会社 代表取締役