飾り皿・恵比寿大黒蒔絵(尺3)968,000円(税込)
寸法 直径約39cm(尺3) 厚み約5cm
恵比寿大黒の二人の神様が、仲良さそうに描かれた飾り皿。
美しい色漆で、色鮮やかに表情豊かに描かれた飾り皿「恵比寿大黒蒔絵」は
幸せをどっさり運んで来てくれるような気がします。
恵比寿様は海の守り神で豊漁や船の安全を司るとされ、
やがて商売繁盛の神としても信仰されるようになりました。
大黒様は、台所の神。五穀豊穣や財運向上などにご利益があるとされ、
宝くじの売り場などでも目にする神様です。
飾り皿「恵比寿大黒蒔絵」
恵比寿様、大黒様は、七福神に数えられる
福の神の代表です。
ふくよかな恵比寿大黒が、満面の笑みをたたえ、仲良く手にした巻物を眺めています。
こちらまで笑みがこぼれるような、なんとも微笑ましい
おめでたい図柄です。
背景には梨子地の技法も用いて、立体感のある蒔絵になっています。
蒔絵は、色研ぎ出し蒔絵。
金だけでなく、色鮮やかな色漆を用いて、美しく描き出されています。
飾り皿は、曲面ですので、光の当たり具合が変わります。
色研ぎ出し蒔絵は、光の加減で、色の見え方が変わり、
大変美しく、また、それだけに高度な技術を要します。
残念ながら写真では、研ぎだしの美しさが良くわかりませんが、
光線の当たり具合により、たとえば「鯛」は赤く見えたり金に輝いて見えたり、
神様の御顔も神々しく輝いて見えたりするんです。
なんといっても難しいのは、神々の表情。
なんとも福々しい、いい神様になりました。
思わず笑みがこぼれるような、楽しげな蒔絵です。
福を沢山呼びこんでくれそうですね。
飾り皿は、床の間や書院、玄関や仏間、どこにでも気軽に飾って頂けます。
ご自分の一番安らげる場所に、飾ってください。
飾るのも収納にも手間がかかりませんので、
季節ごとの入れ替えや、行事にちなんだものなど、
手軽に模様替えをお楽しみ頂けますね。
お掃除の際にも、輪島塗は軽いので、移動が簡単に出来、掃除の邪魔になりません。
飾り皿は、贈り物にも人気があります。
何枚合っても、気分次第で取り替えて飾って楽しむことが出来ますので、
大変喜ばれております。
新築やご栄転、叙勲、記念品など、おめでたい場面では、特に喜ばれます。
海外のお客様への贈り物にも、よくお使い頂き、喜んで頂いております。
ご家族の記念日にも、特別な思いを模様にして、特別注文を承ることも有ります。
寸法 直径約39cm(尺3) 厚み約5cm
飾り皿・恵比寿大黒蒔絵(尺3) 968,000円(税込)
この寸法は、受注製作です。納期はお気軽にお問い合わせ下さい。
ご注文・お問い合わせはお気軽に、こちらからどうぞ
同じ蒔絵の少し小さい飾り皿もあります。こちらでご紹介しています。
飾り皿・恵比寿大黒蒔絵(尺1) 880,000円(税込)→在庫ございます
取り扱いは簡単です。
飾り皿 鉄線蒔絵のお手入れは、柔らかい布で拭いてください。
水洗い・水拭きも、もちろん大丈夫です。
輪島塗が一番苦手なのは、紫外線です。
紫外線にあたり続けると、漆は変質し、劣化します。
直射日光のあたる場所には長くおかないでくださいね。
長い間仕舞われる場合は、乾燥が苦手ですので、
部屋の乾燥しにくい、低い場所に、保管してください。
しかし、どんなに気をつけていても、
長い年月ご愛用いただくうち、使い傷はどうしてもついてしまいます。
使いなじんできただけに、修理して使い続けたいものです。
そんな時は、お気軽に修理のご相談を。
傷に応じて、御見積のうえ修理致します。
本堅地の輪島塗は、丈夫な下地に塗り重ねた輪島塗だからこそ、
痛みの度合いに応じて、工程をさかのぼって修理ができます。
輪島へお越しの際には、
大雅堂展示場を、お訪ねください。
大雅堂展示場は、輪島市街地より少し離れています。
立地条件から、観光のお客様にはあまりご縁がなく、
ご予約頂きました日時にのみ、鍵を開けてご覧頂いております。
当日の御予約も承ります。(担当者不在の際にはご容赦くださいませ。)
どうぞお気軽にご予約くださいませ。
心よりお待ち申し上げております。
電話 0768-22-0184
輪島塗は、約600年の歴史を持つ、JAPANとも呼ばれる漆器の最高峰です。
その工程は、23工程・124以上の手数を経て作り出され、
堅牢さと優美さを兼ね備えた日本の誇る伝統工芸です。
600年の歴史は、脈々と今日に受け継がれ、数多くの職人達の腕に宿っています。
若島基京雄(わかしまきみお)
全国を行商して歩いた祖父・父は、旅先で大変可愛がって頂き、現在でも祖父・父を知るお得意さまが多数ございます。
祖父・父は、「物がなくても売る」達人 営業マンでした。
お客様の前で輪島塗の器の仕上がりのイメージを、すらすらと絵に描いて見せ、仕上がった見本が無くても注文を取りました。器の形や色、蒔 絵・沈金の模様まで、その場で細かくうち合わせができ、仕上がった品は、大変お喜び頂いたそうです。
私もそうなりたいと、自己流ながら勉強し、輪島の技法の全てを頭にたたき込み、
お客様の求める物のイメージを形にしたい、と思っています。
現在は、器物の 形から、蒔絵・沈金の図案までお客様のご要望に合わせ、
自分で作図して制作にあたります。
頭の中で見える仕上がりの姿を、木地師から蒔絵・沈金師に細かく 指定し、
喜ばれる、そして末永く愛して頂ける輪島塗を生み出していきたいと考えております。
輪島漆器商工業協同組合 組合員
石川県輪島漆芸美術館 友の会 事務局長
合気道 奥能登合氣会 会長
輪島漆器大雅堂株式会社 代表取締役