輪島塗椀② 朱・宝相華沈黒 1客94,600円(税込)
極楽浄土に咲く美しい花とされる、想像上のまぼろしの花
宝相華(ほうそうげ)とは、椀に彫られている美しい花。
見たことがありそうでないような、、、それはそのはず、
宝相華とは、極楽浄土に咲く美しい花とされる、想像上のまぼろしの花です。
牡丹や石楠花(しゃくなげ)、芙蓉(ふよう)などを中心として、花の美しい要素を抽出して作り出された宝相華は、悟りの境地に達した美しい仏の姿を、花に見立てたもの。
現実の世界で、「この花のように心を開かせるように」と、宝相華は微笑みます。
この美しい花を、沈金の技術で椀に彫刻し、漆を薄く塗り固着させた技法が、沈黒です。
輪島塗椀② 朱・宝相華沈黒 1客94,600円(税込)
寸法:直径13.7cm 高さ10cm 1客桐箱入り
数量:限定3客
発送まで約1週間です。
「輪島塗を支える職人の技と心意気」はこちら
輪島塗は、多くの工程ごとに専門の職人が腕を振るい作り上げられています。
輪島漆器大雅堂の輪島塗製作は、沢山の職人とその心意気に支えられています。
漆器みがき布、あります。
柔らかく拭きやすい、洗って何度でもお使い頂ける漆器専用布です。
大切な輪島塗のお手入れに、毎日のお掃除に、大変重宝です。
若島基京雄(わかしまきみお)
全国を行商して歩いた祖父・父は、旅先で大変可愛がって頂き、現在でも祖父・父を知るお得意さまが多数ございます。
祖父・父は、「物がなくても売る」達人 営業マンでした。
お客様の前で輪島塗の器の仕上がりのイメージを、すらすらと絵に描いて見せ、仕上がった見本が無くても注文を取りました。器の形や色、蒔 絵・沈金の模様まで、その場で細かくうち合わせができ、仕上がった品は、大変お喜び頂いたそうです。
私もそうなりたいと、自己流ながら勉強し、輪島の技法の全てを頭にたたき込み、
お客様の求める物のイメージを形にしたい、と思っています。
現在は、器物の 形から、蒔絵・沈金の図案までお客様のご要望に合わせ、
自分で作図して制作にあたります。
頭の中で見える仕上がりの姿を、木地師から蒔絵・沈金師に細かく 指定し、
喜ばれる、そして末永く愛して頂ける輪島塗を生み出していきたいと考えております。
輪島漆器商工業協同組合 組合員
石川県輪島漆芸美術館 友の会 事務局長
合気道 奥能登合氣会 会長
輪島漆器大雅堂株式会社 代表取締役