輪島漆器大雅堂からのお知らせ


 
 

輪島塗なら輪島漆器大雅堂

 
360度パノラマ撮影!
輪島漆器大雅堂株式会社の展示場内の様子を、一階二階とも御覧頂くことができます。
正面中央の建物・えんじ色ののれんが入り口です。まずは、まっすぐお進みください。
 

 

 

【輪島塗PICK UP】おすすめ商品

「輪島塗(わじまぬり)」とは

縄文の昔より人類が使い続けてきた漆(うるし)は、人類の歴史の中で唯一、その堅牢さと美しさにおいて一万年の年月に耐えたことが実証された塗料であり、接着剤であると言えます。
現在、ここ石川県輪島の地で、連綿と守り伝え続けられる技術こそが、丈夫さ・美しさ・修理のしやすさを見事に兼ね備えた、先人の知恵の結晶「輪島塗(わじまぬり)」です。

輪島塗のあらまし

日本海の中央に大きく突き出した能登半島の突端に位置する輪島市は、現在の人口が3万人足らずの小さな街ですが、堅牢優美な漆器「輪島塗」の産地として、多くの人々にその名を知られています。輪島に輪島塗が発展してきた理由はさまざまあると考えられます。

まず、近隣にアテ、ケヤキ、漆、輪島地の粉(じのこ)などの漆器の素材となる良材が豊富にあったこと。早くから日本海航路の重要な寄港地として、材料や製品の運搬に便利であったことなどです。

しかし、その最も大きな理由は、輪島塗の生産・販売に携わってきた多くの人々が、輪島塗の品質に誇りを持ち、技術を磨き続けて今日まで受け継いできたことにあるといえるでしょう。今日も、輪島塗は100工程を超える丁寧な手仕事の積み重ねで作られています。 昔と変わらぬ工法は一見非効率とも思えますが、お客様の御注文に細やかに対応して高品質の漆器を納める為に、最も適応した製法であると言えましょう。

各工程に携わる職人が、長年にわたって試行錯誤を繰り返して決定した工程は、省力化の余地を見つける事ができないほどに合理的に洗練されたものなのです。その工程は、修理がしやすいように、とも考えられています。

修理やメンテナンスを施しながら、代々使い続けて頂きたい。輪島塗は、そんな漆器です。使い捨てが見直されている現代にこそ、輪島塗という選択を。

輪島塗の用途は食器から家具調度品まで幅広いです

輪島塗は堅牢優美で修理も可能なことから長く使える伝統的工芸品です。

輪島塗の食器は美しく丈夫なことから、日本食の食文化にもぴったりと適合します。金沢や加賀地方の料理は輪島塗の器で盛り付けると食卓が華やかになります。輪島塗の沈金や蒔絵の技法で飾られた食器は料理をよりいっそう引き立ててくれます。また、輪島塗の椀は保温性が高いことから温かい料理が冷めにくく提供できますので加賀料理のじぶ煮などの温度が微妙な料理にも適しています。また、飲み物の温度も一定に保ちやすいので高級料亭やフレンチでワイングラスやロックグラスなどに利用されることもあります。輪島塗の深い色合いは、お料理の色や香りを引き立ててくれますので料理人やシェフからも支持されています。

家具や調度品としては、座卓、テーブル、飾り棚、衝立など日本の様式美にあわせてさまざまな製品がございます。さらに、暮らしを彩る花器や茶器、棗などにも趣があるため根強い人気があります。最近では、名刺入れや蒔絵万年筆、ハローキティの手鏡などの現代的な製品も現れており、多様な楽しみ方があります。

輪島塗の偽物にご注意ください

最近、輪島塗の偽物が多数出回っています。また詐欺サイトも増えています。このような状況ですので、本物の輪島塗がなかなか伝わりにくくなっているのが悲しいです。

輪島塗の食器や家具は、日本の伝統工芸品であり高級感と耐久性があります。輪島塗かどうかを見極めることは、非常にむずかしいですが、基本的知識として次のことがあげられます。

・一般的な輪島塗は、弱い部分に布を貼り、漆を何層にも塗り重ねるため、塗り面は意外と厚くなります。
・特別な輪島塗には、木地が非常に薄く作られたものや、木地を使わずに布と漆だけで作られる乾漆などがあります。これらは、一見すると、合成樹脂で作られたものと見間違えることもあります。
・重さについては、塗り厚よりも木地自体の質や厚みによって左右されることが多いので、あまり気に掛けることはありません。輪島塗は色や質感が、自然で美しい漆器です。

また、輪島塗を選ぶ際には、信頼できる店舗やメーカーから購入することが大切です。

もしも不安に感じるようなことがあれば、輪島漆器商工業協同組合に相談されてはどうでしょうか。輪島塗は産地が石川県輪島市に集中してありますので、組合に問い合わせれば本物を作っている業者がかどうかがわかります。

もっと知りたい・輪島塗とは

上記のページには、輪島塗の詳細や輪島漆器商工業協同組合のことも紹介していますので参考にしてください。

1世紀に渡る伝統、卓越した技術、職人の心意気

輪島塗職人の熟練の技

320年分の経験から成る技術が、大雅堂のチカラです

8人もの熟練職人のリレーで成り立つ輪島漆器。平均40年の経験から、大雅堂の漆器はつくられています。輪島塗は23工程、その手数は124とも言われますが、すべて熟練したその道専門の職人による、分業制になっています。各工程の職人は、それぞれが「完成」したものを次の職人にゆだね、そうして工程は進んでいきます。 →詳しくはコチラ

輪島塗の蒔絵は高度な技術に支えられる

大切な輪島塗を永くご使用いただくために

製造販売、製造元塗師屋である大雅堂はいつでも「修理・塗り直し」が可能です。
また、輪島塗座卓を修理する方法ダイニングテーブルにリフォームする方法もございます。お気軽にお問い合わせくださいませ。

<お問い合わせ>
TEL:0768-22-0184 / FAX:0768-22-4808

輪島塗の職人

「次の職人に、迷惑をかけられん」

見えない下地が美しいからこそ、塗りが活きる。蒔絵が活きる。
沈金は「ノミ」だけで塗り面を掘る。真剣勝負で一発勝負。
「次の職人に、迷惑をかけられん」これが輪島塗職人の誇りです。
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職人紹介

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