輪島塗とは?工程や輪島塗とはどういうもの?など、輪島塗に関すること
○輪島塗の工程は、大きく23工程あります。そのひとつひとつには、細かな手仕事がいくつもあり、手数をかぞえれば百数十という、地道な作業があります。
銘々皿の出来るまでをご紹介致します。
○輪島塗(わじまぬり)の起源は?
輪島塗の起源については、従来より、「大陸渡来説」「根来塗伝播説」「合鹿椀(ごうろくわん)発展説」などの諸説が喧伝されてきたが、そのいずれにも確証がなく定かなところではない。
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○塗師屋(ぬしや)とは?
大雅堂のような塗師屋・ぬしやが、輪島には、輪島漆器商工業協同組合に加盟している塗師屋だけでも180軒を数えます。それぞれの輪島塗があるということ、実に楽しみな伝統工芸の町です。
では、塗師屋・ぬしやとは?
○あゆみ:輪島漆器大雅堂とは
輪島漆器大雅堂の、創業からのあゆみをご紹介しています。
○社長:若島基京雄のこと
大雅堂社長:若島基京雄の紹介です。よろしくお願い申し上げます。
若島基京雄(わかしまきみお)
全国を行商して歩いた祖父・父は、旅先で大変可愛がって頂き、現在でも祖父・父を知るお得意さまが多数ございます。
祖父・父は、「物がなくても売る」達人 営業マンでした。
お客様の前で輪島塗の器の仕上がりのイメージを、すらすらと絵に描いて見せ、仕上がった見本が無くても注文を取りました。器の形や色、蒔 絵・沈金の模様まで、その場で細かくうち合わせができ、仕上がった品は、大変お喜び頂いたそうです。
私もそうなりたいと、自己流ながら勉強し、輪島の技法の全てを頭にたたき込み、
お客様の求める物のイメージを形にしたい、と思っています。
現在は、器物の 形から、蒔絵・沈金の図案までお客様のご要望に合わせ、
自分で作図して制作にあたります。
頭の中で見える仕上がりの姿を、木地師から蒔絵・沈金師に細かく 指定し、
喜ばれる、そして末永く愛して頂ける輪島塗を生み出していきたいと考えております。
輪島漆器商工業協同組合 組合員
石川県輪島漆芸美術館 友の会 事務局長
合気道 奥能登合氣会 会長
輪島漆器大雅堂株式会社 代表取締役