52・2.4棗 秋野蒔絵 396,000円(税込)
◎こちらの商品は期間限定で「5万円」にてご紹介しております。
棗(なつめ)は、茶道に使われる茶入れです。
季節や催しに合わせて、さまざまな意匠の棗(なつめ)が使われ、
心を和ませてくれます。
何かと慌ただしい生活の中で、
お好きな棗(なつめ)で、心安らぐ至福のひと時、
そんなゆったりした時間は、心の栄養剤です。
外国のお客様には、この棗(なつめ)を、部屋の飾りや
小物入れ・アクセサリーケースとして
お使いになられる方がいらっしゃるとか。
そんな自由な発想でお楽しみいただくのも
また、良し。
秋の草花は、日本では好んで題材にされる風景です。
秋のそこはかとない物悲しい雰囲気は、心に響くものがあります。
また、いつか見た、懐かしいような風景は、
飽きの来ない美しい思い出のようです。
秋の草花の代表的な、花の中で最も精気のあるものとして、
延年長寿の薬とされた「菊」のほか、
様々な草花が描かれています。
棗の甲には、切金を張り込んだ後、金蒔絵を施します。
蒔絵の中で、意外と難しいのは、
ぐるっと回る曲線です。
蒔絵は、筆に漆をつけて、絵を描いて、金を蒔きます。
ぐるっと回る曲線は、どこかで継ぐにしろ、ひと筆で描くにしろ、
太さや強さを均一に滑らかに表現したいので、
気を抜けない、非常に難しいものです。
取扱いは簡単です。
棗(なつめ)のお手入れは、柔らかい布で拭いてください。
水洗い・水拭きも、もちろん大丈夫です。
輪島塗が一番苦手なのは、紫外線です。
紫外線にあたり続けると、漆は変質し、劣化します。
直射日光のあたる場所には長くおかないでくださいね。
長い間仕舞われる場合は、乾燥が苦手ですので、
部屋の乾燥しにくい、低い場所に、保管してください。
◎こちらの商品は期間限定で「5万円均一」にてご紹介しております。
↓下のオンラインショップに、専用買い物かごをご用意しています。
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若島基京雄(わかしまきみお)
全国を行商して歩いた祖父・父は、旅先で大変可愛がって頂き、現在でも祖父・父を知るお得意さまが多数ございます。
祖父・父は、「物がなくても売る」達人 営業マンでした。
お客様の前で輪島塗の器の仕上がりのイメージを、すらすらと絵に描いて見せ、仕上がった見本が無くても注文を取りました。器の形や色、蒔 絵・沈金の模様まで、その場で細かくうち合わせができ、仕上がった品は、大変お喜び頂いたそうです。
私もそうなりたいと、自己流ながら勉強し、輪島の技法の全てを頭にたたき込み、
お客様の求める物のイメージを形にしたい、と思っています。
現在は、器物の 形から、蒔絵・沈金の図案までお客様のご要望に合わせ、
自分で作図して制作にあたります。
頭の中で見える仕上がりの姿を、木地師から蒔絵・沈金師に細かく 指定し、
喜ばれる、そして末永く愛して頂ける輪島塗を生み出していきたいと考えております。
輪島漆器商工業協同組合 組合員
石川県輪島漆芸美術館 友の会 事務局長
合気道 奥能登合氣会 会長
輪島漆器大雅堂株式会社 代表取締役