2017/04/27 (木)
今年もツバメがやってきました。
にぎやかなさえずりが、春の訪れを感じさせてくれます。
輪島漆器大雅堂の展示場のトイレは、最近改装し、壁はクロス貼りになりましたが、その白い新しい壁に、つばめが巣造りをしようと、一生懸命に土や枝をくわえてきては、くっつけます。
つばめは、土や枝などに唾液をくわえて、巣をつくるそうですが、新しいクロスは汚れないように加工されているようで、ツバメが少しづつくっつける土が、ぽろりと落ちてしまうのです。
来る日も来る日もくっつけては落ち、くっつけては落ち。
少し違う場所にもくっつけては落ち、くっつけては落ち。
健気でかわいそうで、見ていられません。
そこで、社長に頼んで、新しい壁に巣の土台となる板を取り付けてもらいました。
これできっと、巣が出来るだろうと、楽しみにしていました。
翌日、出社してみると、ツバメは、ずっと前からある昨年ツバメがいた巣に入っているではありませんか! 社長の作った板でなく!!
という訳で、無事ツバメは巣を獲得し、そのうち可愛いヒナの声が聞こえ、にぎやかになることでしょう。
また、フンの始末に忙しくなりそうです。
ツバメの来る家は、繁盛するといわれるそうです。
あやかりたいものです。
社長の作った板は、汚れた壁と一緒に、思い出になりました(笑)
別のツバメの入居者を募集中ですw