輪島塗椀⑧ 東海道53次蒔絵 1客127,600円(税込)
歌川広重の東海道五十三次は、江戸の日本橋から、京都三条大橋までの宿場を中心とした景観や習俗を描いた有名な浮世絵です。
この東海道五十三次から取材して蒔絵に描いた椀は、絵替わりで4種類あります。
五十三次全部をそろえたい!とご希望の場合は、別途おあつらえいたしますので、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
椀の形は、亀甲型です。椀の表面を丸でなく、長寿の象徴である亀の甲羅を思わせる多角形に削っています。
塗りは、木地の木目を活かし風合いを感じさせる、温かみを感じさせる仕上げにしています。
蓋裏見返しの蒔絵はいずれも、金をふんだんに使用し、さまざまな技法を用いて描いた豪華な蒔絵。
波がしらには、青貝も使用しています。
外見は木目を感じさせる素朴でさえある椀の、蓋を開けると、豪華で美しい蒔絵があらわれるという、粋な趣向の椀です。
蓋裏の蒔絵は絵替わりです。実物は写真より美しいです(←いつもすみません)
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1.荒井・海上壱り半舟渡の図
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2.見附・天竜川の図
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3.宮・熱田浜の鳥居
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4.川崎・六郷の渡し舟
輪島塗椀⑧ 東海道53次蒔絵 1客127,600円(税込)
寸法:口径10.6cm 高さ11cm
「輪島塗を支える職人の技と心意気」はこちら
輪島塗は、多くの工程ごとに専門の職人が腕を振るい作り上げられています。
輪島漆器大雅堂の輪島塗製作は、沢山の職人とその心意気に支えられています。
漆器みがき布、あります。
柔らかく拭きやすい、洗って何度でもお使い頂ける漆器専用布です。
大切な輪島塗のお手入れに、毎日のお掃除に、大変重宝です。
若島基京雄(わかしまきみお)
全国を行商して歩いた祖父・父は、旅先で大変可愛がって頂き、現在でも祖父・父を知るお得意さまが多数ございます。
祖父・父は、「物がなくても売る」達人 営業マンでした。
お客様の前で輪島塗の器の仕上がりのイメージを、すらすらと絵に描いて見せ、仕上がった見本が無くても注文を取りました。器の形や色、蒔 絵・沈金の模様まで、その場で細かくうち合わせができ、仕上がった品は、大変お喜び頂いたそうです。
私もそうなりたいと、自己流ながら勉強し、輪島の技法の全てを頭にたたき込み、
お客様の求める物のイメージを形にしたい、と思っています。
現在は、器物の 形から、蒔絵・沈金の図案までお客様のご要望に合わせ、
自分で作図して制作にあたります。
頭の中で見える仕上がりの姿を、木地師から蒔絵・沈金師に細かく 指定し、
喜ばれる、そして末永く愛して頂ける輪島塗を生み出していきたいと考えております。
輪島漆器商工業協同組合 組合員
石川県輪島漆芸美術館 友の会 事務局長
合気道 奥能登合氣会 会長
輪島漆器大雅堂株式会社 代表取締役